ついに最終回を迎えたインフォーマ。
10話は文句なしのハッピーエンドで、少しインフォーマらしくありませんでした。しかし、1話から見てきた人間からすると、やはり王道のハッピーエンドは外さないなぁという感じでした。
木原と冴木の対決はどうなるのか？
途中退場した面々はどうなったのか？
などなど、気になるシーンや伏線がどうなったのかも含め、第10話のあらすじや感想をネタバレありでまとめていきます。
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インファーマ第10話のネタバレありのあらすじと登場人物
今回も主要登場人物を整理し、その上であらすじをまとめていこうと思います。
- 第10話の主な登場人物
- ネタバレありのあらすじ
第10話の主な登場人物
インフォーマ（桐谷健太）グループ
・木原慶次郎（桐谷健太）
元2代西宮会の若頭補佐で、インフォーマ（情報屋）。冴木亮平（森田剛）には、2度やられており河村兄弟を殺された。冴木は幼少期にいじめから救ってくれたアニキだった。
・三島寛治（佐野玲於）
記者で、ポンコツ2号。箱崎がやられて以降、人が変わったかのように男気溢れる行動が増える。最後まで記者魂を見せる。
冴木亮平（森田剛）グループ
・冴木亮平（森田剛）
殺し屋のリーダー。石上の息子であり、最高傑作。
第10話のネタバレありのあらすじ
岡林が殺されたことを確認し、三島は警察に通報します。
冴木たちの隠れ家周辺は物々しい雰囲気になり、野次馬もたくさん集まっています。その様子を車の中で眺めていると木原が現れます。怒りと興奮が混じった表情で、岡林に捕まったことや石上と木原の関係について聞くと、木原は車を出すよう告げます。
目的地に向かう途中、木原は石上や冴木との自身の関係について語り始めます。三島は言葉に詰まってしまいますが、真剣に木原の話に耳を傾けます。
その頃、荷物整理をさせられている丸山の元に長澤が訪れます。岡林が持っていたタブレットを三島から預かっており（おそらく木原の目的地に向かう前に週間タイムズに寄った）、それを丸山に貸しだと言いながら渡します。
クズオをはじめとした六車連合は、冴木たちに手を貸していた残党が高跳びする情報を木原から聞いており、残党狩りの準備を進めます。そこに相田たち瀧澤組も合流し、揃って最終決戦に向かいます。
目的地近くに着いたころ、木原は三島に別れの言葉を伝え立ち去ろうとします。三島は復讐を辞め、自分の人生を生きるよう、死なないよう、願いながら伝えます。木原は、良い記事を書くよう肩を叩きながら伝え、二人は別れます。
その日の夜、週刊タイムズのオフィスに戻った三島は、今回の事件を記事にまとめ始めます。
冴木は自身が育ち今は閉鎖された児童養護施設を訪れます。そこに「偽物の父（石上）を殺した後は、本物の父を探しに来たのか？」と挑発しながら木原登場します。冴木も「思い出してきた。泣いてたのは5年前だけじゃなかったな」と返し、殴り合いが始まります。
終始、冴木が優勢に戦いを進めるものの覇気はありませんでした。木原は泣き喚くように反撃しつつ、情報屋になったのは冴木を探すためである、自分を置いて施設を出て行って欲しくなかった、自分を守るために置いて行ったと分かった、など思いの丈を吐き出します。
そうこうしていると、徐々に木原の攻撃があたり始め馬乗りになります。冴木はこうなることを望んでいたかのように銃を差し出し「殺してくれ」と頼み、木原は応じるように立ち上がり冴木に向け発砲します。
同じころ、六車連合と瀧澤組は船で逃げようとする残党に突撃し、見事復讐を果たします。竹森（ペットショップの店主）もその場におり、海に飛び込んで必死に逃げようとします。
三島が徹夜して記事を書き上げた1週間後、「インフォーマと呼ばれた男」という記事を掲載した週間タイムズの雑誌が発刊されます。今回の事件にかかわった主要人物が、それぞれ記事に対してリアクションします。
1話で三島に不倫スクープを撮られた宮本の記事を別の週刊誌にスクープとして先に掲載されたことに嘆く長澤と有村。三島の記事に感化され、体中に包帯を巻き松葉杖をつきながら復活した箱崎。記事を読んで笑うクズオ、認識はしていても読みたくない相田。
長澤からタブレットを預かった丸山は、瀧澤組長を連れ去る水越の映像が残っていたことに気づき、殺人教唆の疑いで水越を逮捕。水越と談笑していた刑事部長はまだ任意同行の段階ですが、多くの罪を犯している疑惑があり一緒に連行していきます。
三島はナナと愛の3人で愛之助の墓参りに来ていました。墓の前で2人と並ぶことに躊躇する三島に、愛之助に紹介するから近くに来るようナナが言います。ポンコツ君2号として紹介されることを嫌がる三島に「なんて紹介してほしいの？」といじわるに笑うナナ。
その時、ちょうどかかってきた電話に出ると、不在通知の主は1週間連絡が取れなかった木原でした。木原からの連絡に嬉しさと安堵を感じつつ、ナナとのデートを邪魔されたくない三島は嘘をついて切ろうとしますが、目の前に木原が現れます。
実は、三島を墓参りに誘うよう手を回したのは木原であり、三島はまた新しい調査に巻き込まれます。さっそく、マフィアのような男たちが現れ車で突進されますが、何とか逃れ新しい情報バトルが始まりました。
木原たちがマフィアから逃げる道中、バス停で煙草を吸う冴木が写り、物語は完結します。
インファーマ第10話のネタバレありの感想
10話はこれまでのダークな展開が嘘のようにハッピーエンドが続きました。
ドロドロした展開で絶望の中に光がある、みたいな終わり方をイメージしていましたが、これはこれでめちゃくちゃよかったです。
やっぱり木原や三島はもちろん、三島サイドにいた人たちには全員幸せになってほしかったですし、すべての問題が解決し、木原と三島のコンビも復活して、と最高のハッピーエンドだったと思います。
特に、木原が冴木を殺さないエンドは、賛否あったかもしれませんが、個人的には一番吹かなく見れる展開でうれしかったです。でも、殺して苦悶する方がインフォーマ感はましたとも思います。
本筋とは関係ないですが、冴木を演じた森田剛さんはめちゃくちゃ魅力的なキャラだったので、続編にも出てくれそうで視聴者として嬉しかったです。
それでは、今回も気になったポイントについて整理していきます。
- 長澤と丸山も活躍してよかった
- 川俣と竹林はどうなったのだろうか
- 木原と冴木の今後の関係に期待
- 2の「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」はすぐ見ます
- スッキリしないことにも触れておきます
長澤と丸山も活躍してよかった
長澤や丸山も最後に活躍できてよかったです。
なんだかんだ見せ場がないまま進み、調査した結果が役に立たないまま終わるという可能性も見えていたので、それなりに重要な役割を果たせて安心しました。
（おそらく）タブレットのパスを解除し証拠を見れるようにした長澤と、その証拠を使い警察の中にいた裏切り者を摘発した丸山、どちらもちょっとしたやり取りがかっこよく、丸山刑事は窓際シーンと摘発シーンでは別人みたいでした。
警察内での立場も良くなってくれると嬉しいです。
川俣と竹林はどうなったのだろうか
岡林はやはり死んでしまいましたが、川俣と竹林はどうなったのでしょうか？
2人とも明確に死んだ様子は描かれなかったので、もしかすると生きて2でも活躍してくれるのかもしれません。特に竹林は、木原と対立する理由はなさそうなので、生きていればいい味を出してくれるはずです。
木原と冴木の今後の関係に期待
本当に、お互いが殺し合う最後ではなく、生き残る結末になってよかったです。
なんだかんだ、冴木は木原に借りができた状態だと思うので、ピンチのタイミングで駆けつけ助けてくれるのではないかと期待してしまいます。
インフォーマとして生き続ける木原と協力関係に落ち着くのもいいですが、冴木は冴木で今後の人生がプラスになるような機会に恵まれ、木原とはほとんど接点を持たないような距離感の方が個人的にはうれしいです。
2の「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」はすぐ見ます
結果的には満足する終わり方でしたし、全体的に面白かったのは間違いないので、インフォーマ2の闇を生きる獣たちも近いうちに見ようと思います。
おそらく、まだ完結していないはずなので、リアタイ勢に追いつき、今後の展開についてじっくり考える見方もしたいなと考えています。
スッキリしないことにも触れておきます
少しほめすぎているので、最後にスッキリしなかったこともまとめておきます。覚えているものだと次の3つが不完全燃焼で終わってしまいました。
・丸山が同期から受け取った情報はなんだったのか
・中国マフィアはなんで帰ったのか
・最後の抗争で銃を使わなかった理由は
中国マフィアや最後の抗争の部分は、他の話の感想でもまとめているので特に触れませんが、丸山が同期からもらった情報は本当に何だったのか気になります。
もしかすると中国マフィアを帰す情報で木原と連携したものの、映像化の関係でカットされてしまったのかもしれませんが、であればあんな意味深なシーンは不要だったと思います。
同期は保身ではなく正義のため、丸山のために行動したと思うので、なんかスッキリしない感じでした。
インファーマ第10話のネタバレと総括
最終回も本当にいい終わり方でした。
王道展開であり、インフォーマっぽくないポジティブな終わり方だったので賛否はあったと思いますが、やはり思い出した時に不快にならない終わり方は最高です。
また改めて1話1日のスピード感はすごく良かったです。早すぎず遅すぎずの展開で、見ていてしっかりのめり込むことができました。
インフォーマ -闇を生きる獣たち-も楽しみたいと思います。
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