インフォーマ2のエピソード3を見ました。
今回はまさかの展開でしっかり騙されてしまいました。進展した情報も多く見どころ満載でしたので、インフォーマ2第3話をネタバレ有で振り返っていきます。
【インフォーマ2】インフォーマ-闇を生きる獣たち-公式サイト
インフォーマ2第3話のネタバレありのあらすじと登場人物
まずは主要人物を整理し、その上でエピソード2のあらすじを見ていきましょう。
- 3話の主な登場人物
- 3話のネタバレありのあらすじ
3話の主な登場人物
インフォーマ(桐谷健太)グループ
・木原慶次郎(桐谷健太)
元2代西宮会の若頭補佐で、インフォーマ(情報屋)。三島を刑務所に送り、何かを企んでいる。
・三島寛治(佐野玲於)
週刊タイムズの記者で、ポンコツ君2号。自らをインフォーマと名乗り木原の真似事をしているが、2年前の記事以降、まともなものは書けていない。木原にはめられ、刑務所に入ることに。
・広瀬(莉子)
週刊タイムズのタイ特派員。長澤の指示で三島のサポートをすることに。三島を刑務所に入れた木原に怒りを覚えつつ、三島のサポートを行う。
第二のインフォマグループ
・謎の男(池内博之)
自身をインフォーマと名乗っていることが判明。
・優吉(兵頭功海)
謎の男の側近として、実行役を担うことが多い。
・二階堂(SUMIRE)
武闘派であり、徒手格闘のプロ。ククリナイフを使うことが多い。
・キム(一ノ瀬ワタル)
死んだと思われていたが生きており、三島の入った刑務所にいる。
警察
・丸山克次(高橋和也)
7年前から交流のある刑事。木原と同じ事件を追っている。
・高野龍之介(二宮和也)
警察官僚の参事官。丸山の下で働いたことがある。
その他
・ポントーン
バンコクマフィアのボス。モブと思われたが、1.2.3話すべてに登場し、キーパーソンになっている。
・トビオ(山田孝之)
木原の友人。タイで生活しており、木原と久しぶりに再会する。
・なかもとよしつぐ(渡辺いっけい)
1人目の被害者で投資家。元警察官であることが分かる。
3話のネタバレありのあらすじ
週刊タイムズのオフィスで三島の仕事を片づけている有村は、タイに取材に行っている三島を妬みながら長澤に小言をぶつけます。そこに箱崎も加わり、3人で三島のタイ取材が楽しいものになっていると妄想を膨らませます。
そのころ三島は、刑務所の洗礼を受けており、ホースから放水された水で体の汚れを落とされ、寝返りもうてないスペースで横になり、夜空を眺めて絶望します。
翌朝、朝食を食べる木原に広瀬が文句を言いますが、木原は「三島が望んだことだ」と言い助けるそぶりを見せません。怒った広瀬は三島の面会に向かいます。面会所でうなだれる三島を見て心を痛めますが、刑務官のすきを見て三島の手を握り、スマホをこっそり渡します。
そこには、木原や週刊タイムズの記者の連絡先、GPS情報など、必要なものがすべて入っていました。広瀬は去り際に、木原が「ヒントは出してある」と言っていたと伝えます。
広瀬と三島が面会している頃、木原は昔なじみのトビオの元を訪れます。そこで、屋上でやり合った2人組(優吉と二階堂)のことについて尋ねると、数か月前からバンコクをうろついていること明かします。
続けて、昨夜の爆破事故の現場はポントーンの島であり、そこにリーダー格を含めた3人がいたこと、襲われたがポントーンは生きており病院に搬送されたこと、を伝えると、木原は礼を言いポントーンに会いに行くことにします。
トビオは死ぬかもしれないと警告しますが、木原は笑いとばします。
三島はスマホを使って木原に連絡しようとしますが、昨夜の木原の話を思い出し、被害者の素性を詳しく調べることにします。長澤に電話し被害者の情報を聞きますが、一緒にいた箱崎から、被害者の名前と現在の職業以外なにも情報が出てこない、不思議な事件と伝えられます。
電話を切った三島は気持ちを切り替えて、GPSの場所を探ります。その場所は、刑務官が厳重に警備している建物の中だということが分かり、八方塞がりになってしまいます。
刑事の丸山は防犯カメラの違和感を確かめるため、再び1人目の被害者宅を訪れます。想定していた通り書斎にカメラはなく、ヒントになるものを探します。被害者と奥さんが写った写真の裏にもう1枚写真があることに気づくと、警察学校の入学式の写真がでてきます。
丸山は高野参事官と2人きりになり、見つけた写真を共有します。ナカモトが警察官だった可能性を考えるもデータベースに情報が残っていなかったと報告すると、警察内部の人間が関わっている可能性が浮上したため、高野が2人だけの秘密にとどめるよう依頼します。
昼食の時間になり、三島は1人で食事している男の隣に座り、刑務所について情報を集めようと頑張ります。しかし、話しかけたのは刑務所のボスであり、食事を邪魔されたことに腹を立て、三島を突き飛ばします。
次に三島が飛ばされた席にいた囚人が切れ、三島に食事を投げつけるも外れてしまい、別の囚人にあたり乱闘が始まります。そこにキムが現れ乱闘を鎮めると、三島を連れ出します。
椅子にくくられた三島は、仰向けに倒されます。口と鼻を濡れたタオルで塞がれ、呼吸しずらい恰好で拷問され、木原の居場所を問いただされます。三島は自分も木原にハメられたと怒りをあらわにし、キムに全面協力することを約束します。
GPSがついたバックを手にできれば木原を呼び出せるとキムに伝えると、木原に復讐できると感じたキムは嬉しそうに快諾します。
その頃、インフォーマを名乗る男は、優吉と2人で警察少将と密会していました。少将に同僚がマフィアとつながっている証拠を渡した後、木原を捕まえるのに協力してくれないか?とお願いし金を渡します。
木原はまだ機嫌を直さない広瀬を連れて市場にやってきます。売り子の子供から商品を購入する木原をみて、少し機嫌を直した広瀬が何をしに来たのか質問すると、木原はニヤッと笑い「コスプレをしに来た」と答えます。
病院のベッドに横たわるポントーンの部屋に、医師と看護師の格好をした2人が入り、洗剤の入った注射器を首筋に当て脅します。ポントーンの手下は手も足もでず、ただただ木原の言葉を訳します。
「あんたをそんなんにしたやつを俺も追っとんのや。~中略~そいつらが刑務所を出入りしとる」と木原が問いかけると、そんなことは知っているが、刑務官を買収していて手がだせない、とポントーンは返します。
そして、次のように続けます「アイツはここじゃこう呼ばれている。インフォーマ。お前の手におえる相手じゃない」。
すると木原は「そんなんやってみなわからへんやんけ。とっておきの作戦があるで。~中略~ポントーンあんたほんまに死んでみぃひんか」と笑いかけます。
三島とキムはGPSがつけられたものを見つけるため、刑務官が警備する建物に侵入を開始します。侵入の直前、三島は広瀬に電話し、リアルタイムで映像を流すから録画するよう依頼します。
カメラを回しいざ突入を開始すると、キムは自分を撮らないように忠告した上で、警備の薄い場所を通っていきます。途中、1人だけ刑務官に見つかるものの、キムが難なく制圧し目的の部屋に辿り着きます。
その様子を見ている木原は、足元しか映らないキムを見て、何かを思い出そうとする表情を浮かべます。
キムは部屋の入口で見張りをしながら三島を急かし、GPSのついたものを探します。三島は見覚えのあるトランクを見つけますが空振ります。代わりに小さな部屋のようなスペースを見つけ、その中を探し始めます。
すると、壁一面に木原やナナ、長澤、丸山、自分の写真や個人情報が張られていることに気づき、少し呆然としてしまいます。
今度はキムの叫び声が聞こえ部屋の入口の方を見てみると、逃げてくるキムと刑務官、第二のインフォーマの姿がありました。絶体絶命の状況でカメラを向けていると、キムが突然カメラを奪い映像を止めてしまいます。
何が起きたか分からず戸惑う三島を放置し、刑務官の方にキムが歩き始めます。「こいつが木原の手下だ」と言いながら、三島の持っていたスマホを優吉に投げ渡し、「つうわけだ。わりぃな」と爆笑します。
インフォーマ2第3話のネタバレと感想
キムが生きていたことだけは納得いきませんが、3話も引き続き面白かったです。
本筋と関係ありませんが、週刊タイムズの3人の想像と、実際に三島のおかれている状況のギャップが激しく、少しクスっとしてしまい、やはりベタで王道な展開が好きなんだなぁと、再認識できました。
本編でも気になるシーンが多かったので、1つずつ深ぼっていきます。
- 広瀬さんは肝が据わっている
- トビオは重要な役割を担うのか?
- 少し成長できた三島
- いよいよ怪しくなる高野参事官
- ポントーンに提案した作戦とは
- GPSを捨てなかった理由が明らかに
- キムには完全に騙された
- やっぱり生きていたキムに納得できない
- 第二のインフォーマの目的とは
- 3話終了時点で5日目のお昼
広瀬さんは肝が据わっている
刑務官の目を盗んで、スマホを渡すシーンは驚きました。
見た目やキャラクターと違い、めちゃくちゃ肝が据わっていますね。
ただ、その分どうしても裏切りが気になってしまいます。。。
GPSの位置情報や必要な人の連絡先が入ったスマホをあんなに素早く用意できる手際と、それを刑務官に見つからないように三島に渡す度胸、とてもショーパブに1人で入れないような普通の記者には見えません。
できれば、1期の箱崎さんのように怪しい雰囲気だけ出してめちゃくちゃいい人というパターンであってほしいです。
トビオは重要な役割を担うのか?
トビオは情報屋として参加するのか、マフィアのボスや側近として参加するのか気になります。
木原の友人であることから普通の現地人ではないと思いますが、山田孝之さんを使うくらいなので、今のままのちょい役ということはないと思います。どちらかというと、マフィア系で冴木と一緒に困ったときに助けてくれる感じかと思います。
ただ、これ以上主要キャラが増えると収集がつかなくなる気もするので、活躍してほしいような、してほしくないような何とも言えない気分です。
少し成長できた三島
刑務所でいきなり木原に電話しなかったのは成長でしたね。
三島ならすぐに電話してしまい、木原から改めてヒントや発破をかけられて動き出すと思っていましたが、自力で思い出し行動に移せました。
しかも、キムを騙して味方に引き入れようとするなど、根性も見せてくれました。
次回も男気を維持できるか期待してみたいです。
いよいよ怪しくなる高野参事官
丸山と参事官の会話がすごい違和感でした。
丸山が捜査した内容を参事官に共有する場面だったので、丸山主体で話が進むのは問題ありませんが、結果的に決まった方針は、すべて参事官が誘導しているように見えました。
ナカモトが警察官だったこと
警察内部の人間が情報を消したこと
上に報告するのは止めること
たまたまかもしれませんが、参事官も常に怪しい行動をとっているため、広瀬同様、要注意人物です。
ポントーンに提案した作戦とは
これは全く分かりませんでした。
死んだとしても刑務所に行くことはないと思いますし、比喩表現だったとしても、刑務所の動きと連動するするイメージはつきませんでした。
これは次回か次々回くらいに答えが発表されるはずなので、楽しみに待ちたいと思います。
GPSを捨てなかった理由が明らかに
ずっと意味深に表現されていたGPSの行方ですが、スッキリする回答があってよかったです。
木原のことをもともと知っていた第二のインフォーマは、屋上に木原が現れたことでトランクにGPSを設置したのが木原だと確信→木原がGPSを追いかけてくると予想し準備→キムから三島の情報を聞き罠にかけることを決める
という流れでしょうか。
キムが登場したこと以外、ここまでの展開は木原も読めていそうなので、ポントーンとの作戦がそれを上回れるのかが、今後の見どころだと思います。
キムには完全に騙された
キムが裏切る前提で動いていたのは、全く気づきませんでした。
ただただ演技力がすごく、それらしい行動をとっていたので、これは騙されてしまうなと思いつつ、僕もポンコツ君なんだろうなと少し悲しくなりました。
この後、キムがどうなっていくのかも楽しみです。特に冴木との関係はどうなっているのでしょうか?気になります。
やっぱり生きていたキムに納得できない
すごく良い働きをしてはいましたが、やはり触れずに入れないのでこれも少し触れておきます。
刺し傷が映されましたが、背中に一か所刺されただけでした。気になったので見返しましたが、確かに1回しか刺しておらず、辻褄は合うようになっています。
ただ、さすがにあの状況で殺し損ねるというのはないと思います。相田も足を負傷していましたが、やくざの若頭であり仇が死んだかどうかの確認はミスすることなくできるはずです。
また、組長がむごい殺され方をしているので、瀧澤組の他の人間が死体を殴るなどしていてもおかしくありません。これだと、ただただ間抜けで親の仇もろくに取れないやくざもどきになってしまいます。
なので、実は生きていたという設定はやめてほしかったです。
第二のインフォーマの目的とは
これはより分からなくなりました。
話の流れ的にはナカモトやその周辺を恨んでいそうですが、木原たちへの恨みの方が強いように思えます。
もしかすると、冴木が岡林を殺したことも知っていて、きっかけを作った木原と実行犯の冴木を殺したいのかもしれません。(それにキムも同調した?)
チップの中身や被害者の関係性(実行犯や庇った身内の一人など)がシンプルだったので、この辺が分からなくなってしまいました。
3話終了時点で4日目のお昼
今回も1話1日ペースで進んでいて、テンポも濃さも満足です。
・1日目
渡辺いっけい演じる投資家(ナカモト)が殺されチップが盗まれる。
三島がインフォーマと名乗るも、情報料を騙し取られる。
・2日目
木原の連絡を無視しバンコクに到着した三島だが、木原に見つかる。
上条と山岡が殺される。
タイのマフィアを爆殺し、謎の男がインフォーマを名乗っていることが分かる。
・3日目
三島が逮捕され、キムらしき人物がいる刑務所に入る。
・4日目
広瀬からスマホを受け取りGPSがついたカバンの在り処が分かる。
木原はポントーンと作戦を立てる。
・5日目
三島はキムと協力してカバンも見つけるも騙される。
・6日目
不明
・7日目
銃撃戦に巻き込まれる
インフォーマ2第2話のネタバレと総括
3話も引き続きめちゃくちゃ面白いです。三島がどうなるのか、木原がどう助けるのか、ポントーンがどんな形で一矢報いるのか、次回が楽しみで仕方ないです。
3話のあらすじ
- 広瀬の助けでスマホを入手し脱出を試みる
- トビオと再会し第二のインフォーマの情報を得る
- 爆破事件で負傷したポントーンと作戦を練る
- 丸山は最初の被害者が元警察官だったことを突き止める
- 協力者と思われたキムは第二のインフォーマの仲間
3話の感想
- 広瀬の活躍は単なる記者に見えない
- 刑務所の三島は成長していた
- 高野参事官と丸山の会話は高野が誘導しているように見えた
- 第二のインフォーマの目的は不明で今後の展開に注目
- キムの裏切りはキレイで驚いた