【リゼロ】3期10話（60話）のあらすじと感想・考察・見どころ解説～強欲攻略戦～

今回は『リゼロ』3期の10話、反撃編の2話目を見たので、あらすじや感想、考察、見どころなどを解説していきます。

レグルスの無敵の正体に迫る、めちゃくちゃ面白い回でした！

前半ではこれまでの振り返りをした後、3期10話のあらすじや見どころをまとめていき、後半からは実際に見た感想や今後の展開予想もしていきます。

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リゼロ3期10話（60話）のあらすじ・登場人物・見どころ

まずはこれまでの振り返りや10話の登場人物を整理した上で、あらすじと見どころをご紹介していきます。

• これまでの振り返り
• 3期10話（60話）の主な登場人物
• 3期10話（60話）のあらすじ
• 無敵の謎が解き明かされていく爽快感

これまでの振り返り

街に4つある制御塔を奪い返し、4人の大罪司教を倒すため動き出したスバルたち。

色欲担当のカペラを討伐に向かったヴィルヘルムとガーフィールだが、そこにカペラはおらず操り人形に足止めされる。カペラ本人は都市庁舎を襲撃し、クルシュの看病をしているフェリスの前に現れる。

暴食担当のライにはユリウスとリカードが、憤怒担当のシリウスにはプリシラとリリアナが相対し、戦闘が始まろうとしている。

強欲担当のレグルス討伐には、スバルとラインハルトが向かい、捕らえられていたエミリアの開放に成功する。しかし、レグルスの無敵の謎が解けずに、さまざまな作戦を実行してみることに。

3期10話（60話）の主な登場人物

エミリア陣営

ナツキ・スバル（CV：小林裕介）
→ラインハルトとチームを組んで、結婚式を挙げようとしているエミリアの元に駆けつける。レグルスの無敵の謎を解くためにさまざまな作戦を試している。

エミリア（CV：高橋李依）
→王選の候補者の一人でありヒロイン。レグルスに捕らえられたが、スバルとラインハルトに助けられ、レグルス討伐をサポートする。

クルシュ陣営

フェリス（CV：堀江由衣）
→色欲担当のカペラに見つかってしまう。

アナスタシア陣営

・アナスタシア・ホーシン（CV：植田佳奈）
→都市庁舎に残り、庁舎防衛にあたる。

プリシラ陣営

プリシラ（CV：田村ゆかり）
→リリアナと共にシリウスを討伐に向かう。

アル（CV：関 智一）
→都市庁舎の防衛にあたる。

水門都市プリステラの重要人物

リリアナ・マスカレード（CV：山根 綺）
→吟遊詩人。プリステラにはたまたま滞在しており、シリウスに対応できる可能性があるとして、プリシラと共に討伐に向かう。

メンバーと大罪司教の対戦表

チーム	大罪司教	所在地
ヴィルヘルムとガーフィール	色欲担当のカペラ	一番街
ユリウスとリカード	暴食担当のライ	二番街
スバルとラインハルト	強欲担当のレグルス	三番街
プリシラとリリアナ	憤怒担当のシリウス	四番街

3期10話（60話）のあらすじ

都市庁舎に襲撃してきたカペラ。フェリスが対峙する中、都市庁舎の防衛にあたっているアナスタシアとアルが動き出す。

シリウス討伐に向かったプリシラとリリアナは、さっそく意識のコントロールや肉体を連動させる能力に苦戦することに。

スバル・ラインハルト・エミリアは、レグルスの無敵の謎を解くためにさまざまな作戦を行使する。次第に確信に迫る中、レグルスも本気を出し始める。

無敵の謎が解き明かされていく爽快感

カペラやシリウスとの戦いも少し描かれますが、3期10話最大の見どころはタイトル通り対レグルス戦です！

スバルらしいふざけていると思えるような作戦もあり、無敵のからくりを解くためさまざまな攻撃を試していきます。

戦闘シーンと会話部分のバランスがちょうどよく、コミカルな展開も相まってあっという間に30分が過ぎていきます。

いつもなら死に戻り前提の攻略となり手に汗握る展開が続きますが、やはりラインハルトがいることの安心感がハンパなく、安心してスバルたちと一緒に無敵のからくりを考えることができます！！

リゼロ3期10話（60話）の感想と考察

ここからは、3期10話（60話）を見た感想や気になる展開を考察していきます。若干ネタバレが含まれますので、ご注意ください。

• プリシラは紙一重の勝負をしている
• アルの強さに期待
• 不死身にからくりは全然違ったかも
• 星が考察のポイント
• アイリスと茨の王について考えてみる
• レグルス星について考えてみる

プリシラは紙一重の勝負をしている

リリアナがさっそくシリウスの能力にかかる中、プリシラは平然と対応しているように見えましたが、少し不安の残る描写もありました。。。

リリアナに急ぐように伝える
アイリスと茨の王という言葉に反応する

これらを考慮すると、シリウスの精神系の攻撃は高い精神力があればある程度防げるものであり、プリシラは加護によって守られているのではなく、精神力の高さで能力にかかっていないものと考えられます。

そうなると、圧倒するものの市民を巻き添えにしてしまうという展開ではなく、ある程度苦戦する形になるのだと思います。

アルの強さに期待

襲撃編の時から不気味な強さを誇っていたアルがついに本領を発揮しそうです。血を浴びたら終わりという中、カペラとどんな戦いを展開してくれるのか今から楽しみです！

これまでのアルの描写的には、武力で圧倒するというより、機転で倒していく感じになると思います。今時点では全く予想できないため、カペラをどう攻略し、ヴィルヘルムやガーフィールと連携していくのか、考察できそうな要素が出てきたら考えていきたいと思います。

不死身のからくりは全然違ったかも

強欲担当という点から、レグルスの不死身は、自身の不死という欲を満たすために他者から奪い取っている、と考察し、命単位ではなく寿命単位で嫁に肩代わりさせていると予想しましたが、おそらく違いました。。。残念

レグルス・コルニアスという名前から、星座に関連付けるのが正しい解き方だったようです。

強欲が全く関係しないこともないと思いますが、後ほどこの線で不死身のからくりについて改めて考えてみます。

星が考察のポイント

大罪司教の名前は、全て星が関係していることが分かりました。

何となく聞いたことある名前もちょこちょこあったので、なにかな～と思っていましたが、星の名前だったようです。

おそらくレグルス以外も、星を起点に予想できる展開もあると思うので、今回気になったシリウスとレグルスについて次節から考察していきます。

アイリスと茨の王について考えてみる

アイリスと星で調べるとアイリス星雲というものが出てきました。次に茨で調べましたがこちらは目ぼしいものはなかったです。ただ、プリシラの性格や茨という言葉から薔薇を連想して調べてみると薔薇の蕾星雲というものがありました。

この2つはどちらもケフェウス座に位置する星雲であり、関係しそうな神話や星もあったのでこの線で考えてみることにしました。

まずケフェウス座を構成する主な星を見てみると、ガーネットスターという赤く輝く星がありました。プリシラの性格や茨という言葉から薔薇を連想できたことも重なり、おそらく茨の王というのはプリシラ本人を比喩している言葉と考えて良さそうです。

次に神話ですが、ケフェウス王の苦悩という話であり、簡単に要約すると、アンドロメダ姫（ケフェウスの娘）の美しさを王妃が自慢したところ、海の神ポセイドンを怒らせることになります。

ポセインの怒りを鎮めるにはアンドロメダを生贄にしなければならないと言われ、悩んだ王は姫を生贄にささげることを決意します。そこに勇者ペルセウスが現れアンドロメダを救うという物語でした。

アイリスがケフェウス座を示している言葉であると考えると、おそらく茨の王であるプリシラはケフェウス王と同じような境遇にあることが分かります。つまり、身内が起こした問題の解決に追われており、弱みを見せられない境遇に置かれているということです。

肝心の問題ですが、3期1話（51話）でひと悶着あったアストレア家の家督に関する問題かもしれませんし、それとは違うものかもしれません。なんにせよ、今時点で考えられるのはこの辺りまでだと思います。

レグルス星について考えてみる

レグルス星についてはスバルが話していた通り、小さな王という意味があり、しし座を構成している星の1つです。そして、レグルス星にはコル・レオニスという別称があり、これは獅子の心臓という意味があります。

大罪司教のレグルス・コルニアスという名前もかなり近しいため、星に詳しい人はレグルスの名前を見た時にピンと来ていたのだと思います。

獅子の心臓などは実際の星座を見ると一目でわかるため、分かりやすい画像を掲載してある「愛知県の星空の聖地“奥三河”星空観察案内サイト」に掲載されている画像を引用させていただきます。

先ほどと同様にしし座の神話を簡単に要約すると、人食いライオンの討伐を命じられたヘラクレスは、弓矢やこん棒で倒そうとしますが、硬い皮膚で守られたライオンにダメージを与えることができませんでした。最後の手段で、三日三晩首を絞め続けたところついに倒すことができました。

この神話に、スバルが指摘した”ゲームプレイ中のスタートボタン”や”肉体の時間を止める獅子の心臓”という言葉を踏まえると、一定時間の無敵付与が権能の正体であると考えられます。つまり、窒息のような死の状態が継続する攻撃や精神攻撃は有効になりそうです。

心臓を炎に変えるとワンピースのルナーリア族になりますし、写輪眼に変えるとナルトのオビトになりますね。

神話では三日三晩首を絞め続けていますが、さすがにそこまで長時間の無敵ではないと思うので、時間の長さや攻略法が謎として残りそうです。

リゼロ3期10話（60話）のあらすじと感想・考察・見どころまとめ

• これまでの振り返り
  • 街に4つある制御塔を奪い返すため、スバルたちが動き出した
  • ヴィルヘルムとガーフィールがカペラを討伐に向かったが操り人形に足止めされる
  • カペラ本人は都市庁舎を襲撃し、クルシュの看病をしているフェリスの前に現れる
  • ライにはユリウスとリカード、シリウスにはプリシラとリリアナが相対する
  • スバルとラインハルトがレグルス討伐に向かい、捕らえられていたエミリアの開放に成功する
  • レグルスの無敵の謎が解けずに、さまざまな作戦を実行してみることに

• 3期10話（60話）のあらすじ
  • 都市庁舎では、カペラに対しアナスタシアとアルが防衛にあたる
  • シリウスとの戦いでは、プリシラとリリアナが苦戦する
  • スバル、ラインハルト、エミリアはレグルスの無敵の謎を解くためにさまざまな作戦を実行し、レグルスも本気を出し始める

• 3期10話（60話）の見どころ
  • 対レグルス戦が最大の見どころであり、スバルらしい作戦で無敵のからくりを解き明かす
  • 戦闘シーンと会話のバランスが良く、コミカルな展開であっという間に時間が過ぎる
  • ラインハルトがいる安心感の中で、スバルたちと一緒に無敵のからくりを考えることができる

• 感想・考察
  • プリシラは高い精神力でシリウスの精神攻撃を防いでいる可能性がある
  • アルがカペラとの戦いで本領を発揮しそう
  • 前回した強欲から推測するレグルスの不死身のからくり予想は外れた
  • アイリス星雲と薔薇の蕾星雲から、茨の王はプリシラをアイリスは身内の問題を示していると予想
  • レグルス星（コル・レオニス、獅子の心臓）の神話から、レグルスの権能は一定時間の無敵付与であると予想