今回は『片田舎のおっさん、剣聖になる』の漫画7巻の感想や考察を、あらすじやみどころをご紹介していきます。
シュプールたちとの死闘を終えたベリルたちの、新たな挑戦と波乱を感じさせる7巻でした!
前半はこれまでの振り返りや7巻のあらすじ、見どころをご紹介し、後半では感想や考察をまとめていきます。
この記事の見どころ
・漫画7巻のあらすじやみどころをネタバレなしで知れる
・7巻の登場人物について整理されている
・全体だけでなく各話の感想や考察を読める
・発売日やページ数など6巻の掲載情報が分かる
片田舎のおっさん剣聖になる漫画7巻のあらすじ・登場人物とみどころ
まずは、漫画7巻のあらすじと登場人物を確認していきましょう。
- これまでの振り返り
- 漫画7巻のあらすじ
- 7巻の主な登場人物
- 新たな展開にワクワクが止まらない!
これまでの振り返り
片田舎の剣聖と呼ばれていたベリルは、レベリオ騎士団で剣術指南役をすることに。ミュイという魔力持ちの少女との出会いをきっかけに、宵闇の魔手という盗賊団のアジトに乗り込み壊滅させてしまう。
盗賊団のバックにスフェン教の司教がいたことが分かるも、隣国との関係や証拠がないことで手を出せずにいた。しびれを切らしたベリルとミュイは、証拠を掴むため、奇しくも同じタイミングで侵入してしまう。
あえなく侵入がバレた二人は、司教が組織した強力な私兵団に苦しめられ、ミュイを連れ去られてしまう。逃げられたと失望するベリルの前に、クルニとフィスが駆けつけ、再び追いつくことに成功する。
3人はそれぞれ強敵を打ち倒すことに成功するも、ベリルの傷は特にひどく、その場に倒れ込んでしまうことに。
漫画7巻のあらすじ
病室で目覚めたベリルは、アリューシアから無事に事件が解決したことを伝えられひとまず安堵することに。
いつもの日常にそれぞれが戻る中、ベリルは複雑な思いを抱えていた。
一方、ヘリカを埋葬できたミュイは、自分の中でけじめをつけることができ、ルーシーの勧めで魔術師学院に通うことに。
7巻の主な登場人物
レベリオ騎士団
・ベリル・ガーデナント
本人に全く自覚はないが、片田舎の剣聖と呼ばれており、アリューシアの働きかけで、レベリオ騎士団の剣術指南役をしている。ミュイとの出会いをきっかけに、黒幕の確保に動き出す。
魔法師団
・ルーシー・ダイアモンド
王国魔法師団の師団長。王国最強の魔術師であり、フィッセルに魔法を教えた師匠でもある。ミュイに魔術師学院に通うことを進める。
・フィッセル・ハーべラー
王国魔法師団のエースで、ベリルの元教え子。愛称はフィス。剣術と魔法を組み合わせた戦い方が得意。
バルトレーン魔術師学院
・ミュイ・フレイヤ
ヘリカ・フライヤを見つけ出し、心の中で折り合いをつけることに成功する。ルーシーの勧めを受け、魔術師学院で本格的に魔術を学ぶことに。
・ファウステス・ブラウン
バルトレーン魔術師学院の教頭。ルーシーの弟子で、魔法師団の元エース(師団長の次に強い人の総称)。過去の経験から、剣魔法を嫌っている。
・フレドーラ・エネック
魔術師になりたかったが、魔力が少ないこともあり、剣魔法の道を勧められる。
新たな展開にワクワクが止まらない!
正直、5巻から6巻への盛り上がりがすごかったので、7巻にはそれほど期待していませんでした。ですが、良い意味で予想を大きく裏切られます!
というのも、一般的な物語では大きな戦いが終わった後はプロローグ的な展開が続き、新たな展開の幕開けを予感させたところで「次巻へ続く…」となることが多いですよね。
加えてベリルは、すでに作中トップクラスの強さを誇っており、同等の実力を持つシュプールとの死闘を終えたばかりです。そんな状況であれば、7巻は少し落ち着いた内容になると思ってしまうのも仕方ないのではないでしょうか?
でも、実際は全く違いました!
新たな強敵との戦いが描かれるだけでなく、さらなる成長の可能性まで期待させてくれます。しかも、8巻への伏線だけでなく、今後しばらく明かされそうにない伏線まで張り巡らされ、期待が膨らむ展開が次々と登場します!!
6巻で一区切りついたと思っていた人にこそ、ぜひ読んでほしい1冊です。
片田舎のおっさん剣聖になる7巻の各話の感想と考察
それでは、各話の感想や考察をまとめていきます!
7巻は書きたい内容がとても多かったです。
- 第29話:「おっさん、目を覚ます!」
- 第30話:「おっさん、引っ越す!」
- 第31話:「おっさん、魔術師学院へ!」
- 第32話:「おっさん、魔術を斬る!」
- 第33話:「おっさん、影を見る!」
第29話:「おっさん、目を覚ます!」
完全に対スフェン教(ミュイ救出)の後日談という感じです。
ベリルやシュプールの優しさと強さに憧れ、お姉さんの死を乗り越えたミュイの表情も印象的でしたが、個人的にはシュプールとの別れを惜しむベリルの方が悲しく映りました。
これは一切描写されていませんが、やはり達人同士となると剣を交わすことで分かることも多く、シュプールが人としても魅力的な人物だと再認識していたのかなと想像してしまいます。
飲み屋での一件や鍛錬によって磨かれた高い実力、その上人間性も優れているとなると、ベリルにとっては、初めて気の許せる担当な友人やライバルとの出会いだったのかもしれません。
第30話:「おっさん、引っ越す!」
ミュイのツンデレ、アリューシアとスレナのお約束、みんな揃っての団らん、と久しぶりの息抜き回でしたね。
日常が戻ったという喜びと、ここから少し退屈な展開が続くのかな~と余計な心配をしていました。
フィッセルが剣を教えることを知った時のベリルの表情の意味が分かりませんでしたが、意味を知った後に読み返すとめちゃくちゃ面白かったです!
また、おそらく寝不足であろうルーシーの顔がかわいさを越して、少し怖かったですw
第31話:「おっさん、魔術師学院へ!」
ここから一気に盛り上がっていきます!
まず本編部分としては、フィスとミュイ、フレドーラの成長が楽しみな展開でした。
フィスは自分ベースではなく教わる人ベースで話ができるようになると、指導者として大きく成長できるはずです。これは部下の育成や、組織を束ねる際にも役立つ力ですし、教えられるようになると自身のスキルアップにもつながるので、より一層成長した姿を期待してしまいます。
ミュイとフレドーラは良きライバルとして切磋琢磨していき、将来はアリューシアとスレナのような関係になるかもしれません。
そして、改めて教育者としてのベリルの凄さを見せつけられました。本越しにも良い先生であるということが伝わってきて、教育や指導の基本である楽しさを伝えるというのは、忘れがちなことなので、背筋が伸びる思いになりました。
正確には30話のラストで描写されましたが、最期にルーシーが企んでいたことについても考えてみます。ミュイの成長が表向きの狙いだとすると、裏の狙いは2つあると思います。
1つは先ほど触れたフィスの成長です。指導力と言うのは技術や組織を率いる上で欠かせない能力になるため、ベリルの力を借りて高めようとしているのだと思います。また、追い込むだけが鍛錬ではないという気づきを得てほしい狙いもあると思います。
もう1つはベリルの成長です。剣士としてほぼ完成されているベリルですが、片田舎にいたこともあり魔術に対する知識が全くなく、ものすごく大きな伸びしろとなっています。対魔術師戦闘が強くなることはもちろんですが、戦い方や鍛錬の幅が大きく広がっていく気がします。
第32話:「おっさん、魔術を斬る!」
ファウステスとの戦闘は、めちゃくちゃ興奮しました!
殺し合いというより、試し合いという感じで、お互いが技術で勝負している感じがあり、これまでの血なまぐさい戦いとは、また違った楽しさがありました。
決着のつき方も素晴らしく、ベリルがあと一歩まで追い詰められる描写はインフレを防ぎリアリティを出す、いい描写だったと思います。
そして、忘れてはいけないのは、ルーシーが負けた剣士の存在です。
かつての剣聖が、いつの時代なのか分かりませんが、今のところ候補は次の3名だと思います。
- モルデア・ガーデナント(ベリルの父)
- 魔食い狼(マギ・フォルマティオニス)を倒した剣士
- 33話に出てくる影の剣士の元
個人的には、モルデアか影の剣士の元が有力ですが、その理由は33話の感想にまとめます。
第33話:「おっさん、影を見る!」
ファウステスとの激闘が終わり、ひと段落したのもつかの間、過去最強の敵がベリルの目の前に現れます。描写的には、ルーシー以上に強い可能性も感じました!
間合いの中の読み合いで、ベリルが一太刀も浴びせることなくやられ続けたシーンはこれまでなかったですし、作中最強格のルーシーとの勝負でも、五分五分に近い戦いをしていました。戦闘描写は一切ありませんが、1巻おまけのモルデアとの戦闘も、こんな感じだったのかもしれません。
そして、今回の勝負にこれまでの戦闘描写を踏まえると、今時点のベリルの実力は、全盛期のモルデアやルーシーには及ばないと思うので、『かつての剣聖>ルーシー=モルデア>ベリル』という力関係ではないかと考えています。
32話のルーシーが負けた話とこの予想を踏まえると、かつての剣聖を模したのが影の剣士であり、ベリルがこの剣士を超えた時、本物の剣聖に近づくもしくは剣聖になれるという展開になるはずです。
そうなれば、それはかつてのルーシーを超えることであり、ルーシーとの頂上決戦が描かれるかもしれませんし、ベリルが自他ともに認める剣聖となり、ハッピーエンドを迎えられる気がしています。
片田舎のおっさん剣聖になる漫画7巻の表紙と発売日と話数
最後に、漫画7巻の基本情報をご紹介します。
- 2025年3月27日発売で表紙はフィス
- 収録されているのは29話~33話
2025年3月27日発売で表紙はフィス
漫画7巻の発売日は2025年3月27日で、秋田書店から発刊されています。小説版は、スクウェア・エニックスから2024年1月6日に発売されています。
7巻の表紙はフィスで、扉絵は訓練するフィストそれを見守るルーシーで、とてもほのぼのする雰囲気でした!

おっさん剣聖は紙でも読むことができ、Amazonでも購入できますので、のぞいてみてください!。
電子書籍は、ebookjapanやDMMブックスで読むことができます!
収録されているのは29話~33話
漫画7巻に収録されている話数は全5話です。番外編はなく、全て本編で構成されています。
第29話(p3~p30)
「おっさん、目を覚ます!」
第30話(p31~p54)
「おっさん、引っ越す!」
第31話(p55~p90)
「おっさん、魔術師学院へ!」
第32話(p91~p136)
「おっさん、魔術を斬る!」
第33話(p137~p176)
「おっさん、影を見る!」
片田舎のおっさん剣聖になる漫画7巻のあらすじと感想・考察・見どころのまとめ
- 漫画7巻のあらすじ
- ベリルは事件が解決したことを知り安堵する
- それぞれが日常に戻る中、ベリルは複雑な思いを抱えていた
- ミュイは姉への気持ちの整理をつけ、魔術師学院に通うことを決める
- 7巻の見どころ
- シュプールたちとの死闘を終えたベリルたちの新たな挑戦と波乱
- 新たな強敵との戦いに加え、ベリルのさらなる成長を期待
- 8巻だけでなく、長期的な伏線も張り巡らされている
- 各話の感想と考察
- 対スフェン教戦の後日談
- 前を向くミュイと友を失ったベリルが対照的
- 日常回のほのぼの感もやっぱり好き
- フィスとミュイ、フレドーラの成長が期待される展開だった
- ルーシーの裏の狙いはフィスとベリルの成長ではないかと考察
- ベリルとファウステスの戦闘は技術戦で一味違った面白さがあった
- ベリルが影の剣士を超えることで本物の剣聖に近づく展開を期待
- 漫画7巻の表紙・発売日・収録話数
- 表紙はフィス。扉絵は訓練するフィスとそれを見守るルーシー
- 発売日は2025年3月27日
- 収録話数は29話から33話の全5話
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