インフォーマ2のエピソード4を見ました。成長してほしいと応援している三島ですが、今回はすごくかっこよかったです。
捕らえられ、絶体絶命のピンチからどう脱出していくのか、第二のインフォーマやナカモトの情報に進展があるのか、気になるところも多い4話をネタバレ有で振り返っていきます。
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インフォーマ2第4話のネタバレありのあらすじと登場人物
まずは主要人物を整理し、その上でエピソード4のあらすじを見ていきましょう。
4話の主な登場人物
4話のネタバレありのあらすじ
4話の主な登場人物
インフォーマ(桐谷健太)グループ
・木原慶次郎(桐谷健太)
元2代西宮会の若頭補佐で、インフォーマ(情報屋)。三島を刑務所に送り、第二のインフォーマの裏をかこうと画策している。
・三島寛治(佐野玲於)
週刊タイムズの記者で、ポンコツ君2号。木原にはめられ刑務所に入ることになるが、脱出するために奮闘する。
・広瀬(莉子)
週刊タイムズのタイ特派員。長澤の指示で三島のサポートをすることに。三島を刑務所に入れた木原に怒りを覚えつつ、三島のサポートを行う。
第二のインフォマグループ
・謎の男(池内博之)
自身をインフォーマと名乗っていることが判明。
・優吉(兵頭功海)
謎の男の側近として、実行役を担うことが多い。
・二階堂(SUMIRE)
武闘派であり、徒手格闘のプロ。ククリナイフを使うことが多い。話せないらしい。
・キム(一ノ瀬ワタル)
死んだと思われていたが生きており、三島の入った刑務所にいる。
警察
・丸山克次(高橋和也)
7年前から交流のある刑事。木原と同じ事件を追っている。
・高野龍之介(二宮和也)
警察官僚の参事官。丸山の下で働いたことがある。
その他
・ポントーン
バンコクマフィアのボス。モブと思われたが、1.2.3話すべてに登場し、キーパーソンになっている。
・なかもとよしつぐ(渡辺いっけい)
1人目の被害者で投資家。約半年前に公安を辞めた元警察官。妻にも退職理由を明かしていない。
4話のネタバレありのあらすじ
キムと三島がGPSの発信源である建物に押し入る少し前、日本では丸山と参事官がナカモトの奥さんに事情聴取をしていました。そこで、ナカモトが警察学校に入学した時に撮られたであろう写真を見せ、警官時代の素顔を探ります。
最初は警官であったことを否定していましたが、警察時代の情報が一切残っていないことを聞かされると、ナカモトに口止めされていたことを白状し、半年前に公安を辞めた元刑事だと話し始めました。
辞めた後しばらくして、どこかからお金を稼いでくるようになったものの、元警官であることは伏せるように言われ、穏やかになっていくナカモトを見ていると、何をやっているのか、なぜ警官を辞め秘密にするのかなど、問いただすことは怖くてできなかったと告白します。
その時、丸山の携帯に木原から着信があり、バンコクで元公安の人間が殺された事件を追っていると聞かされます。相変わらずなんでも知っている木原に驚きつつ、どこまで知っているのか確かめます。
木原は笑いながら第二のインフォーマについて語り、彼らがバンコクを拠点に活動し、情報屋として動いていることを説明します。その上で、ナカモトが殺される前に頻繁に連絡を取っていた人物について調べてほしいと依頼されます。
タダでは難しいと丸山がネゴると、盗まれたチップについて情報共有が行われます(詳しい内容は不明)。説明し終わったところで、三島から広瀬に連絡が入り突入作戦がスタートし、第3話ラストのシーンまで時は戻ります。

三島は拘束され、優吉やキムに軽く暴行を受けます。カメラ越しに何かに気づいた木原が不敵に笑っていると、広瀬のスマホに三島から着信があります。電話の主は第二のインフォーマであり木原と変わるよう要求します。

木原の居場所を求める第二のインフォーマに対し、一度はごまかす木原ですが三島を使って脅されると観念し、おどけながらホテルミューズの2308号室にいることを伝えます。
電話を切るとすぐに広瀬に逃げるよう指示し、第二のインフォーマがつけていたネックレスの寺院に向かい、あることを依頼します。その後、警官3人と二階堂が木原のいるホテルに到着すると、木原は抵抗することなく捕まります。

移動する車の中、木原は二階堂に対し、第二のインフォーマがつけていたペンダントの寺院と、第二のインフォーマに関係はあるのか?と探りを入れます。これまでは無反応だった二階堂ですが、この質問の時だけリアクションしてしまい、木原はさらに確信します。
木原は広瀬をそこに向かわせていることを明かし二階堂の動揺を誘うと、タイミングよく広瀬から着信があります。ポケットのスマホを二階堂が取り上げ、ビデオ通話を開始すると広瀬が例の寺院に着いたことが分かります。
木原は広瀬に対して、物を奪って逃げるように指示を出し、広瀬は通話を切って走りだします。その様子をみていた二階堂は、優吉にメッセージを送り、安全を確認するために自分が向かうことを伝えます。第二のインフォーマと優吉は焦りを感じますが、一旦は静観することを決めます。
二階堂が寺院に着くと物の安全を確認し、優吉にメッセージを入れます。優吉を通して第二のインフォーマが物を移動させるよう指示を出します。その時、隠れていた広瀬がスタンガンで二階堂を襲い、物を盗み出すことに成功します。
しばらく動けずにいた二階堂ですが、声にならない声で優吉に電話をかけ、2人は物が盗まれたことを悟ります。第二のインフォーマは、焦りと怒りをあらわにしながら、木原に連絡を入れます。電話に出た木原は、ねぇちゃんに礼を言ってくれ、おかげで物が盗めたと煽ります。
再度、三島を使って脅そうとする第二のインフォーマと木原の会話に割って入る形で、三島は木原の助けを拒み、一人で脱出できると虚勢を張ります。木原は笑いながら「好きにせえ」と言い電話を切ると、両側にいる警官を殴り脱出を試みます。

木原を庇ったと感じたキムが、やっぱり騙したのかと三島に掴みかかると、「そんなわけないでしょ」と動じずに言い返し、不敵に笑いかけます。困惑した表情を浮かべるキムの後ろで、男たちの叫び声が聞こえてきます。
時は突入の前日に戻り、GPSの発信源を奪った後の脱出方法に悩んだ三島は、結局、木原を頼ることにします。
そこで、ポントーンの弟分(昼食時に声をかけ切れさせたボスと名乗る男)が刑務所にいること、ポントーンが第二のインフォーマグループに殺されたこと、第二のインフォーマグループのアジト(GPSの発信源)から刑務所を出る裏口があることを教えます。
三島はすぐにポントーンの弟分に交渉を持ち掛け、明日の午後(三島が突入する日)にアジトを襲撃する約束を取り付けます。

時は現在に戻り、ポントーンの弟分たちが襲撃しに来たことが分かったため、木原やキムに虚勢ともとれる発言をしたことが分かります。乱闘が始まると、三島はすきを見て拘束具を外し、裏口に向かって走り出します。
裏口の手前で見張りに立っていた警官に、乱闘が起きているから助けてほしいと懇願し、警官を乱闘現場に向かわせることに成功すると、無事裏口に辿り着きます。しかし、裏口を出るところでキムに捕まり、もみ合いになりながら裏口を出ることになります。
裏口を出たところで木原が到着し、キムを轢き飛ばします。三島はキムを踏みつけながら木原の車に乗り込み、無事逃げることに成功します。乱闘現場では第二のインフォーマが立っており、怒りに震えていました。
インフォーマ2第4話のネタバレと感想
ポントーンの弟分たちと第二のインフォーマグループの乱闘で、第二のインフォーマグループが勝ってしまうのはやりすぎ感がありますが、インフォーマは情報戦主体のドラマなので、フィクションとして楽しむことができました。
そして、キムは相変わらず車で吹っ飛ばされます。あの飛ばされ方で無傷なのは恐怖でしかありません。この先も、なんだかんだ生き残りそうな生命力を感じました。
それでは、本編で気になったシーンを1つずつまとめていきます。
- ナカモトは半年前まで公安だった
- 丸山がネゴる必要はなかった気がする
- 木原が笑ったのはペンダント?
- 情報の隠し場所のペンダントは不用心過ぎないか?
- 二階堂を不安にさせる話はさすが
- やはり疑ってしまう広瀬の違和感
- 急に成長した三島は少しだけかっこよかった
- 4話終了時点で5日目のお昼
ナカモトは半年前まで公安だった
冒頭で、ナカモトが半年前まで公安に所属していたことが分かりました。勝手な想像で、もっと昔だったと思っていたので、僅か半年前ということに驚きました。
チップの中身が女子大生刺殺事件のものと思っていましたが、ナカモトの謎の収入源を考えると、それだけではないかもしれません(もみ消した相手から脅し取っていた可能性はありますが)
俺を誰だと思っているんだという発言が殺される前にあったことから、公安の中でも上層部にいたのかもしれません。
また、高野参事官は引き続き怪しい雰囲気を出しています。被害者の奥さんの事情聴取なので同席しても違和感ないのかもしれませんが、よく見る刑事ドラマだと、あの立場の人が同席するのは不自然ですし、丸山が退出するときに前のめりになる様子も違和感を覚えました。
丸山がネゴる必要はなかった気がする
被害者が直前まで連絡をとっていた人物の情報を木原がもとめますが、丸山はすでに第二のインフォーマグループの情報をもらっていたため、タダということはなかったと思います。
1期からそこまで優秀な雰囲気が出ていないので大丈夫と言えば大丈夫ですが、もう少し自然に追加情報を聞き出してほしかったです。
あれだと木原の掌の上感がいなめません。
木原が笑ったのはペンダント?
第二のインフォーマのペンダントに気づいて笑ったととれる演出でしたが、あれは事前に調査していた情報と合致したから笑ったのでしょうか?
ポントーンから事前に寺院のことは聞いており、その寺院のペンダントをしていたことで、物がそこにあることを確信できた感じでしょうか?
いずれにせよ、悪い意味でちょっと違和感がありました。
情報の隠し場所のペンダントは不用心過ぎないか?
先ほどの悪い違和感の原因はこれですが、大切な情報を隠している寺院のペンダントをつけているのは、情報を生業としている人間として、明らかに不自然ではないでしょうか?
1期の襲撃事件ほどガッカリはしませんでしたが、あと1回くらいは騙し騙されのラリーがあってよかった気がします。
二階堂を不安にさせる話はさすが
木原が、二階堂を寺院に向かわせるときの会話は見事でした。
仮に、第二のインフォーマがペンダントを付けていなかったと仮定すると、あの流れで話をされ広瀬が寺院の前にいる映像を見せられたら、無事を確かめに向かってしまう心境も分かります。
ただ、いかんせんペンダントを付けてしまっているせいで、かなり不用心に見えてしまい、二階堂も少し間抜けに映ってしまいました。
やはり疑ってしまう広瀬の違和感
こうなったら、広瀬には裏切り者であってほしいですが、二階堂を倒すシーンはかなり違和感ありました。
あれだけ警戒していた二階堂の背後を容易に取り、スタンガンでいとも簡単に制圧してしまいます。
これまで、徒手格闘やナイフを使った対人戦で圧倒的な強さを見せていた二階堂は、こうもあっさり倒してしまうのは、普通の人間に見えません。
逆にこれが普通の人間であったのであれば、二階堂というキャラが一気にしょぼく見えてしまうので、すべて裏切り者フラグであってほしいです。
急に成長した三島は少しだけかっこよかった
今回の三島は覚醒したように優秀になりました。1期でもこのくらいのタイミングで、急に漢気を出し始めたので、死地に追い込むと覚醒できるタイプなのかもしれません。
ポントーンの弟分との交渉やキムとの会話、脱出時の警官の欺き方など、木原に操られていないとできそうにないことを、その場の機転でやり切ってしまいます。
特に、キムへに対するたんかの切り方はかっこよく、乱闘が上手くいくかどうか分からない状況であの煽りができるのは、三島からは想像できません。
ポントーンの見返りは何か
木原とポントーンの作戦が、刑務所の中にいる弟分を使った反撃であることがわかりました。
ただ、これだとポントーンが生きていても使える手に思えますし、何より木原が差し出したものがないため、交渉としては成立しない気がします。
この後の展開で、この辺がもう少しクリアになるといいなと思っています。
4話終了時点で5日目のお昼
今回は珍しくほとんど進みませんでしたが、4日目と5日目の深掘りがなされました。
・1日目
渡辺いっけい演じる投資家(ナカモト)が殺されチップが盗まれる。
三島がインフォーマと名乗るも、情報料を騙し取られる。
・2日目
木原の連絡を無視しバンコクに到着した三島だが、木原に見つかる。
上条と山岡が殺される。
タイのマフィアを爆殺し、謎の男がインフォーマを名乗っていることが分かる。
・3日目
三島が逮捕され、キムらしき人物がいる刑務所に入る。
・4日目
広瀬からスマホを受け取りGPSがついたカバンの在り処が分かる。
木原はポントーンと作戦を立てる。
三島はポントーンの弟分と交渉し、襲撃計画を立てる
・5日目
丸山と高野参事官はナカモトが元公安であることを知る。
木原は丸山にナカモトが殺害される前に連絡していた人物の情報を求める。
三島はキムと協力してカバンも見つけるも騙される。
ポントーンの弟分と第二のインフォーマの乱闘を利用して脱出する
・6日目
不明
・7日目
銃撃戦に巻き込まれる
インフォーマ2第4話のネタバレと総括
4話は少しツッコミどころがありましたが、全体的には満足できる話でした。
ここでひと段落したため、次はどんな展開になるのか全く予想できません。
4話のあらすじ
- 丸山と高野参事官がナカモトの妻から事情聴取。
- ナカモトが半年前まで公安に所属していた元警察官であることが判明。
- 木原は丸山にナカモトが殺害される前に頻繁に連絡を取っていた人物の調査を依頼。
- 第二のインフォーマが持つペンダントの寺院に広瀬を向かわせ、物を盗み出すことに成功。
- 三島は突入の前日、ポントーンの弟分を煽る。
- 三島が囚われているところに、ポントーンの弟分が現れ乱闘に。
- 見事脱出し、三島と木原は合流する。
4話の感想
- 三島はポンコツぶりから一転、機転を利かせた行動を見せ、成長を感じさせる。
- 二階堂と広瀬の描写から、広瀬がすごいやつであってほしい。
- 木原が二階堂を騙したシーンはさすが。
- 情報の隠し場所のペンダントを付けているのはさすがに不用心。
- 4話でひと段落し、今後の展開が全く予想できない。