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【インフォーマ】のネタバレ・あらすじ・感想~面白かったがちょっと不満も~

【インフォーマ】のネタバレ・あらすじ・感想~面白かったがちょっと不満も~

2023年1月19日から放送されたインフォーマ。シーズン2となる「インフォーマ-闇を生きる獣たち-」は2024年11月7日から放送されており、残すところ2話となっています。

CMを見てインフォーマについて知り、シーズン1の第1話~第10話まで一気見したので、インフォーマの感想やあらすじをネタバレ有でまとめていきます。

前半はネタバレなしであらすじなどを簡単にご紹介しますが、登場人物紹介からはがっつりネタバレをしていきます。

インフォーマをネタバレなしで楽しみたい方は、ざっくり概要までご覧ください。1を見る時間はないけど2を楽しみたいという方は、簡単にシーズン1を振り返れると思いますので、ぜひご活用ください。

公式サイトはこちら

この記事のみどころ
・インフォーマのあらすじとみどころがネタバレなしで分かる
・主要登場人物や相関図、時系列を知れる
・ネタバレ有の詳しいあらすじが分かる
・ネタバレ有の感想や各話の詳しいあらすじ感想が分かる

目次

インフォーマのネタバレなしのあらすじと登場人物

インフォーマの世界観やざっくりとしたあらすじをネタバレなしでまとめていきます。登場人物の商会ではネタバレが入るのでご注意ください。

  • インフォーマとは情報屋
  • ネタバレなしのあらすじ
  • 魅力と見どころ
  • 登場人物と相関図

インフォーマとは情報屋

インフォーマとはいわゆる情報屋であり、裏社会・政治・芸能などあらゆる情報に精通する諜報員のことです。世間では、まことしやかに、都市伝説的に扱われていましたが、実在するところから物語が始まります。

インフォーマは5年前から木原慶次郎(桐谷健太)が名乗っており、インフォーマになる前は2代西宮会の若頭補佐をしていました。木原はさまざまな協力者から情報をもらい、表と裏の情報をすべて把握した上で、もっともお金になるような行動をとっています。

ネタバレなしのあらすじ

インフォーマとして闇の世界で生きている木原慶次郎(桐谷健太)は、5年前の事件で冴木亮平(森田剛)に恨みを持つことに。

ある日、冴木が海外から日本に戻ってくるという情報を聞きつけ、同じく冴木に恨みを持っている六車連合と協力して冴木たちに復讐しようと動き出します。

また、生意気な記事を書いていただからという理由で、知り合いの編集長に依頼し週刊誌で記者をしている三島寛治(佐野玲於)を、ポンコツ2号と名付け行動を共にします。

5年ぶりに日本に帰ってきた冴木たちは、正体不明の人物からの指示で動きますが、その目的や背景は不明です。しかし冴木は、各界で大きな力をもつ人物を殺害していきます。

さまざまな思惑や情報が交錯する中、2人の距離は徐々に縮まり直接対決をしていきます。

魅力と見どころ

インフォーマの魅力は、複雑に絡み合った感情や情報による先の読めない展開と、物語のテンポの良さです。

さまざまな情報を元に冴木を追いかける木原と、木原のことは意に介さず淡々と任務をこなしていく冴木の対比が面白く、次はどんな展開になるのかと見始めたら止まらないと思います。

そして、進むスピード感を最高で、どうせこうなるよなぁと思うような展開は時間をかけずにサクサク進んでいきます。それに加え1話で1日程度しか時間が進まないため、1話の情報量が多く30分とは思えない濃密な時間を過ごすことができます。

ネタバレにならない範囲で見どころを挙げると、個人的には次の3つになります。

  • 5年前にどんな事件があったのか
  • 冴木を動かしている人物とは
  • 木原と冴木の結末は

ドンパチして戦うシーンはもちろんありますが、基本的に両陣営の勝負は頭脳戦・情報戦です。相手の動きを予測するだけでなく、相手の行動を操りながら裏をかいていきます。そこに5年前や黒幕が関わってくることで、謎も深まっていきます。

また、キャストの皆さんも素晴らしいです。演技が気になる人もおらず、インフォーマの雰囲気に合った役者さんばかりで、インフォーマの世界に違和感なく入り込むことができます。

登場人物と相関図

それでは、インフォーマの主な登場人物や関係性について整理していきます。冒頭でお伝えした通り、ここからはネタバレも入ってくるので、ご注意ください。

インフォーマ(桐谷健太)グループ

・木原慶次郎(桐谷健太)
元2代西宮会の若頭補佐で、インフォーマ(情報屋)。ポンコツ君1号で舎弟の河村愛之助(横浜流星)を5年前に殺害され、冴木亮平(森田剛)を恨んでいる。ポンコツ君2の三島寛治(佐野玲於)、愛之助の兄であり六車連合組長の河村恭介(淵上泰史)らとともに冴木を追いかける。

・三島寛治(佐野玲於)
週刊タイムズの記者で、ポンコツ君2号。長澤あすか(MEGUMI)の命令で木原と行動することになる。三島の書いた記事を木原が生意気だと思ったことが理由で巻き込まれる形に。逃げたくて仕方なかった三島だが、次第に自分から首を突っ込んでいくように。

・河村愛之助(横浜流星)
六車連合の一員で、ポンコツ君1号。兄の恭介と木原が兄弟分であり、愛之助も木原のことを慕っていた。木原がインフォーマとして生きていくことを伝えると、自分もついて行くと応える。5年前の事件で冴木に殺される。

・ナナ(北 香那)
キャバ嬢で、ポンコツ君1号である愛之助の奥さん。5年前は長澤が担当していたが、今は店に来るお客さんから木原や河村が欲しい情報を手に入れている。

週刊タイムズ

・長澤あすか(MEGUMI)
週刊タイムズ編集部の編集長。5年前から木原の仕事に協力している。冴木たちへの恨みもあるが、友人として木原たちに協力している。

・箱崎徹(田中崇)
週刊タイムズの記者。三島の代わりに木原の取材に向かい、事件に巻き込まれる。

警察

・丸山克次(高橋和也)
刑事。木原がインフォーマを名乗りだした5年前から協力関係にある。それでも、組織を裏切ることや違法なことには手を貸さず、適度な距離感を保っていた。

・水越(西村元貴)
刑事で丸山の部下。登場回数は多くないものの、重要な役割を担っている。

六車連合

・河村恭介(淵上泰史)
六車連合の組長で木原の弟分、ポンコツ君1号の愛之助の兄でもある。木原と共に冴木に復讐を誓っている。

・クズオ(二ノ宮隆太郎)
六車連合の一員であるものの、河村亡きあと連合を引っ張る働きをする。

瀧澤組

・瀧澤(千葉哲也)
瀧澤組の組長。自身が襲われる理由に心当たりがあり、ターゲットの中で唯一殺されないように準備している。

・相田(般若)
瀧澤組の若頭。勇み足や小物感溢れる立ち回りをするが、組長のために常に前線で命を懸けて戦っている。

冴木亮平(森田剛)グループ

・冴木亮平(森田剛)
殺し屋のリーダー。元国土交通大臣の石上兼人(石橋蓮司)の指示で、日本に不利益をもたらす人間の殺人や脅しを行う。

・キム(一ノ瀬ワタル)
金髪のプロレス体系。武闘派の見た目通り強く、銃を使えない状況では先陣を切って戦う。

・岡林(田島亮)
インテリやくざのような風貌。切れ者で、冴木の指示に従い、裏方まわりの仕事をすべてこなす。

・竹森(濱津隆之)
ペットショップの店主。冴木たちの情報屋兼調達屋。冴木・キム・岡林の3人のような絆はなく、あくまでビジネスパートナー。

石上兼人(石橋蓮司)

・石上兼人(石橋蓮司)
元国土交通大臣で、冴木たちの黒幕。日本のために行動していたが、絶望してしまうことに。

・川俣(宮川一朗太)
石上の秘書。冴木や岡林、木原などと接触し、石上の意図を伝える。

相関図

相関図はカンテレのホームページでキレイまとめられています。

木原と冴木の関係が?となっていますが、物語序盤と終盤では大きく意味が変わります。前半では一方的に木原が恨んでいる構図になりますが、終盤では施設で共に育った過去が明かされ、木原がアニキと慕っていたことが分かります。

インフォーマ 相関図
出典:カンテレ(公式)

インフォーマのネタバレ有のあらすじと感想

ここからはインフォーマのあらすじをネタバレありでまとめていき、全編を通した感想を書いていこうと思います。

ネタバレ有のあらすじ
時系列を整理
感想としては面白かったがちょっと不満も

また、1話~10話の詳細はこちらに詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

1話のネタバレ・あらすじ・感想
2話のネタバレ・あらすじ・感想
3話のネタバレ・あらすじ・感想
4話のネタバレ・あらすじ・感想
5話のネタバレ・あらすじ・感想
6話のネタバレ・あらすじ・感想
7話のネタバレ・あらすじ・感想
8話のネタバレ・あらすじ・感想
9話のネタバレ・あらすじ・感想
10話のネタバレ・あらすじ・感想

ネタバレ有のあらすじ

冴木たちが日本に戻る情報を手にした木原は、六車連合と協力しアジトを突き止める。

1人目の殺人が行われた翌日、木原と三島、六車連合は冴木たちがいるホテルに押し入るが、一足遅く逃げられてしまう。この時、冴木たちは2人目のターゲットを殺しており、部屋に残していた防犯カメラで木原の存在を知る。

冴木たちがあえて残した情報に乗る形で、最後のターゲットである瀧澤組長を探し出し、冴木たちをはめる算段を立てる木原。ライブハウスに冴木たちをおびき寄せキムを捕まえることに成功するものの、冴木と岡林には逃げられてしまう。

木原がキムを拷問し新しいアジトを吐かせた頃、河村が冴木たちに捕らえられてしまう。キムと河村の人質交換を行うも今度は冴木たちにはめられ、河村を殺されてしまう。この事件に関わっているとして木原が指名手配され、瀧澤組に警察が押し入ることに。

瀧澤組長は、警察署の方が安全だと考えおとなしく任意同行に応じるが、冴木たちと通じていた刑事の水越が別の場所へ連れていき冴木たちに引き渡す。

瀧澤組長が捕らえられたビルを突き止めた木原は、六車連合と瀧澤組と連携し急襲することに成功。キムを殺し、岡林をわざと逃がすことで今のアジトを突き止める。この時、石上のボディーガードをしていた冴木は、運よく助かる形に。

しかし、木原の情報源は石上であり、石上は冴木と木原を戦わせるために、両方に情報提供を行っていたことが判明する。加えて、木原と冴木は幼少期に同じ施設で育ったことが分かる。

木原は冴木を見つけるためにインフォーマになり、自分の兄弟分や舎弟をその冴木に殺されたことになり苦悩することに。一方の冴木は、大義のために石上に尽くしていたつもりが、支援に巻き込まれたことを知り、事情を知っていた岡林と黒幕の石上を殺害。

木原と冴木は、引き寄せられるようにお互いが育った施設を訪れ対峙することに。木原に殺されるつもりだった冴木、復習のために殺そうと思いながら殺せなかった木原。こうして、一連の事件は幕を閉じることに。

時系列を整理

・0日目
冴木たちが日本に戻ってくる。六車連合が追跡する。

・1日目
木原が三島を指名しポンコツ君2号となる。5年ぶりに東京に戻った木原は、六車連合やナナと再会する。

その頃、冴木たちは山本副大臣を殺害する。

・2日目
木原と河村は、冴木たちのアジトに押し入るが空振る。

冴木たちは、常務取締役の石原をサル買いする。

・3日目
木原と三島は瀧澤組を訪れ、罠にはめる形で組長の居場所を掴む。瀧澤組長と木原は冴木たちをはめようと画策する。

・4日目
冴木たちをおびき寄せることに成功するも逃げられ、何とかキムを捕らえることに成功する。

一方で冴木たちは、河村を捕らえることに成功する。

・5日目
キムと河村の人質交換をしようとするも失敗し、河村を殺される。

・6日目
河村の通夜があり、木原/三島ペア・六車連合・瀧澤組が手を組む。

水越の協力の元、冴木たちは最後のターゲットである瀧澤組長を捕らえる。

・7日目
岡林とキムが瀧澤組長を監禁しているビルを襲撃し、キムを殺害。岡林の車にGPSをつけ冴木たちの隠れ家を暴く。

冴木たちは瀧澤組長の殺害に成功するもキムを殺されてしまう。岡林は何とか逃げることに成功し、石上のボディーガードをしていた冴木は助かる形に。

・8日目
川俣に捕らえられそうになった木原は返り討ちにし、石上とテレビ通話で冴木との関係や今回の事件について聞かされる。

冴木は様子のおかしい岡林を問い詰め、石上の狙いを聞くと岡林を殺害。石上の元に戻り、石上も殺害する。

・9日目
木原と冴木が、幼少期を過ごした施設で対峙することに。

三島は、今回の騒動を記事にまとめ上げる

・9日目から1週間後
インフォーマについての記事が週刊タイムズに掲載される。

木原が三島の前に再び現れ、新しい情報を持ってくる

感想としては面白かったがちょっと不満も

インフォーマは面白かったので、ぜひ見ていただきたいです。

単なる情報戦や頭脳戦という感じではなく、各キャラクターの感情部分にもフォーカスがあたり、自然と感情移入できてしまいます。

特に終盤までは、木原が懸命に考えた策を簡単に冴木が破っていくため、どうやって冴木の上を行くのか分からず、常に不安やドキドキを味わうことができます。

また、役者さんの演技も素晴らしく、主要メンバーは皆さん良かったと思います。ちょっとアニメっぽいというか、フィクションっぽい部分も演技の中に含まれているため、それが苦手な人は気になるかもしれませんが、その分キャラクターの個性が分かりやすく、僕は見やすかったです。

少し残念な点を挙げると、やはり情報戦や頭脳戦に全振りしている作品ではないため、ツッコミどころがちょくちょくあります。特に、ライブハウスで冴木たちを罠にかけようとするシーンはすごく残念だったと思っています。

しかし、それ以外は大きく気になることはなく、むしろ作品の世界観にのめりこむことができたため、全体的には満足度の高い作品でした。

インファーマのネタバレと総括

最後に改めて、この記事でお伝えした主要なポイントを整理していきます。

  • 簡単なあらすじやみどころをネタバレなしでご紹介
  • 魅力的なキャラクターと人間関係を解説
  • 頭脳戦・情報戦を主体としたストーリーの面白さ
  • 木原と冴木の過去や繋がりが明かされる展開がポイント
  • 時系列に沿って物語の重要な出来事を整理
  • ネタバレを含む詳しいあらすじも解説

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この記事を書いた人

僕が気になって読んだ・見た作品のあらすじや感想をネタバレ有で紹介していきます。完全なインドア派で、暇があればいろんな作品を見たり読んだりしています。

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