今回は『ラザロ』の1話を見たので、あらすじや感想、考察、見どころなどを解説していきます。
設定も良くオシャレな雰囲気が漂う感じで、今後の展開に期待という1話でした!
前半はあらすじや見どころなどをネタバレなしで整理していくので、視聴を考えている方は参考にしてみてください。後半は感想や考察をしていくので、若干ネタバレが含まれます。
ラザロ1話のあらすじ・登場人物・見どころ
まずは1話の登場人物を整理した上で、あらすじと見どころをご紹介していきます。
- 1話の主な登場人物
- 1話のあらすじ
- とりあえずアクションがいい感じ
1話の主な登場人物
・スキナー博士
奇跡の鎮痛剤ハプナを開発した、アインシュタイン以来の天才。
・アクセル・ジルベルト
888年の刑期が残っている囚人。ノースポート刑務所に収監されている。ハプナ事件をきっかけに動き出す。
・ハーシュ
アクセルに面会しにきた謎の女性。
・ダグ
ハーシュの運転手。
1話のあらすじ
あらゆる痛みを緩和する万能鎮痛剤ハプナ。この薬により、世界から痛みによる苦しみは取り除かれたかに思われたが、開発者であるスキナー博士から衝撃の事実が告げられる。
それは、ハプナは体外に排出されることはなく、服用から3年後に突然変異を起こし服薬した人間を死に至らしめるというものだった。30日後に最初の被害者が出ることに加え、博士はこの副作用を止める特効薬を持っていることも明かされる。
この動画が公開された後、ハーシュはアクセルに助けを求めるため、ノースポート刑務所を訪れる。事象を知らないアクセルに、スキナー博士が公開した動画を見せ、事の深刻さを伝える。
アクセルの刑期は888年もあるため、素直に協力するかに思われたが上手くはいかず。。。
とりあえずアクションがいい感じ
主人公であるアクセルは、名前の通りとにかく激しく動き続けます!
逃げる時はパルクール全開と言った感じで、どこへでも自由に飛んでいきます。加えて、戦闘面もしっかりしており、パルクールにカポエラを掛け合わせたような動きで、相手を翻弄していきます。
1話の見どころは、そんなアクセルの憎めない性格とカッコいいアクションを、オシャレな雰囲気で楽しめるところにあります!!
ラザリ1話の感想と考察
ここからは、1話を見た感想や考察していきます!
- 設定はすごく良い
- セリフ回しは好みが分かれるかも
- 第七のラッパ吹きはそのままの意味?
- 今後はもう少し混乱していくはず
設定はすごく良い
- 痛みを感じなくなる鎮痛剤
- 服用すると3年後に突然死する
この2つの設定は、個人的にかなり好きな設定です!
設定そのものはシンプルながら、善悪やどんな世界になるのが良いかという価値観は人や考え方、おかれている状況によって変化していくので、いろんな見方で考えることができます。
こういうシンプルだけど核心をつくようなテーマがあると、それだけで作品に深さが生まれるので、今後が楽しみになります。
セリフ回しは好みが分かれるかも
全体的にオシャレな世界観ですが、セリフ回しは正直好みが分かれる気がします。
若干の厨二感と海外ドラマ感があり、寒いというか鳥肌が立つような感覚を覚えるのが何度かありましたw
見とけばなれるかもしれませんが、海外ドラマのオシャレな言い回しが苦手な人にはちょっときついかもしれません。
冒頭でダグがAIにどんな音楽をかけるか聞かれた際に答えた
悪魔に魂を売っちまった男みたいな曲
という言い回しは、厨二病設定の人かな?という程度でしたが、アクセルが脱獄した時のハーシュの
あっという間に飛んでったわ
まるで籠から出された鳥みたいにね
というセリフで、こういう世界観でいくのかと覚悟を決めましたw
ダグは雰囲気的に厨二病でも違和感ありませんが、ハーシュは真面目な人なんで、大真面目にポエム的なことを言ったんだと思います。
「まるで籠から出された鳥みたいにね」は流石に要らなかったです。あっという間に飛んで行ったという表現で、比喩として十分に機能しているため、籠から~は完全に蛇足に感じました。
ただ、これ以外は物凄く気になるくさい言い回しはなかったです。(この前提で見たからかもしれませんが)
第七のラッパ吹きはそのままの意味?
第七のラッパ吹きと言うのは言葉通り受け取ると
- 終わりの始まり
- 少なくとも人類の3分の1は死ぬ
というニュアンスが込められていると思います。
ハプナの特効薬を手にしてしまえば、3分の1も死なないと思うので、これもオシャレな言い回しをしたかっただけなのか、特効薬を手にしても3分の1は死んでしまう状況が確定しているというメッセージなのか、もう少し情報が明かされてから考えようと思います。
個人的には、後者の3分の1が死ぬことはほぼ確定しているという伏線であって欲しいです。
今後はもう少し混乱していくはず
仮に第七のラッパ吹きに対象者数の意味も含まれているとすると、ハプナの使用率が約3年で人類の3分の1にまで広がったことになります。
そうなると、もう少し混乱しても良さそうですが、動画が公開された当日だということも踏まえると、デマだと切り捨ててしまう人も多いはずなので、逆にこのくらいの混乱がリアルな気がします。
3日→1週間→10日・・・と日が進んでいくと、都市機能がマヒするような混乱に膨らんでいくと思います。
ラザロ1話のあらすじと感想・考察・見どころまとめ
- 1話のあらすじ
- スキナー博士が開発した万能鎮痛剤ハプナにより、世界から痛みがなくなったかのように思われた
- しかし、服用から3年後に服用者を突然死させるという衝撃の事実が明かされる
- 最初の被害者が30日後に出ることに加え、博士はその副作用を止める特効薬を持っているが分かる
- ハーシュはアクセル・ジルベルトに助けを求めるため、ノースポート刑務所を訪れる
- ハーシュが事の深刻さを伝えるも、アクセルは素直に言うことを聞かず。。。
- 1話の見どころ
- アクセルのカッコいいアクション(パルクールとカポエラを組み合わせたような動き)
- 憎めない性格やオシャレな雰囲気
- 感想・考察
- 設定は非常に良い
- 痛みを感じなくなる鎮痛剤と、服用3年後に突然死するという設定は、シンプルながらいろんな考えが浮かぶ
- セリフ回しは若干の厨二感と海外ドラマ感があり、人によっては寒いと感じるかもしれない
- 第七のラッパ吹きという言葉は、「終わりの始まり」「少なくとも人類の3分の1は死ぬ」というニュアンスがありそう
- 動画公開直後であることを考慮すると、現状の混乱はむしろリアルであり、都市機能が麻痺するような混乱に発展かも
- 全体として設定の良さから今後の展開に期待