話題のジャンプ漫画『カグラバチ』、もうチェックしましたか?
刀と妖術を使った迫力あるバトルが魅力のダークファンタジーですが、登場人物や設定の作り込みが凄く、気楽に読める作品ながら、読めば読むだけハマっていきます!
この記事では、カグラバチのあらすじをわかりやすくまとめつつ、7巻まで読んだ感想も紹介していきます。
「カグラバチってどんな話?」「読んでみたいけど雰囲気が気になる」「感想を知ってから読み始めたい」という方には特におすすめです。
ぜひ最後まで読んでみてください!
この記事でわかること
・カグラバチの基本的なあらすじと展開
・主要キャラクターの性格や関係性の紹介
・7巻まで読んだ感想や注目ポイント
・戦闘シーンや世界観の魅力について
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カグラバチのあらすじを章ごとに解説
まずは、カグラバチのあらすじを全体と省別にご紹介していきます。
ネタバレは最低限に抑えますので「カグラバチってどんな話?」と気になっている方も安心して参考にしてみてください!
- 全体のあらすじと世界観
- 序章-1巻:第1話〜第2話-
- 双城編-1巻~2巻:第3話〜第18話-
- 楽座市編-3巻~5巻:第19話〜第44話-
- 所有者暗殺編-5巻~:第45話〜最新話-
全体のあらすじと世界観
あらすじ
カグラバチは妖刀を巡って繰り広げられるダークファンタジーです。
18年前に終結した斉廷(さいてい)戦争時、六平国重(ろくひらくにしげ)という一人の天才鍛冶師によって打たれた6本の妖刀は、劣勢だった戦局を覆し平和な日本を取り戻すきっかけとなりました。
終戦後、6本の妖刀は国重の想いも汲み国重の手元で管理されることになりました。妖刀は、世界で唯一妖刀を打つことができる国重とともに、結界で厳重に管理されていました。
終戦から15年経過した日、毘灼(ひしゃく)と名のる謎の妖術師集団による襲撃を受け、6本の妖刀と国重の命が奪われてしまいます。国重の息子である千紘(ちひろ)は一命を取り留め、公表されていない7本目の妖刀” 淵天(えんてん)”を手に、復讐を誓います。
以上がざっくりとしたあらすじです。
世界観
次に世界観を見ていきましょう!
文明レベルは現代と同等ですが、戦闘方法が全く異なります。カグラバチでは銃火器による戦闘がほぼなく、基本的には刀と妖術を使って戦います。妖術があるから銃火器がないのか、銃火器を使うと逆に不利になるから登場しないのかは今のところ分かりません。
ただ、妖術を扱えるのが100人に1人であることを考えると、文明レベル的には銃火器が登場しても良さそうです。
序章-1巻:第1話〜第2話-
国重の息子であるチヒロは、国重のような刀鍛冶になるため、日々修行に勤しんでいました。
国重と古くから付き合いがある柴に話を聞かされることもあり、戦争時の父や妖刀の活躍を誇りに感じていました。そんな日常を壊すように毘灼が現れます。
妖刀が奪われ復讐に燃えるチヒロは、7本目の妖刀”淵天”を手に毘灼の情報を求め悪党の元に向かいます。
双城編-1巻~2巻:第3話〜第18話-
街で情報屋をしているヒナオに、妖刀の情報が入ります。
ヒナオの連絡を受けすぐに駆け付けたチヒロと柴でしたが、情報提供者として紹介されたのはいびきをかいて眠る小さな女の子でした。どうみてもいたずらにしか見えず落胆する2人でしたが、チヒロはシャルと名のるその女の子にお昼をご馳走することにします。
2人でご飯を食べていると、シャルを狙う妖術師が現れます。その妖術師は双城(そうじょう)という武器商人に雇われており、シャルが見たという妖刀の話が現実味を帯びることになります。
楽座市編-3巻~5巻:第19話〜第44話-
双城と戦う過程で、彼の背後に漣(さざなみ)家がいることが分かります。
漣家は日本最大の闇オークションである楽座市(らくざいち)の主催する家系で、実に二百年以上も守り続けてきました。
妖刀の1つがその楽座市に出品されることを知ったチヒロと柴は、漣家に接触し妖刀を奪い返そうと画策します。
一方で、日本の治安を守る神奈備(かむなび)も楽座市に出品される妖刀を取り戻すため動き出し、漣家はチヒロと神奈備という2つの組織から妖刀を狙われることになります。
所有者暗殺編-5巻~:第45話〜最新話-
妖刀には、ひとたび妖刀を振り所有者に選ばれると、その所有者が死ぬまで他人が使えなくなる命滅契約(めいめつけいやく)という縛りが存在しています。
その縛りのおかげで、毘灼に妖刀が奪われた後も日本の平和が保たれていました。
しかし、楽座市が閉幕した後、毘灼(ひしゃく)が本格的に行動を開始し、前所有者の暗殺を企てます。神奈備とチヒロは前所有者を守り、毘灼から妖刀を奪い返すため迎撃の準備を進めます。
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カグラバチの見どころと人気理由
ここからは、カグラバチが人気の理由について掘り下げていきます!
- 戦闘描写とオシャレな世界観
- 考察余地の多い展開
戦闘描写とオシャレな世界観
カグラバチは、鬼滅の刃や呪術廻戦、BLEACHなどに雰囲気が近く、その戦闘描写とオシャレでカッコいい雰囲気が人気の理由の1つでもあります。
妖刀や妖術を使ったバトルはとにかく大迫力で、スピード感・臨場感あふれる攻防は圧巻です。しかも、敵味方関係なく魅力的なキャラが次々と死んでいくため、バトル中の緊張感がすさまじく、常にハラハラしながら読み進められます。
考察余地の多い展開と納得度の高さ
カグラバチは、かなり練られたタイプの物語だと思います。
- 18年前に戦った敵
- 戦争の結末
- 毘灼(ひしゃく)
- 真打
- 雫天石(だてんせき)
まだ7巻ですが、大きな謎となっているものがこれだけ存在し、その多くが1巻登場時から触れられています。ストーリーの完成度については終わってみないと分かりませんが、7巻までを読んだ印象だと、話の幹となる部分はほぼ完成した状態だと考えています。
だからこそ、敵味方ともに違和感のある馬鹿な行動を取る人がおらず、ご都合主義と感じる描写がほとんどないのだと思います。
これだけ練られた作品であれば、とうぜん考察も読む楽しみの一つになってきます!
ストーリーがしっかりしている作品の最高傑作は進撃の巨人だと思っているので、進撃のように最後の最後まで納得感のある展開が続いていくことを期待してしまいます。
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魅力的なキャラクターや妖刀
次に、カグラバチの登場人物やカギとなる妖刀についてみていきましょう。
- 主な登場人物
- 中心となる組織
- 妖刀の力と謎
主な登場人物
六平 千鉱(ろくひら ちひろ)
本作の主人公。7本目の妖刀である「淵天(えんてん)」の所有者。国重の意思を継ぎ、奪われた6本の妖刀を取り返すため、毘灼を追いかける道を選ぶ。
六平 国重(ろくひら くにしげ)
チヒロの父。刀の一部として使うことで雫天石の安定化に成功し、世界で唯一妖刀を作り出すことができる日本一の刀匠。3年前の毘灼の襲撃で命を落とす。
柴 登吾(しば とうご)
元神奈備の妖術師。国重とは古くからの友人であり、終戦後に結界を張り国重や妖刀を守っていた。今はチヒロの復讐に加担し、妖刀6本を奪い返すことに尽力している。
ヒナオ
喫茶ハルハルで情報屋を営んでいる。柴とはもともと知り合いであり、チヒロが妖刀を奪い返すために、毘灼を追いかけることにも協力している。
鏡凪(きょうなぎ) シャル
さいきょうの刀を見たという謎の少女。武器商人である双城に追われており、チヒロたちが助けることに。
薊 奏士郎(あざみ そうしろう)
神奈備に所属する妖術師。柴や国重とは旧知の仲であり、組織に隠れてチヒロにも協力をしている。
香刈 緋雪(かがり ひゆき)
神奈備に所属する妖術師。神奈備の最高戦力と称され、チヒロから妖刀を奪い取る任務を受ける。
双城 厳一(そうじょう げんいち)
10年以上、神奈備のブラックリストに載る武器商人。シャルを狙い妖術師を送り込む。
漣 京羅(さざなみ きょうら)
漣家の当主であり、楽座市を仕切る主席競売人。代々、楽座市を守り開催することに命を懸けている。
漣 伯理(さざなみ はくり)
漣家の落ちこぼれ。双城との戦いに巻き込まれたことが縁で、チヒロと接点を持つことに。
幽(ゆら)
毘灼のリーダー。その目的や狙いは一切不明。
昼彦(ひるひこ)
チヒロと同年代の毘灼メンバー。紙を使った妖術を用いる。
漆羽 洋児(うるは ようじ)
妖刀” 酌揺(くめゆり)”の契約者。国獄温泉で匿われており、所有者暗殺編で最初に狙われる。
座村 清市(さむら せいいち)
妖刀” 飛宗(とぶむね)”の契約者。仙沓寺で匿われており、国獄温泉の次に狙われる。
中心となる組織
チヒロたち
チヒロと柴は独自に毘灼と妖刀を追いかけており、情報屋のヒナオや神奈備の薊などの協力を得ながら、戦いに身を投じている。
神奈備(かむなび)
日本の治安を守っている妖術師の組織。柴が元々所属していた組織であり、チヒロたちとは別に妖刀を追っている。
毘灼(ひしゃく)
国重から妖刀を奪った妖術師集団。4年ほど前から活動している精鋭集団で、その多くは謎に包まれている。
妖刀の力と謎
そもそも妖刀とは
妖刀とは、雫天石(だてんせき)を使って作られた武器であり、妖術師の力の源である”玄力(げんりょく)”を質・量ともに体内より多く保持できます。
妖刀以外にも雫天石を使った武器の製造や直接雫天石を使う実験が行われてきましたがどれも上手くいかず、妖刀だけが唯一雫天石を武器として使用可能にしています。
そのため、妖刀の契約者は通常の妖術師よりも高出力の攻撃を連発でき、妖刀なしでは太刀打ちできない強さを手に入れます。
淵天(えんてん)
チヒロが持つ7本目の妖刀。玄力を込めると金魚が現れます。金魚の種類によって攻撃が変わります。
刳雲(くれぐも)
名前の通り、玄力を込めると雲が現れ、雲に関連する攻撃を繰り出せます。
勾罪(まがつみ)
妖刀の中でも異質とされており、、玄力を込めると虫が現れます。
酌揺(くめゆり)
斉廷戦争で漆羽が使用していた妖刀。玄力を込めると花魁が現れます。
飛宗(とびむね)
斉廷戦争で座村が使用していた妖刀。玄力を込めると鳥が現れます。
7巻まで読んだ感想
最後に、カグラバチを7巻まで読んだ感想を軽くご紹介していきます。
ここからは、若干ネタバレが含まれますので、ご注意ください。
序章
最初の2話は主要キャラである国重・チヒロ・柴の関係性が描かれます。
特に、国重とチヒロの人柄や平和な日常、2人がどんな思いで刀と向き合っているのかが丁寧に描かれ、復讐に燃えるチヒロの心情が想像でき、感情移入しやすくなっています。
戦闘シーンも派手で分かりやすく、妖刀や妖術の戦いがどんなものか一瞬で理解できるようになっていました!
双城編
双城編は、カグラバチの世界観を決定づける話だったと思います!
死亡フラグは立っていましたが、対刳雲特選部隊がほぼ全滅したのは衝撃でした。。。
ただのかませ犬ではなく、しっかり見せ場も作り、瀕死になりながらもなんだかんだ生き残る流れだと思って読んでいましたが、双城含めあっけなく死が確定し、敵味方関係なくガンガン死んでいくタイプの作品だと覚悟しました。
双城のキャラクター的に、ワンピースのクロコダイルみたいな立ち位置になる気もしていたので、個人的にかなり残念でした。
楽座市編
楽座市編は王道展開で最高でした!
- 神奈備の最高戦力登場
- 落ちこぼれの覚醒
- 父や妖刀への疑念
- 毘灼の狙いが見え始める
- 永らく続いた悪習の終わり
- 一時的な同盟関係の成立
など次々と盛り上がる展開が続き、読み進める手が止まりませんでした。
しかも、謎の広がり方や伏線の貼り方も心地よく、ここからどう回収していくのかがとても楽しみになりました。
所有者暗殺編
所有者暗殺編は、座村に全部持っていかれました。
神奈備の勝ち筋が見えた状況で、これからどう展開していくのか気になっていましたが、無理やりな展開ではなく、敵味方両方の格を落とさずに新しい展開が作られたのは流石としか言いようがありません!
しかも、主人公の覚醒演出も始まっており、どんな成長を遂げるのか楽しみです。
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カグラバチのあらすじと感想の総括
カグラバチ7巻までを通して、物語のスピード感と練られた世界観にどんどん引き込まれました!
序盤の感情移入しやすい人物描写から始まり、双城編での衝撃展開、楽座市編の王道熱血展開、そして所有者暗殺編での急展開まで、一気に読み進めたくなる面白さがあります。今後の伏線回収や戦いの行方がますます楽しみです!!
カグラバチのあらすじのまとめ
- 全体あらすじと世界観
- 妖刀を巡る復讐劇が中心のダークファンタジー。
- 18年前の斉廷戦争で天才刀匠・六平国重が6本の妖刀を打ち、戦局を一変。
- 15年後、謎の妖術師集団「毘灼」により妖刀と国重が奪われる。
- 息子・千鉱(チヒロ)は7本目の妖刀「淵天」を手に復讐を誓う。
- 序章(第1話~第2話)
- 父の死と妖刀強奪事件が発端。
- 主人公・チヒロが復讐を決意し、動き始める。
- 双城編(第3話~第18話)
- 情報屋ヒナオの紹介で謎の少女シャルと出会う。
- シャルを狙う妖術師との戦闘から、裏にいる武器商人・双城の存在が明らかに。
- 楽座市編(第19話~第44話)
- 漣家が主催する闇オークション「楽座市」に妖刀が出品。
- 神奈備とチヒロたちがそれぞれ妖刀奪還を目指して激突。
- 所有者暗殺編(第45話〜最新話)
- 妖刀には所有者が死なないと他人が使えない「命滅契約」がある。
- 毘灼が前所有者の暗殺を画策、チヒロらが迎撃に出る。
カグラバチの感想と要点まとめ
- 戦闘描写が迫力満点で人気
- 妖刀や妖術を使ったバトルがスピード感&臨場感たっぷり。
- 敵味方問わずキャラが容赦なく死ぬ展開で緊張感が高い。
- 考察しがいのある深い物語構成
- 序盤から伏線が多く、謎が物語の根幹に絡んでいる。
- 無理のないキャラの行動と、ご都合主義のない展開が好印象。
- 最後まで納得感のあるストーリーが期待できる作り。
- 魅力的なキャラと設定
- 主人公チヒロの成長と復讐心に共感しやすい。
- 組織・神奈備、妖術師集団・毘灼など複数勢力が絡み物語に厚み。
- 妖刀の個性やビジュアル設定が魅力的(金魚・雲・花魁など)
- 読者の心を掴むドラマ性
- 父との絆、復讐への強い想いが序章から描かれていて感情移入しやすい。
- ヒナオやシャルなど、仲間との関係性も物語に彩りを加えている。