相変わらず木原陣営は何をやっているんだ。。。と思いましたが、第5話は4話ほどひどくなく後半にかけて少し挽回してきたのではと思います。
6話からは過去編に入りそうな雰囲気があるので引き続き油断はできませんが、また前半のころのような盛り上がりを期待しています。
それでは5話のあらすじと感想をネタバレありでまとめていきます。
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インファーマ第5話のネタバレありのあらすじと登場人物
今回も前回同様、主要登場人物を整理し、その上であらすじをまとめていこうと思います。
- 第5話の主な登場人物
- ネタバレありのあらすじ
第5話の主な登場人物
インフォーマ(桐谷健太)グループ
・木原慶次郎(桐谷健太)
元2代西宮会の若頭補佐で、インフォーマ(情報屋)。冴木亮平(森田剛)とは5年前の事件で因縁があり、ポンコツ1号が犠牲になっている。キムから情報を聞き出すファインプレーをしている
・三島寛治(佐野玲於)
記者で、ポンコツ2号。長澤あすか(MEGUMI)の命令で木原(桐谷)と行動することに。生意気な記事を書いたことが理由になっているが、まだ分からない。木原の元から離れたものの、流れでナナの手伝いをしている。
・河村恭介(淵上泰史)
六車連合の組長で木原の弟分。5話ではがっつり足を引っ張ることに。
・クズオ(二ノ宮隆太郎)
六車連合のモブ。第1話でも登場した。
・シゲオ(藤井陽人)
六車連合のモブ。クズオと共に余計なことをする
冴木亮平(森田剛)グループ
・冴木亮平(森田剛)
公安?やくざ?殺し屋?のリーダー格。空港から堂々と歩き、目立ちながらSPを引き連れてくる感じから普通のやくざや殺し屋には見えませんでした。(単なる演出かもしれませんが。。。)
未だに正体は分かりませんが、5話時点だとまだ底も見えない。
・キム(一ノ瀬ワタル)
金髪のプロレス体系。いかにも武闘派の怖い人。意外とダンスが好き。
・岡林(田島亮)
インテリヤクザ。切れ者雰囲気がすごい人。やっぱりキレると怖い。
・竹森(濱津隆之)
ペットショップの店主。冴木たちの情報屋兼調達屋。ただ、これまでのセリフや立ち回りはモブ感が強い。
第5話のネタバレありのあらすじ
キムと河村が捕らえられた翌日。
根城にしていたペットショップで、竹森(店長)から冴木は銃のようなものを受け取ります。その時、ペットショップにクズオとシゲオ(六車連合のモブ)が現れ、冴木と鉢合わせます。しかし、あっけなく冴木と竹森を取り逃がしてしまいます。
事の顛末(てんまつ)を木原に報告すると、勝手な行動をとった2人は怒鳴られます。そうこうしていると岡林(メガネのインテリヤクザ)から連絡があり、河村とキムの人質交換が持ち掛けられます。
木原は河村たち六車連合がアジトにしているレストランMを提案します。それに岡林が応じたため、レストランMで21時に人質交換することで合意します。三島の代わりに合流した箱崎も現場について行くことになります。
そのころ、商店街を歩いていた三島は偶然ナナと出会い、娘の誕生日会を手伝うことになります。誕生日会に訪れると約束していた河村が現れないことに若干胸騒ぎを覚えるものの、それ以外は平和な誕生日会が続きます。
同じころ、刑事の丸山は独自に冴木たちの起こした事件について調べようと、警察内部で情報収集に励みます。しかし、不自然な情報統制がとられているため頼りの刑事の協力を得ることもできず、行き詰ります。
時刻は21時前、一足先に木原たちはレストランMに到着し、奥の席に座り冴木たちを待ちます。Mは平日にもかかわらず予想以上に繁盛しており、バーテンダーも新人が入っていました。
21時ちょうど、冴木たちが現れ、無事人質交換が終わりますが、冴木たちも木原たちと同じ卓に座りステーキを注文しようとします。不穏な雰囲気が流れ、木原はテーブルの下に用意していた銃に手を伸ばします。
その時、注文していないお酒が木原の元に届き、スタンガンで全身を痙攣させられてしまいます。木原の横にいたクズオは銃をとり発砲しようとしますが空砲で、岡林に手をナイフで貫かれテーブルに固定されます。
トイレにいたシゲオをはじめ、厨房などで待ち構えていた六車連合の面々はもすでに殺されており、誰一人として動けるものはいませんでした。
そして、そんな異様な雰囲気にも関わらず周辺にいる客は何事もないかのように会話と食事を続け、より異様さが際立ちます。
未だに痙攣している木原を横目に、クズオは岡林に、箱崎はキムにボコボコに殴られます。ようやく立ち上がった冴木は銃を取り出し、河村に向け発砲。河村は大量に血を流します。木原に銃口を向けた時、電話が鳴ります。
誕生日会を終えた三島は、ナナと娘を自宅まで送り届けます。寝ている娘を寝室に連れていくと、遺影が目に入り、三島は直感でナナと娘の夫であり、ポンコツ君一号であることをかんじます。
そのことをナナに確認すると、ナナは夫について少しずつ話し始めます。
インファーマ第5話のネタバレありの感想
5話の冒頭、クズオとシゲオの暴走は4話の反省を生かしておらずストレスのたまる展開でしたが、冴木側の動きが及第点であったため、5話全体では4話ほどの残念感はありませんでした。
ただ、木原サイドは依然として何をしているか分からず、3話までの良さには届かなかった印象です。
今回も伏線系はほとんどありませんでしたが、特に気になったポイントについてまとめていきます。
- 学べない木原陣営
- やっぱりあった銃
- 冴木たちの準備はすごいわけではない
- 5話終了時点で5日目の夜
学べない木原陣営
思えば最初のホテル襲撃の時からですが、木原陣営は詰めが甘いどころか準備がそもそもできていないことが多すぎます。
ホテルの件は流していましたが、冴木たちの見張りが1人しかいないことに加え、その見張りと連絡が取れない中で部屋に突入するのは違和感がありました。振り返るとこの時から、バカしかいない伏線だったのかもしれません。
5話も無能さをしっかりと発揮してくれます。
まずは冒頭のクズオとシゲオのシーン。自分たちの組長を救うために行動しているのであれば、なぜもっと人数を集めないのでしょうか?どんなに少なく見積もっても、冴木陣営には、冴木・岡林・竹森(店主)の3人はいるわけです。
突入時にはたまたま2人しかおらず、岡林は車でスタンバっていたため、何とか追いかけることができましたが、3対2の構図になるリスクも十分にあり得ました。このくらいは、小学生でも想像できるはずです。
そんな2人ですので当然ですが、入り口と裏口に人を置いておらず、まんまと逃げられます。
レストランMの件も同じです。
これは気になったレベルですが、場所を指定するのが早すぎます。人がいる場所ならどこでも良いはずなので、適当に繁華街にして置き、直前でMに変更するのが定石ではないでしょうか?
断れれば予定通りの場所で行い、納得させることができればこちらだけ万全の体制を整えられるため、この揺さぶりをかけるデメリットはないはずです。
ここからが本番です。まず、なぜ事前に仲間と連絡を取らないのでしょうか。ホテルのミスをもう忘れたんでしょうか。「今からキムを連れていくけど準備はどうだ?」と連絡を取り合うことさえしていれば、完敗することはありませんでした
次に入店時ですが、新人のバーテンダーになっている時点で気づくべきですし、客が多すぎるという異変にも気づけたのに、なぜ罠が張られている可能性に気づけないのか。のんきに座ってしまうのか。
しかも、相変わらずシゲオは1人でトイレに待機させており、そのシゲオを迎えに行かせるモブも1人です。河村を捕らえられた時の反省がここでも活きません。
まだありますえ。なぜ冴木たちと同じように、一般客に味方を紛れ込ませる発想がないのでしょうか。これはライブハウスで見ている手ですし、思いつかないはずがありません。誕生日会に送る人員がいるなら、レストランで待機させるのが普通です。
もちろん逆もしかりで、ライブハウスの事件は前日です。なぜ昨日やられた事前に人を送りこむという手を警戒しないのでしょうか。冴木たちを出し抜ける日が来るイメージが湧きません。
やっぱりあった銃
これは物語全体の批判ですが、やはり銃はありました。
竹森が渡したのはおそらく銃だと思いますが、ガスマスクを着けて火だるまにするような連中です。いまさら「こんなものまで用意させて。。。」と発言をする意味が分かりません。殺し屋です。現役の副大臣も殺しています。銃を保持していなかったことが驚きです。
木原たちも今回は普通に用意していました。昨日使っていれば簡単に3人とも殺せました。冴木たちが日本について3日は余裕があり、どんな場所に保管していたとしても十分に取りに行けたはずです。
つまり、4話の乱闘が茶番でしかなく、両陣営とも銃を手にすることができ、命を狙われていることが分かっているにも関わらず、銃を持という発送すら浮かばないバカだということになります。
冴木たちにとっては違いますが、木原たちにとっては一般人がいる広い会場という条件は同じため、言い訳の余地すらありません。
冴木たちの準備はすごいわけではない
放送当時のリアクションは分かりませんが、冴木たちの準備は普通です。
捜査を打ち切らせるだけの権力を持っているんです。約10時間前後は準備する時間があったため、Mの構造や人員を調べつくし事前に殺すことや、客を装った仲間を送り込むことは容易だったはずです。
敵のアジトに乗り込むわけですから、これくらいの準備はして当然ですし、むしろこの過程で実際に乗り込めるかどうかを確認できると思います。
木原たちがひどすぎるので、冴木たちがすごく見えてしまいますが、このレベルの準備はお互いにしてほしいと強く思います。
5話終了時点で5日目の夜
おそらく6話から過去編に入るため、忘れないように時系列を整理しておきます。
・1日目
木原が5年ぶりに東京に戻る。山本副大臣が殺される
・2日目
常務取締役の石原が殺される。冴木の根城に木原が押し入る
・3日目
瀧澤組の屋敷を訪れる。キャバクラで瀧澤組長の居場所を聞く
・4日目
木原と瀧澤組長は冴木たちをはめようとするが失敗する
・5日目
人質交換を行うが失敗する
インファーマ第5話のネタバレと総括
4話ほどひどくありませんでしたが、やはり不満多めな5話になってしまいました。過去編に入っても同じような感じで進んでしまうと、いよいよ離脱しないか心配になってきます。
特別なことは望まないので、無理のない自然な展開を期待します。
木原自身も目の前で河村が撃たれ、ポンコツ君1号がフラッシュバックするはずですので、ここから覚醒していくことを一番願っています。
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