インフォーマ2のエピソード2を見ました。今回はお決まりの展開が多く、わりとコメディよりの展開だったかなと思います。
相変わらず木原はめちゃくちゃで、三島はポンコツなのがいい味だしています。三島にはもう少し成長してほしいですね。
また、登場シーンは多くないものの、引き続き池内博之さんが演じる謎の男(おそらく唯一名前が出てきていない)がかっこいいです。
それでは、インフォーマ2第2話をネタバレ有で振り返っていきます。
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インフォーマ2第2話のネタバレありのあらすじと登場人物
引き続き主要人物を整理し、その上でエピソード2のあらすじを見ていきましょう。
- 2話の主な登場人物
- 2話のネタバレありのあらすじ
2話の主な登場人物
インフォーマ(桐谷健太)グループ
・木原慶次郎(桐谷健太)
元2代西宮会の若頭補佐で、インフォーマ(情報屋)。火だるま事件から2年後、再び三島(ポンコツ君2号)を引き連れて、闇バイト事件の真相を探るため香港へ飛び立つ。
・三島寛治(佐野玲於)
週刊タイムズの記者で、ポンコツ君2号。自らをインフォーマと名乗り木原の真似事をしているが、2年前の記事以降、まともなものは書けていない。木原の思惑通り踊らされ、再び木原と行動を共にすることに。
・広瀬(莉子)
週刊タイムズのタイ特派員。長澤の指示で三島のサポートをすることに。2年前の三島の記事が記者になるきっかけとなっている。
第二のインフォマグループ
・謎の男(池内博之)
自身をインフォーマと名乗っていることが判明。
・優吉(兵頭功海)
謎の男の側近として、実行役を担うことが多い。
・二階堂(SUMIRE)
武闘派であり、徒手格闘のプロ。ククリナイフを使うことが多い。
警察
・丸山克次(高橋和也)
7年前から交流のある刑事。木原と同じ事件を追っている。
・高野龍之介(二宮和也)
警察官僚の参事官。丸山の下で働いたことがある。
その他
・秋月リエ
20歳の女性被害者(殺害された当時)。新宿のラブホテルで現役警官に殺害された大学生。
2話のネタバレありのあらすじ
広瀬とバンコクを観光していたシーンがフラッシュバックし、広瀬はタイが大好きであり「微笑みの国ってよく言うでしょ」と紹介したところで、三島は現実に引き戻されます。そして、優吉に銃を向けられ、二階堂にナイフを向けられた木原をみて絶望します。
木原が陽気にチップについて探りを入れるように話していると、2人に退くように謎の男から命令が入ります。ちょうどサイレンが聞こえたため(ビルから落ちてきた上条の死体を見たタクシー運転手が警察に通報した)、けん制しながらバイクで逃走します。
木原と三島もタクシー(三輪バイク)で追いかけようとしますが運転手が逃げてしまったため、三島が運転することになります。どんどん突き放されることにしびれを切らし、路地裏やマーケットをつっきる近道を使い、何とか真後ろに着けることに成功します。
しかし、無理な運転がたたりタクシーのハンドルが外れ、川に転落してしまいます。
木原たちを振り切った優吉と二階堂はリーダー(池内博之)にチップを届け「あいつらは何者なんですか?」と質問しますが「ただの情報屋だ」と、深いことは教えてもらえません。また、木原がつけた発信機も謎の男の指示でカバンに付いたままにしています。
ホテルに戻りGPSの動きをスマホで見ている木原に対し、濡れた服を乾かす三島は、長澤に電話しハメたことに文句を言います。全く気にしない様子の長澤は何かスクープを撮ったか質問すると、三島は得意げに優吉と二階堂が上条と山岡を殺害する映像を転送します。
しかし、映像は木原によってすり替えられており、広瀬とバンコク観光していた時のものを送付してしまい、長澤に呆れられます。
録画データの差し替えに起こった三島は木原に詰め寄りますが、木原はガミガミ言うなと諭し「今はまだ公にするわけにはいかない」とくぎを刺します。怒りが収まらない三島は「だから嫌だったんだ」とボソッとつぶやきます。
それを聞き洩らさない木原は「なんや?言いたいことがあるならハッキリいわんかい」と詰め寄ると、覚悟を決めた三島は「木原さんは手柄を横取りし、いいように使うだけ。俺は俺のやり方では一人でやりたい」と宣言します。
怒ると思った木原は意外にもそれを受け入れ、今日が最後の晩餐だと言い広瀬を誘い3人でショーパブに向かいます。女性のダンスやお酒で気分が良くなる三島、広瀬も一度来てみたかったと言い喜びます。
ひと段落した後、木原は三島が一人でやりたいと言い出した理由を改めて確認します。三島は、2年前の火だるま事件の記事はほめてもらえたが、虚しさも大きく、すべては木原のおかげだったことが悔しかったと心情を吐露します。
木原はよく言ったと言いながら肩を叩き、今回の事件は闇バイトを使ったテロに見せかけているだけで実態はまるで違う、犯人だけを追いかけても意味がない、殺された被害者をしっかり調べろ、と選別にこの事件のヒントを伝えます。
その頃、日本の警察では、被害者の自宅に取り付けらえた防犯カメラの映像を全員で手分けして確認していました。丸山は高野参事官と同じシーンが気になり、犯人が被害者を連れて行った部屋について、周りの刑事に確認します。
そこに、高野が現れ丸山に挨拶をします。高野は丸山の下で働いていたようで、何かわかったら教えてください、丸さんの足となって走り回ります。前のように龍之介と呼んでください、と気さくに声を掛けます。挨拶を済ませ立ち去る高野を、丸山は意味深な表情で見つめます。
謎の男たちはマフィアのボスであるポントーンの元を再び訪れていました。昼間とは打って変わりボスの対応も良く、金とチップのやり取りもスムーズです。和やかな雰囲気のまま取引を終えると、お互いが「今後もよろしく」といい別れます。
このとき、マフィアのボスは謎の男をインフォーマと呼びます。(便宜上、第二のインフォーマと呼びます)
第二のインフォーマが部屋を出ると、ポントーンの表情が一変し部下に奴らを殺すよう指示します。もう一人の部下がチップを確認していると、グラビア写真が表示され、突如カウントダウンが始まります。
カウントが終わると大爆発を起こし、第二のインフォーマを追いかけた部下もろとも全員死んでしまいます(ボスはもしかすると生きているかもしれません)
場面は再びショーパブに戻り、酔っ払い機嫌よく踊っている三島でしたが、次の瞬間ベッドの上で全裸で寝ている姿に変わります。扉を叩く音で目覚めると警官が5.6人立っており、訳も分からず木原に電話で助けを求めます。
木原は昨日の会話を持ち出し「なんでも一人でやるんやろ?がんばれ」と伝え電話を切ります。三島は警察に捕まり事情聴取を受けることになりますが、その前に木原と広瀬は三島の弁護士と話をすることになります。
一般的な手続きについて説明する弁護士に対し、木原は大金を渡しあることを依頼します。三島の事情聴取が始まると、弁護士は三島の言葉を訳さず「全面的に罪を認めているため、早く罪を償いたいと言っている」と警官に伝えます。
三島はそのまま特別刑務所に収監されます。逃げようとするところを抑えられ、絶望感に苛まれます。キムのような男が刑務所の2階で笑いながら見ていましたが、抑えられている男の顔をみてハッとします。
一方、第二のインフォーマはチップの中身を確認し、現役警官に殺害された女子大学生の死体写真やプロフィールなどが映し出されます。
インフォーマ2第2話のネタバレと感想
2話もすごくおもしろかったですが、脚本的な面白さというより、王道のコメディ展開やセルフオマージュによる面白さが強い印象でした。
そして何より、最も驚いたのがキムが生きていたことです(おそらくですが)
3話のアイキャッチ画像がキム役の一ノ瀬ワタルさんだったので、もしかするとと思っていましたが、どちらかというと冴木の回想シーンで登場すると思っていました。
この辺の話も含めながら、具体的に気になったポイントをまとめていきます。
- GPSの動きを注視する木原
- 木原と第二のインフォーマの関係
- 同じミスを繰り返す三島
- 書斎の秘密に近づく丸山と怪しい参事官
- チップの中身は警察学校に通う女性の殺害データ
- 相変わらずオシャレな第二のインフォーマ
- 2話終了時点で3日目のお昼
GPSの動きを注視する木原
GPSの動きをじっと見つめる木原が地味に気になりました。
単純にチップの場所を追っているようにも見えますが、いつまでもバレない違和感を覚えているでしょうし、第二のインフォーマがあえてつけ続けているシーンも映されると、どんな心理戦が行われているのか気になってしまいます。
この件は、特に深ぼられない気がしますが、できれば意図を理解できるような描写があると嬉しいです。
木原と第二のインフォーマの関係
第二のインフォーマは、声やしゃべり方で木原の存在に気づいたような表情をしていました。
空白の2年で生まれた因縁なのか、石上や冴木、岡林つながりの因縁なのかは現時点で定かではありませんが、徹底的につぶしたいと感じられる言葉も使っているので、単なる敵ということはなさそうです。
一番可能性が高いと思っているのは岡林関連の人物であり、逆恨み的に木原を恨んでいることが物語の流れ的にもきれいな気がします。そうすると、キムのいる刑務所に三島を送り込んだ理由にもつながってきますし。
同じミスを繰り返す三島
ショーパブでの遊び方は、2年間全く成長していないことを印象付けるものだったと思います。
1期の3話か4話あたりで瀧澤組の刺客をおびき寄せるために木原が使った手段ですが、同じようにのせられピンチを迎えてしまいます。前回は、飲みたくない三島に無理やり飲ませていたため同情の余地はありましたが、今回は進んで楽しんでいたため、なんなら悪化してます。
なんとか、2期を通して成長を感じさせてほしいです。
書斎の秘密に近づく丸山と怪しい参事官
異常な数の管理カメラがあるにもかかわらず、書斎に全くないのは違和感ですし、それを見逃す丸山ではないでしょう。
これは他の刑事にも気づいてほしいところですが、必要のないところで風呂敷が広がってしまうので、丸山だから気づいたという描写で問題ない気がします。
それと同じ、もしくはそれ以上に気になるのが参事官の動きです。自分と同じ映像に引っかかっていることを見ていながら、何も気づかないふりをして丸山に声をかけています。
しかも、1つ前の事件で丸山と一緒になった時は声をかけていなかったという話も出ているので、何かしら意思をもって接しているようで、全く目が離せない存在です。そんな参事官の違和感に丸山も気づいているような表情をしていたので、これからどうなるか楽しみです。
キムが生きている!?
まだ双子の弟(兄)説があるので、確実に生きているといえるわけではありませんが、三島の顔を見た時の表情や雰囲気を見るとほぼ確定している感じです。
一ノ瀬ワタルさん演じるキムはキャラクターも魅力的なので、好きな部類に入りはしますが、組長を殺された恨みを晴らすために、キムをめった刺しにした相田が殺し損ねていたという話になり、あまり好きな展開ではありません。
たしかに相田は抜けている要素の強い人物でしたが、瀧澤組の若頭であり誰よりも組長を慕っていた人物であるので、さすがに殺し損ねる意味が分からないです。それをしてしまうと、1期の魅力をそいでしまう形になると思います。
可能性は薄いですが、個人的にはキムの双子であってほしいという想います。
チップの中身は警察学校に通う女性の殺害データ
予想とまったく違いましたが、チップの中身は全身にあざのついた女性の死体とその事件の詳細でした。
この情報をマフィアが欲しがる理由はまだ分かりませんが、現役警官による女子大生殺害事件であり、闇は深そうです。
相変わらずオシャレな第二のインフォーマ
完全に感想ですが、1話2話含め池内博之さん演じる第二のインフォーマがオシャレすぎます。(冴木も同じくかっこよかったですが、どちらかというと怖さが目立っていました。)
殺害方法や話に加わるタイミング、強者感など適役として完璧なので、間抜けな作戦ミスやご都合主義みたいな展開になって魅力が削がれないことを祈ります。
2話終了時点で3日目のお昼
約1日分進んだので、今回も1話1日ペースかもしれません。
・1日目
渡辺いっけい演じる投資家が殺されチップが盗まれる。
三島がインフォーマと名乗るも、情報料を騙し取られる。
・2日目
木原の連絡を無視しバンコクに到着した三島だが、木原に見つかる。
上条と山岡が殺される。
タイのマフィアを爆殺し、謎の男がインフォーマを名乗っていることが分かる。
・3日目
三島が逮捕され、キムらしき人物がいる刑務所に入る。
・4日目
不明
・5日目
不明
・6日目
不明
・7日目
銃撃戦に巻き込まれる
インフォーマ2第2話のネタバレと総括
2話も引き続き目が離せない展開が続いています。3話ではキムかどうかハッキリするので、早くこのモヤモヤを解消したいです。
2話のあらすじ
- 優吉と二階堂は謎の男の指示で木原を殺そうとせずに退く。
- 木原と三島は逃げる彼らを追跡するが、タクシーごと川に転落する
- 謎の男はインフォーマを名乗っておりマフィアのボスを爆死させる
- 三島はショーパブで酔いつぶれ、裸で寝ているところを警察に逮捕される
- 木原は三島の弁護士に大金を渡し、三島を刑務所送りにさせる
- 三島が収監された刑務所にはキムらしき人物が
- チップの中身は現役警官に殺害された女子大生の情報
2話の感想
- 謎の男(第二のインフォーマ)が木原を知っているような描写があった
- 今回の三島の失敗は1期と同じで成長が見られない
- 丸山が事件の真相に近づく一方、高野参事官の怪しい動きも気になる
- キムが生きていたらあまり納得できない
- 第二のインフォーマの行動はいちいちカッコよくオシャレ