【片田舎のおっさん剣聖になる】漫画2巻のあらすじと感想・考察・見どころ解説

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【片田舎のおっさん剣聖になる】漫画2巻のあらすじと感想・考察・見どころ解説

今回は『片田舎のおっさん、剣聖になる』の漫画2巻の感想や考察を、あらすじやみどころを整理しながらご紹介していきます。

弟子の一人であり、ブラックランク冒険者スレナとの試合はめちゃくちゃ熱いです!

いつも通り前半はあらすじや見どころをまとめていき、後半は考察や感想を解説していきます。後半は一部ネタバレも含むのでご注意ください。

1巻のあらすじと感想・考察・見どころはこちら
3巻のあらすじと感想・考察・見どころはこちら

この記事のポイント
・漫画2巻のあらすじやみどころをネタバレなしで知れる
・2巻の登場人物について整理されている
・全体だけでなく各話の感想や考察を読める
・発売日やページ数など2巻の掲載情報が分かる

片田舎のおっさん剣聖になる 漫画2巻 表紙
出典:コミックシーモア
目次

片田舎のおっさん剣聖になる漫画2巻のあらすじ・登場人物とみどころ

まずは、漫画2巻のあらすじと登場人物を確認していきましょう。

  • これまでの振り返り
  • 漫画2巻のあらすじ
  • 2巻の主な登場人物
  • スレナとおっさんの試合は胸熱!

これまでの振り返り

父であるモルデア・ガーデナントの跡を継ぎ、片田舎で剣術を教えていたベリル。父が腰を悪くしたことをきっかけに道場を継ぎ、数多くの弟子を育ててきた。弟子の中には大成する者もいたが、自分で何かを成し遂げたことはなく自己評価はとても低かった。

ある日、弟子の一人でありレベリオ騎士団で団長をアリューシアから、騎士団の剣術指南役に誘われる。断られることを見越していたアリューシアは、王命とう形でベリルを誘い、半ば強制的に指南役に据えることに成功する。

騎士団の訓練場がある王都バルトレーンに着くと、大成した弟子や成長途中の弟子と懐かしい再会を果たし、剣術指南を始める。副団長であり轟剣という二つ名を持つヘンブリッツは、ベリルの実力を疑い試合形式の稽古を申し込むも、ベリルは圧倒的な実力差を見せる。

弟子の一人であるフィスから魔法について聞いた帰り道、魔法による攻撃を受けることに。

漫画2巻のあらすじ

魔術師に襲われたベリル。フィスから聞いた魔法の特徴を思い出しながら、初めての魔術師との戦闘を繰り広げる。

魔術師との勝負から一夜明けると、スレナから冒険者の迷宮攻略(ダンジョンアタック)のサポートを手伝ってほしいと打診がある。スレナの頼みならと快諾するベリル。

さっそく冒険者ギルドで手続きを済ませようとするも、ベリルの実力を信じられないギルド側は申し入れを断ることに。ベリルの実力が証明されれば問題ないという話になり、ブラックランクのスレナと試合をすることに。。。

2巻の主な登場人物

レベリオ騎士団

・ベリル・ガーデナント(CV:平田広明)
本人に全く自覚はないが、片田舎の剣聖と呼ばれている。代々続く片田舎の道場で育てた弟子たちが出世し、優秀な弟子を何人も輩出している。

・アリューシア・シトラス(CV:東山奈央)
王国最強といわれるレベリオ騎士団で、史上最年少の団長となった天才。ベリルの元教え子で、神速のアリューシアと呼ばれている。

魔法師団

・フィッセル・ハーべラー(CV:矢野妃菜喜)
王国魔法師団のエースで、ベリルの元教え子。愛称はフィス。剣術と魔法を組み合わせた戦い方が得意。

・ルーシー・ダイアモンド(CV:斎藤千和)
王国魔法師団の師団長。王国最強の魔術師であり、フィッセルに魔法を教えた師匠でもある。噂に聞いていた片田舎の剣聖に興味を持っている。

冒険者

・スレナ・リサンデラ(CV:上田瞳)
再上位ランク「ブラック」の冒険者で、ベリルの元教え子。竜を倒したことでその称号を手にし、竜双剣のリサンデラと呼ばれている。

・ニダス
レベリス支部のギルドマスター。ベリルを快く迎える。

・メイゲン
ギルドマスターの補佐。ベリルの実力に疑念を抱き、待ったをかける。

・ポルタ
ブロンズランクの冒険者。チームのリーダーをしている。

・ニドリー
ブロンズランクの冒険者。役割は剣士。

・サリカッツ
シルバーランクの冒険者。索敵役(シーカー)として、敵の探索に加えてアサシンのような働きもする。

スレナとおっさんの試合は胸熱!

手に汗握る展開で、何度も見ても楽しめます!!!

ベリルがギリギリの勝負をしたとも取れますし、弟子の成長を喜びながら攻撃を捌いているように見えます。2巻だけ読み返しても違った印象を受けますし、もう少し話が進んで戦闘描写の意味合いが分かってくると、また違った見え方になることもあります。

緊迫した戦闘シーンはもちろん見ごたえありますが、セリフやコマに描かれない、お互いの想いを想像しながら繰り返し読むことができるため、この巻最大の見どころといって間違いありません。

とはいえ、スレナとの戦闘以外にも魔術師との戦闘、迷宮攻略での戦闘と、2巻はとにかく熱い勝負の繰り返しで最高です!

片田舎のおっさん剣聖になる2巻の各話の感想と考察

次に、感想や考察をまとめていきます!

ここから先は、一部ネタバレもありますのでご注意ください。

  • 第6話:「おっさん、魔法と戦う!」の感想
  • 第7話:「おっさん、頼まれごとをする!」の感想
  • 第8話:「おっさん、スレナとガチバトル??」の感想
  • 第9話:「おっさん、迷宮攻略!」の感想
  • 第10話:「おっさん、大ピンチ!?」の感想

第6話:「おっさん、魔法と戦う!」の感想

初めて読んだときは普通に流していましたが、冷静に考えて魔術師との初戦闘で、ルーシーの奥の手まで見切るベリルはレベルが違います。

最初は、魔術師最強と同程度か少し下くらいの実力かな?と思っていましたが、初戦闘であることやルーシーが使った技を考慮すると、普通に同レベル以上の実力があってもおかしくありません。

やはり、ベリルの見切る能力は次元が違います。

ルーシーのぎこちない演技もしっかり伝わってきて、茶目っ気のあるシーンも重なり、かわいさもばっちりでした。

第7話:「おっさん、頼まれごとをする!」の感想

2巻唯一のほのぼの回で、軽い気持ちで楽しめます!

実際この場にいたら緊張して仕方ないような場面ですが、ベリルだからこそ親戚の集まりのような、どこか緊張感のあるような独特な世界観が広がります。

ただ、ヘンブリッツとは状況が違うので、メイゲンは少し失礼すぎる気がしましたw

第8話:「おっさん、スレナとガチバトル??」の感想

先ほども書きましたが、スレナとの戦闘は2巻最大の見どころでした!

最初の感想は、スレナにベリルを超えたくない、勝負を終わらせたくないという気持ちが芽生え、それによって隙が出てしまったように感じました。

なので、ルーシーとの戦闘も含め、期待していたほどは強くないのかな~と少しガッカリした記憶があります。相手が最強の魔術師とブラックランク冒険者であれば仕方ないのかもしれませんが、剣聖という二つ名には少し名前負けしてしまう感覚がありました。

ただ何度も読む中で、ベリルはあえてスレナの攻撃を受けているようにも見えますし、少し膝を落としたような姿勢は誘いのようにも感じるようになりました。また、5巻から登場するシュプールという強敵との戦闘を見た後だと、まだまだ余裕を感じられます。

今では、弟子の成長を喜びながらその剣技を全て受けきり、その上で楽してしまったのだと考えています。

また、ルーシーのベリルへの評価やおまけのコマでベリルが一喜一憂するシーンもおっさん剣聖らしさがありお気に入りです。

第9話:「おっさん、迷宮攻略!」の感想

前半はおっさんの情けない表情や、ポルタたち冒険者の凄さが描かれ、学校のノリを感じさせられる展開がありつつ、異様なゴブリンの雰囲気や冒頭の黒い影の不気味さが付きまとっていました。

ここで引っ張らないのがおっさん剣聖の魅力で、9話の終盤では黒い影が登場するフラグが立ち、ラストにはゼノ・グレイブルというギルドから名前を付けられたグリフォンが登場します。

名前はもちろん、登場の仕方やネームド(特別討伐指定個体)という表現、その見た目には、中二心をくすぐられますw

第10話:「おっさん、大ピンチ!?」の感想

この回のベリルは、ただただかっこいいです!!

気配?剣気?圧力?威圧?なんと表現していいか分かりませんが、ゼノ・グレイブルのヘイトを一身に集め、全員を逃がす判断を一瞬でできるのもすごいですし、それに応えたスレナがすぐに助けに戻るシーンも熱いです。

剣が持たなかっただけで実力だけなら普通に圧倒していますし、殺せないと判断するやいなや目を潰す冷酷さもあり、優しい師匠としてのベリルではなく、剣士としてのベリルが初めて描かれました。

近しいものだとルーシー戦もありましたが、あの時は違和感から全力で殺しに行く感じではなかったですし、命を奪いに行く時はこんなに怖いんだと思ったことを覚えています。

また、スレナの幼少期の記憶に出てくるベリルも大人で、これは尊敬するしかない魅力が溢れています。

片田舎のおっさん剣聖になる漫画2巻の表紙と発売日と話数

最後に、漫画2巻の基本情報をご紹介します。

  • 2022年7月1日発売で今回も表紙はおっさん
  • 収録されているのは6話~10話

発売日は2022年7月1日で今回も表紙はおっさん

漫画2巻の発売日は2022年7月1日、秋田書店から発刊されています。ちなみに小説版は、スクウェア・エニックスから2021年9月7日に発売されています。

2巻も表紙はおっさんですが、今回はスレナと戦っている1シーンとなっており、キリっとしたおっさんを楽しみことができますw

表紙をめっくた扉絵には、正面を向いたスレナと後ろ姿のおっさんが描かれています。師匠に挑む弟子と、大きな背中を見せる師匠の姿であり、スレナの中でベリルがどのような存在であるのか、この戦いがどのような意味があるのかを想像させてくれます!

片田舎のおっさん剣聖になる 漫画2巻 扉絵
出典:コミックシーモア

おっさん剣聖は紙でも読むことができ、Amazonでも購入できますので、のぞいてみてください!

電子書籍は、ebookjapanやU-NEXT、コミックシーモアなどで読むことができ、僕はコミックシーモアで読んでいます!

片田舎のおっさん剣聖になる 漫画2巻 表紙
出典:コミックシーモア

収録されているのは6話~10話

漫画5巻に収録されている話数は全5話です。魔法使い・弟子・グリフォンと強敵との戦いが中心になっています。ただ、1巻のようなおまけは収録されていません。

第6話(p3~p32)
「おっさん、魔法と戦う!」

第7話(p33~p64)
「おっさん、頼まれごとをする!」

第8話(p65~p96)
「おっさん、スレナとガチバトル??」

第9話(p97~p128)
「おっさん、迷宮攻略!」

第10話(p129~p168)
「おっさん、大ピンチ!?」

片田舎のおっさん剣聖になる漫画2巻のあらすじと感想・考察・見どころのまとめ

  • 漫画2巻のあらすじ
    • ベリルは魔術師に襲われ、フィスの言葉を思い出し戦闘を行う
    • スレナからダンジョン攻略のサポートを依頼される
    • 流れでスレナとの試合で実力を証明することに
  • 2巻の見どころ
    • スレナとベリル手に汗握る勝負が最大の見どころ
    • 読み返すたびに印象が変わる戦闘なのも良い
    • 他にも魔術師や迷宮攻略など2巻は戦闘が盛りだくさん
  • 主な登場人物
    • ベリル・ガーデナント**:片田舎の剣聖と呼ばれる
    • アリューシア・シトラス**:王国最強の騎士団長で、ベリルの教え子
    • フィッセル・ハーべラー**:王国魔法師団のエースで、ベリルの教え子
    • ルーシー・ダイアモンド**:王国魔法師団の師団長
    • スレナ・リサンデラ**:ブラックランクの冒険者で、ベリルの教え子
    • ニダス:レベリス支部のギルドマスター
    • メイゲン:ギルドマスターの補佐
    • ポルタ:ブロンズランクの冒険者で、チームリーダー
    • ニドリー:ブロンズランクの冒険者で、剣士
    • サリカッツ:シルバーランクの冒険者で、索敵役
  • 各話の感想と考察
    • 第6話:ベリルが魔術師との初戦闘でルーシーの奥の手を見切る
    • 第7話:2巻で唯一のほのぼの回。
    • 第8話:スレナとの戦闘は2巻最大の見どころで、ベリルがあえてスレナの攻撃を受けているようにも見える
    • 第9話:学校のような雰囲気と黒い影の不気味さが混ざり、ゼノ・グレイブルというグリフォンが登場
    • 第10話:剣士としてのベリルが描かれ、今までとは違う剣が見れる
  • 漫画2巻の表紙・発売日・収録話数
    • 表紙はスレナと戦っているベリルの表情。扉絵はスレナとおっさん
    • 発売日は2022年7月1日
    • 収録話数は6話~10話

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この記事を書いた人

僕が気になって読んだ・見た作品のあらすじや感想をネタバレ有で紹介していきます。完全なインドア派で、暇があればいろんな作品を見たり読んだりしています。

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