第6話はがっつり過去編でした。ポンコツ君1号役の横浜流星さんもすごく良く、作品の雰囲気に負けていませんでした。
ストーリーそのものはベタな展開でしたが、その分変なストレスもなく違和感なく見れました。
7話から現在に戻ってきますが、おそらくお通夜みたいな回になるはずなので、8話以降のラストスパートに向けて良い感じで進んでくれればと思っています。
それでは6話のあらすじと感想をネタバレありでまとめていきます。
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インファーマ第6話のネタバレありのあらすじと登場人物
今回もこれまで同様、主要登場人物を整理し、その上であらすじをまとめていこうと思います。
・第6話の主な登場人物
・ネタバレありのあらすじ
第6話の主な登場人物
インフォーマ（桐谷健太）グループ
・木原慶次郎（桐谷健太）
元2代西宮会の若頭補佐で、インフォーマ（情報屋）。6話ではインフォーマとして生きることを決め、舎弟で六車連合にいたポンコツ君1号の河村愛之助（横浜流星）もついて行きます。
・河村愛之助（横浜流星）
ポンコツ君1号で、六車連合の一員。組長の河村恭介の弟で、ナナの夫
・河村恭介（淵上泰史）
六車連合の組長で木原の弟分。6話でキャバクラのオーナーのようなポジションで登場。
・長澤あすか（MEGUMI）
週刊タイムズの編集長。5年前はキャバクラにも出勤しており、インフォーマのサポート（5年後にナナが行っている）をこなす
冴木亮平（森田剛）グループ
・冴木亮平（森田剛）
公安？やくざ？殺し屋？のリーダー格。空港から堂々と歩き、目立ちながらSPを引き連れてくる感じから普通のやくざや殺し屋には見えませんでした。（単なる演出かもしれませんが。。。）
未だに正体は分かりませんが、5話時点だとまだ底も見えない。
・キム（一ノ瀬ワタル）
金髪のプロレス体系。いかにも武闘派の怖い人。意外とダンスが好き。
・岡林（田島亮）
インテリヤクザ。切れ者雰囲気がすごい人。やっぱりキレると怖い。
その他重要人物
・川俣が仕えている人物（石橋蓮司）
石橋蓮司さん演じる黒幕と冴木たちには強いつながりがあり、単なるビジネス仲間ではないことが分かりました。加えて、冴木たちは日本を良くするために、守るために動いていることが分かります。
第6話のネタバレありのあらすじ
5年前のある日。
六車連合の縄張りで商売をしていた反グレを、河村愛之助（横浜流星）がボコボコにしていると、ボス（木原）から呼び出しがあり慌てて焼き肉屋に向かいます。
木原から今後はインフォーマとして生きていくという話を聞き、よく理解できないものの、ボスを慕っているため、どこまでもついて行かせてくださいと応え、木原と2人でインフォーマを名乗ることになります。
その日の夜、家に帰った愛之助は、妊娠中のナナからお腹の中の子供が女の子であることを告げられます。2人は微笑み合いながら幸せの絶頂を噛みしめ、愛之助はナナとお腹の子供にカッコいい父親になることを誓います。
そのころ、冴木たちは石橋蓮司さん演じる黒幕と再会します。そこで、冴木は日本を守る使命を与えられます。
しばらくしたある日、インフォーマとして野党第一党のエース議員を脅した後、いつものキャバクラで祝杯を挙げます。そこには、キャバ嬢として働く長澤（編集長）や、ボーイとして働く河村（組長）の姿もありました。
丸山刑事が来店し木原とアイコンタクトをとると、個室を用意させ木原・長澤・丸山の3人で作戦会議を行い、愛之助もその場に同席します。そこで、白川グループ代表が自身の別荘で乱交パーティーを開くという情報が入り、木原と愛之助は会場に乗り込むことを決めます。
そのころ、冴木たちはターゲットを脅すために銃などを用意し、いつものペットショップで準備を行います。
白川たちが集めた女の子を選びそれぞれの部屋に向かった頃、木原と愛之助は正面から乗り込みます。SPが警護に当たっていましたが、2人とも喧嘩が強く簡単に侵入できてしまいます。
木原が白川を見つけ、未成年と関係を持とうとしていることを脅し始めた頃、同じ別荘に冴木たちが現れます。愛之助はキムと戦うことになりますが、ガタイの違いが大きすぎて相手になりません。
冴木と岡林も白川の部屋に現れ、木原は足を銃で撃たれてしまいます。冴木たちは手紙を白川に渡すとすぐに退散したため、愛之助は一矢報いるために冴木たちを追いかけます。木原は足をひきづりながら愛之助を探し、冴木たちを追いかけたことを知ります。
電話で必死に止めますが、言うことを聞かない愛之助。つけられていることに気づき、邪魔だと感じた冴木たちは車をとめ、キムが愛之助をボコボコにします。愛之助は何とか立ち上がり、冴木を挑発します。
冴木は無言で銃を構えて発砲し、愛之助は致命傷を負います。撃たれたと同時に現場に到着した木原は、泣きながら愛之助を抱え助けようとするも傷が深く息を引き取ります。
木原から電話を受けた河村が弟の死を知ったところで、現在に戻り6話が終わります。
インファーマ第6話のネタバレありの感想
6話は4話や5話と違い、普通に楽しむことができました。
なんでだよと思うシーンもありますが、王道展開であり愛之助が死ぬ未来が確定している以上、特に気になることなく見ることができました。
今回も伏線や注目したシーンについて、気になったポイントをまとめていきます。
・愛之助の死に方はきれいだった
・冴木たちと黒幕の関係
・5年前の関係性は想像以上に強かった
・木原は逆恨みではないか
愛之助の死に方はきれいだった
愛之助の死に方はベタな展開であるものの、30分という短い枠の中でその行動理由がきちんと示されており、やっぱりそんな感じで死んでしまうのか・・・と納得いく終わり方でした。
基本的には抜けていること、喧嘩が強いシーンやその強さを木原が勝っていること、木原をボスと慕い絶対の信頼を寄せていること、娘が生まれることで責任感が強くなったこと、これらが丁寧に描かれていたため、最後の単独行動や死に方に納得感がありました。
特に、インフォーマを名乗り、それをバカにされたシーンは重要で、ぼろぼろになりながら立ち上がり、冴木を挑発し殺されてしまうシーンの違和感をなくしてくれました。
これがないと、木原からあれだけ止められたにも関わらず追いかけ、絶対にかなわない状況でリーダーを挑発して殺された間抜けな人物になってしまいました。逆にあったからこそ、自分ではなくボスをバカにされたからこその最後になったと思います。
冴木たちと黒幕の関係
キムが捕らえられた時、在日朝鮮人の三世であることが明かされましたが、おそらく黒幕は在日朝鮮人の保護や人権獲得に多大な貢献をしたのではないでしょうか。
だからこそ、冴木だけでなくキムや岡林も暖かい目で見ており、いうことを聞いているのだと思います。そういう意味だと、冴木だけは少し不穏な雰囲気を出していたため、黒幕を殺してしまう可能性も感じました。
5年前の関係性は想像以上に強かった
長澤や丸山と木原の関係は、想像以上に強いものがありました。
長澤に関しては、かなり近い存在だったことは雰囲気としてありましたが、丸山も同じくらいの距離にいたことは驚きました。
本編で触れられることはありませんでしたが、おそらく、やくざ系の情報は六車連合から仕入れ、ゴシップ系は長澤から、政治系は丸山から仕入れていたと思われます。
それぞれがそれぞれのルートで情報の真偽を確認し、仕事に生かしつつ、危険な橋はすべて木原が引き受けるという感じだったんだと思います。
木原は逆恨みではないか
過去編で唯一気になったことは、木原たちの恨みが逆恨みではないかというものです。
冴木たちとはターゲット被りをしただけであり、木原と愛之助は実力不足で負けています。にもかかわらず、愛之助は冴木たちを追いかけ煽り、力なく殺されてしまいます。
この一件で恨まれる冴木たちは正直、かわいそうに思えました。愛之助の人柄や死亡理由を深ぼるために、物語全体の構成が少しないがしろにされた気分です。
これも王道展開ではありますが、獲物を横取りしようとしてきた冴木と岡林に木原が気づき、岡林といい勝負をしてしまったために冴木が銃で殺そうとし、愛之助が巻き込まれる形になった方が、まだ恨む理由になります。（キムはSPと乱闘でもしてもらっておく）
どんな形であれ、もう少し恨まれるだけの理由付けが欲しかったなと思います。
インファーマ第6話のネタバレと総括
6話は全体的に悪くなかったと思います。最後に触れた通り冴木たちへの恨みが逆恨みっぽくなったのは残念でしたが、それ以外はすごく良くまとまっていたと思います。
7話ではまたしても完全敗北した木原たちが、地獄の底に落とされたような状態になると思います。丸山をはじめとした警察が駆けつけ、河村は一命をとりとめるみたいな展開もあり得ますが、最悪木原以外は全員死んでしまいます。
8話から始まる反撃では三島が良い活躍をすることを祈りますが、思った通りの展開になるかは分かりませんが、最後に向けて盛り上がっていってほしいなと思います。
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