インフォーマ2のエピソード6では、鬼塚の過去が明かされました。
想像以上にエグい内容で、闇落ちしても仕方ないと思えるものでした。。。木原に対しては若干の逆恨み感がありましたが、誤解しても仕方がないと思えるような関わり方ですし、あの状況であれば仕方がないとも思います。
5年前の事件を知るとより高野参事官の謎が深まり、残りの2話が楽しみで仕方ありません。そんな6話を振り返っていきます。秋月リエと鬼塚の関係など、間違えて捉えていた部分も大きいので、その辺も修正していきます。
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インフォーマ2第6話のあらすじと登場人物
まずは主要人物を整理し、その上でエピソード5のあらすじを見ていきましょう。
- 6話の主な登場人物
- 6話のあらすじ
6話の主な登場人物
インフォーマ(桐谷健太)グループ
・木原慶次郎(桐谷健太)
元2代西宮会の若頭補佐で、インフォーマ(情報屋)。丸山の紹介で5年前から高野参事官と関りがあり、鬼塚との接点があった。
・三島寛治(佐野玲於)
週刊タイムズの記者で、ポンコツ君2号。無事バンコクから日本に帰国する。
・広瀬(莉子)
週刊タイムズのタイ特派員。長澤の指示で三島のサポートをすることに。木原と三島に同行する形で日本を訪れる。
第二のインフォーマグループ
・鬼塚拓真(池内博之)
元刑事で秋月りえの事件を追っていた。自身をインフォーマと名乗る。
・優吉(兵頭功海)
謎の男の側近として、実行役を担うことが多い。
・二階堂(SUMIRE)
武闘派であり、徒手格闘のプロ。ククリナイフを使うことが多い。話せないらしい。
警察
・丸山克次(高橋和也)
7年前から交流のある刑事。5年前、高野参事官を木原に紹介する。
・高野龍之介(二宮和也)
警察官僚の参事官。丸山の下で働いたことがあり、丸山の商会で木原(インフォーマ)の存在を知る。5年前にノンキャリの警察官の調査を木原に依頼する。
その他
・秋月リエ
20歳の女性被害者(殺害された当時)。5年前に新宿のラブホテルで殺害された大学生。
・小峰朝陽(豊田裕大)
警察官僚の息子で、21歳のフリーター。秋月リエを殺害した犯人。
・石丸伸一(不明)
警察官僚の運転担当をしているノンキャリの警察官。高野が調べている事件に関係しており、木原に調査を依頼する。
6話のあらすじ
5年前の夜。ホテルの一室に入った秋月リエは翌朝、刺殺体として発見される。現着した鬼塚は、さっそくヒントを見つける。捜査会議後、参事官になる前の高野が鬼塚に挨拶に来る。
鬼塚とあいさつを交わした後、高野は丸山にインフォーマを紹介してほしいと頼み、石丸というノンキャリの調査を依頼する。


自宅に帰った鬼塚は一人娘と軽く話した後、捜査資料を読み返す。その中で、一人の犯人候補(小峰)に目を付ける。カフェに入った小峰に任意同行を求めるも拒まれたため、公務執行妨害で逮捕する。


高野・鬼塚・小峰それぞれの思惑が交錯し、事件は思わぬ方向へと進んでいく。

インフォーマ2第6話の感想と考察
過去編嫌いな僕ですが、6話は物凄く引き込まれました!
おもしろいだけでなく、鬼塚がファイルに執着する理由も明確となり、違和感のないまっとうな理由があることが分かります。加えて、日本警察?公安?の闇の部分もクローズアップれ、それぞれに正義があるような状況だとわかります。
鬼塚の顔の傷の理由もここで明らかとなりましたが、それも自然な形でついたもので恨みの象徴として描かれているように感じました。
残り2話!
どんな展開になるか全くわかりませんが、いつものように本編で気になったシーンを1つずつまとめていきます。
- 鬼塚は優秀な刑事で同情しかない
- 高野は公安の特殊捜査員?
- 石丸は小峰の父親の運転手
- 鬼塚にムカついていた小峰
鬼塚は優秀な刑事で同情しかない
過去編を見てまず思ったことは、鬼塚の優秀さと不憫さです。
防犯カメラが壊れており、事件解決に時間がかかると思われたものの、タバコと生い立ちから、簡単に容疑者候補を絞り込み、逮捕までこぎつけてしまいました。しかも、上からの命令には背かず、事件から外れるよう命じられれば、大人しく自宅待機もできてしまいます。
普通であれば、この辺で同情できないような行動をとってしまうキャラクターが多い中、鬼塚はこれでもかというほど模範的な行動をとり、自業自得感が一切ありません。優秀で正義感があり、組織人として組織の命令にも従う、まさに理想的な刑事だったと思います。
そして、現場に落とされていた拳銃の番号を見て、ただの小峰の報復ではなく警察にハメられたことも悟り、関わった人間に対して殺意が膨れ上がっていくことが想像でき、鬼塚というキャラクターがより魅力的になったと思います。
高野は公安の特殊捜査員?
高野はファイルの管理だけでなく、直接更新までしていたことが分かりました。
公安かどうかは分かりませんが、今のところ警察内に存在し、国のために警官を管理するような職に就いていることが分かります。
ずっと登場してこない冴木ですが、これまで冴木がしてきた殺人と共通する部分も見られるため、高野がなんらかの制裁を受ける場面で登場してくるような気がしています。
個人的には、高野は組織に使われているだけで本当に悪い人間ではないという落ちになると予想していますが、どんな形になるのか楽しみに待ちたいと思います。
石丸は小峰の父親の運転手
あまりしっかりとは描かれませんでしたが、石丸は小峰の父親の運転手であり、小峰のアリバイを証明したのも石丸であったことが分かります。
もしかするとラストに向けて絡んでくるかもしれないので、頭の整理もかねて、5年前の事件についても簡単にまとめておきます。
- 小峰が秋月リエを殺害
- 小峰を庇うため高野が動く
- 石丸が病気とお金に困っていることを知る
- 石丸に小峰のアリバイを証明させる
- 鬼塚を捜査から外す
- 小峰が鬼塚の娘を殺害する
- 現役刑事の娘の殺人は庇いきれないと判断
- 小峰と秋月の殺害を鬼塚の仕業と偽装
鬼塚にムカついていた小峰
鬼塚が事情聴取の際に小峰に語った犯行動機ですが、おそらくだいたいは合っていたのだろうと思います。
そもそもで今回も不起訴になるという自信があったのも確かだと思いますが、鬼塚を挑発する必要はなく、無難に過ごしていた方が今後の生活もしやすかったと思います。
そうはせず、娘の存在や居場所を探させ、殺害してしまうというのは、よほど悔しい思いをした裏返しであり、激高してしまい自分を抑えられず、挑発や殺人までしてしまったんだと思います。
インフォーマ2第6話のあらすじと感想・考察の総括
6話の過去編は壮絶なものでした。鬼塚は何一つ悪いことをしておらず、ただただ悪意の渦に巻き込まれたといえると思います。
唯一犯した罪は、娘の復習をするために小峰を追いかけたものですが、あの流れであれば同情の余地は十分にあり、あの行動を否定できる人はあまり多くないのではないでしょうか?
鬼塚の過去がどのように清算されていくのか、残り2話の展開が楽しみです。
6話のあらすじ
- 5年前、秋月リエという女性がラブホテルで殺害される
- 優秀な刑事だった鬼塚は、タバコなどの手がかりから小峰朝陽を容疑者として逮捕
- 小峰は警察官僚の息子であり、過去に3度も不起訴になっていた
- 後の参事官である高野は、丸山の紹介で木原と出会い、石丸手の調査を依頼
- 高野の働きで小峰のアリバイが証明され、鬼塚は捜査から外される
- その後、小峰は鬼塚の娘に近づき殺害する
- 鬼塚は復讐のため小峰を追い詰めるが、小峰は高野によって銃殺される
- 現場には鬼塚の拳銃が残されており、犯人としてハメられる
- 高野は事件を捏造し、鬼塚が小峰を銃殺して逃走したという形で処理
6話の感想
- 鬼塚の過去は悲惨としか言えない
- 鬼塚は優秀な刑事で模範的な行動をとっていた
- 鬼塚は警察の闇に巻き込まれただけ
- 高野は公安の特殊捜査員のような役割を担っている可能性がある
- 高野は組織に使われているだけで、本当に悪い人間ではない可能性も示唆されている
- 小峰は鬼塚への復讐心から、鬼塚の娘を殺害した。
- 鬼塚が犯した唯一の罪は、娘の復讐だが気持ちは十分にわかる
過去記事
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