「魔男のイチって本当に面白いの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、今回は話題沸騰中の新感覚ファンタジー漫画『魔男のイチ(まだんのいち)』の魅力を徹底解説します。
魔法が“生きている”という斬新な世界観、個性豊かなキャラクターたち、そして心を揺さぶる熱いストーリー展開──連載開始から1年もたたずジャンプ読者の心を掴んだ理由をご紹介していきます。
あらすじや登場人物の紹介だけでなく、「なぜ魔男のイチが面白いのか?」という点を深ぼっていくので、気になっていた方はもちろん、読み始めるきっかけを探している方にもおすすめの内容です!
もちろん、ネタバレはありませんので、ネタバレNGの方も安心してみてほしいです。
もちろんです!この記事を読むことで得られるメリットは以下の4つです:
この記事のポイント
・魔男のイチのあらすじや世界観を短時間で把握できる
・主な登場人物と魔法システムの面白さが分かる
・作品が「面白い」と評価される理由を明確に理解できる
・魔男のイチを読むべきかどうか判断できる
魔男のイチは面白い?あらすじや基本情報を解説
まずは、魔男のイチのストーリーやキャラクターなど、基本的な情報を整理していきます。
- 読み方は『まだんのいち』
- 魔男のイチはどんな話?
- 主な登場人物
- 連載元や作者について
読み方は『まだんのいち』
魔男のイチは、『まだんのいち』と読みます。
『まおとこのいち』と勘違いしやすいですが、主人公のイチは魔女(まじょ)の男版だから魔男(まだん)と名乗っています。
魔男のイチはどんな話?
人と魔法が共生する世界。この世界の魔法は意思を持っており、人に危害を加える魔法と、危害を加えない魔法に大別されています。どちらのタイプであっても、魔法が課す試練をクリアすることで、その魔法を扱えるようになります。
試練のタイプはさまざまで、「心臓を止めろ」のように魔法と戦うタイプのものもあれば、「篝火(かがりび)を抱きしめ続ける」のようにその魔法と向き合い続けるタイプのもの、「胸につけている玉を盗め」のように戦闘と遊びが混ざったようなものなど多岐にわたります。
そうした試練に挑み、魔法を習得する人はいつの日か魔女と呼ばれるようになりました。
魔女と呼ばれる理由は2つ。1つは魔力を持っているのは女性だけであり、男性は魔法を扱うことはできないため。もう1つは、多くの女性は持っている魔力量は微量であり、魔力を使って動く道具は扱えても、魔法そのものは扱えないことです。
そんな中、偶然と必然が重なり、男性であるイチが魔法を扱えるようになります。その過程で出会った最強の魔女デスカラスと共に、人類に危害を加える反人類魔法(はんじんるいまほう)の討伐と習得の旅に出かけます。
あらすじ
人と魔法が共生する世界で、青年イチは狩猟で生計を立てていました。
普段は森の中で生活していますが、仕留めた動物を村に届けたり、村から依頼のあった動物を仕留めたりするなど、村人とは良好な関係を築いており、孤立無援とは縁遠い暮らしでした。
森が性に合っているというのもありますが、そんなイチが森での生活を辞めない理由は、森の主とも呼べる大きな生き物を狩ることを楽しみにしていたからです。
しかし、その生き物は動物ではなく、魔女協会が長年追い続けてきた魔法でした。
ある日、最強の魔女であるデスカラスを筆頭に、複数の魔女がその魔法を狩りに現れ、イチはその戦いに巻き込まれていきます。
主な登場人物
・イチ
世界初の魔法を使える男性となり、自身を魔男のイチと名乗る。デスカラスの部下となり、反人類魔法専門部隊の一員になる。
・デスカラス
深淵(しんえん)の魔女と呼ばれる、世界最強の魔女。
・キング・ウロロ
王の魔法と呼ばれており、イチや魔女協会が長年追い続けてきた魔法。
・マネーゴールド
黄金(おうごん)の魔女と呼ばれる、マンチネル魔女教会のトップ。
・シラベドンナ
追求(ついきゅう)の魔女と呼ばれる、魔女研(魔女及び魔法研究学部)の統括責任者。
・クムギ
マンチネル魔女協会で魔女研の一員として働いている。
連載元や作者について
週刊少年ジャンプで連載されており、2024年9月9日発売の41号で連載がスタートしています。
作者は、原作が西修先生、作画が宇佐崎しろ先生の2名体制になっています。
西修先生は『魔入りました!入間くん』などが代表作として知られており、原作だけでなく漫画の執筆もされています。一方で、宇佐崎しろ先生は、作画担当として多くの作品に携わっており『アクタージュ act-age』などが有名です。
魔男のイチは面白い!その魅力を徹底解説
ここからは、魔男のイチが面白い理由を徹底解説していきます。
- 魔法が生きていることが最大の魅力
- 死対死が純粋にかっこいい
- ジャンプの人気投票や口コミも絶好調
魔法が生きていることが最大の魅力
魔男のイチ最大の魅力であり、今後が気になって仕方ないポイントは魔法が生きていることです!
それによって、いろんな展開を想像してしまいますが、改めてまとめてみると次の4つがポイントになると思います。
- 魅力的なキャラクターが倍になる
- 魔法の習得方法が秀逸
- 魔法との相性や連携が期待できる
- ストーリー展開の幅が広がる
魅力的なキャラクターが倍になる
まずは単純な話ですが、カッコいい魔法や面白い魔法、かわいい魔法や怖い魔法など、魔女だけでなく魔法もキャラクターとして存在するため、好きになれるであろうキャラがたくさん期待できます。
魔法の習得方法が秀逸
次に、意思を持った魔法が自分の好きなように取得条件を決めているという設定が素晴らしいです。
魔法に好きになってもらう、魔法を討伐する、魔物が守る魔法の書を奪う、のように特定の条件にしてしまうと、どうしてもグダッてしまったり、インフレが加速するリスクが付きまといます。
魔法それぞれに条件を設定できることで見ていて飽きませんし、キャラと試練が魅力的であり続ける限り、作品が続いていく期待感があります。
魔法との相性や連携が期待できる
すでにウロロで匂わせのようなものはありますが、一定以上の力を持つ魔法は、取得された後も意思を持ち続ける可能性があります。
今は、取得されたら単なる魔法として使われる描写しかありませんが、今後は魔法との連携攻撃や魔力ではなく使用者によって能力の最大値が変わるなど、いろいろとギミックを用意できそうです。
ストーリー展開の幅が広がる
最期に、これまでのまとめのような感じですが、魔法の自由度を高めることで物語の方向性をいかようにも変えられるところも魅力です。
今は魔法との勝負がメインになっていますが、高難易度の魔法の探索や他の魔女協会との勝負など、イチたちが自由に冒険できる雰囲気が楽しみで仕方ないです。
死対死が純粋にかっこいい
主人公イチも個性的で魅力的ですが、個人的にはイチの信念である死対死(しついし)が凄く気に入っています。
人と動物の命を対等に捉えており、相手から殺意を向けられた時のみ、命を懸けた勝負をするという狩人らしい信念で、最高にかっこいいです。
大物を狩りたいという想いも相まって、狩人であるイチが魔男としてどのように成長していくかも楽しみです。
ジャンプの人気投票や口コミも絶好調
SNS上の評価も好調で、アニメ化を期待する声も上がっている新作のジャンプ作品です。
2025年4月8日時点では29話ジャンプで連載されており、平均掲載順は6.7位とかなり好調です。しかも、直近5回に絞ってみると2.6位とノリに乗っている作品と言えるでしょう!
また、単行本に対するAmazonの口コミも相当高く、2025年4月8日時点では1巻2巻ともに4.9点となっています。


魔男のイチは面白い?あらすじや魅力を徹底解説の統括
- 『魔男のイチ』は、「魔法が使えない世界で唯一魔法に選ばれた男」イチの物語
- タイトルは「まだんのいち」と読み、ジャンプ読者の間で徐々に注目を集めている話題作
- 魔法が意志を持つ存在として描かれ、イチは“魔法に認められた”ことで使えるようになる独自設定。
- イチの信念「死対死(しついし)」が作品の核心にあり、彼の選択と覚悟が物語に深みを与えている
- 魔法一つ一つに人格や性格が設定されており、「魔法×人間」の対話・契約がストーリーの軸
- 物語の広がりに自由度がある世界観が良い
- キャラクターたちは個性豊かで、主人公のイチを取り巻く仲間や敵も魅力的
- 今後の展開次第でアニメ化の可能性も期待される、要チェックの新作ジャンプ漫画