【インフォーマ2】8話のあらすじ・感想・考察~納得の最終回~

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【インフォーマ2】8話のネタバレ・あらすじ・感想~納得の最終回~

「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」がついに最終回を迎えました!

インフォーマ2のエピソード8は、一部疑問が残ってしまったものの、全体的に面白く最高の終わり方をしたんじゃないかと思います!

  • 鬼塚の復讐の結末とは
  • 木原はどんな決断を下すのか
  • 高野はどのように動くのか
  • 冴木の狙いはなんなのか

さまざまな思惑が交錯する最終回を振り返っていきましょう。

インフォーマ2第7話のあらすじ・感想・考察はこちら

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目次

インフォーマ2第8話のあらすじと登場人物

まずは主要人物を整理し、その上でエピソード8のあらすじを見ていきましょう。

  • 8話の主な登場人物
  • 8話のあらすじ

8話の主な登場人物

インフォーマ(桐谷健太)グループ

・木原慶次郎(桐谷健太)
元2代西宮会の若頭補佐で、インフォーマ(情報屋)。5年前、自身が高野に渡した情報がきっかけで悲劇が起きたことを知る。過去の行いを清算するために動く

・三島寛治(佐野玲於)
週刊タイムズの記者で、ポンコツ君2号。丸山が殺された真相を探るため、独自に調査を始める。
・広瀬(莉子)
週刊タイムズのタイ特派員を名乗っていた木原の娘?。木原と三島に同行する形で日本を訪れ、三島の仕事を手伝うことに

第二のインフォーマグループ

・鬼塚拓真(池内博之)
娘の復讐のためにチップを取り返しに日本へ。自身をインフォーマと名乗る。

・優吉(兵頭功海)
謎の男の側近として、実行役を担うことが多い。本名は「おさだゆう」、杉田組の下請けで詐欺行為をし、仲間の密告で日本にいれなくなったのち、鬼塚とタイで出会う。

・二階堂(SUMIRE)
武闘派であり、徒手格闘のプロ。ククリナイフを使うことが多い。話せない。

警察

・丸山克次(高橋和也)
7年前から交流のある刑事。高野参事官に銃殺される。

・高野龍之介(二宮和也)
警察官僚の参事官。5年前にノンキャリの警察官の調査を木原に依頼する。ファイルに記載のある事件に直接関わっており、丸山を銃殺した。

その他

・冴木亮平(森田剛)
元国土交通省の石上の義理の息子。石上亡きあとも、日本のために汚れ仕事を請け負っている。

・キム(一ノ瀬ワタル)
金髪のプロレス体系。チップ(公安の機密ファイル)を追ってバンコクの刑務所に潜入していたが、木原や鬼塚と同様に日本に帰国。

8話のあらすじ

7話終了時点より遡ること数時間。鬼塚たちはインフォーマを名乗り日本で行動を開始する。複数の警察関係者を拉致する動画をリアルタイムで配信し、3人は高野の前に辿り着く。

木原は冴木と言葉を交わすと、何かが吹っ切れたように「借りは返さないといけない」と言い聞かせるように立ち上がる。

高野を拉致した3人は、目的地に到着すると高野から真実を聞き出そうとする。

インフォーマ2 8 イメージ1
出典:公式(ABEMA)

その頃、三島と広瀬はスクラップ工場に到着し、高野が廃車にした車を探し始める。

インフォーマ2 8 イメージ2
出典:公式(ABEMA)

鬼塚と高野が口論をしていると、予想外の事態が発生する。六車連合と瀧澤組を引き連れた木原も合流し、いよいよクライマックスに。

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出典:公式(ABEMA)
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出典:公式(ABEMA)

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インフォーマ2第8話の感想と考察

最後まで盛り上がりを維持したまま完結しました!

一部回収されていない謎はありつつも、主要な伏線はあらかた回収され、最後の最後までわくわくするような最終回となりました。個人的には1期の終わり方も良かったですが、今回の方が蛇足感なく、インフォーマらしさがあって好きな終わり方でした!

最終回らしく、気になったことや判明したこともたくさんありますが、それぞれ詳しく見ていきましょう。

  • 公安の機密ファイルを追っていた冴木
  • やはり必要なかった木原のメンヘラ化
  • なぜ高野と優吉を2人きりにしたのか
  • 優吉の裏切りは必要なかった
  • 高野はどこまで仕組んでいたのか
  • 二階堂と鬼塚の関係は何だったのか
  • 三島の記事は無駄になっていないはず
  • 広瀬に裏はあったが読み切りたかった
  • 冴木たちの活躍は満足いくものだった
  • 8話は1週間後を除くと11日目の朝まで

公安の機密ファイルを追っていた冴木

冴木たちの関わり方もすごく良かったです。

展開的な面白さを優先して、鬼塚がいた刑務所にたまたまキムがいて、木原という共通の敵で意見が一致し協力関係にあった、という設定でも仕方ないと思っていましたが、ここにもきちんとした理由付けがされ、冴木たちもチップを追っていたことが分かります。

そして、チップを追っていたからこそ、木原がつかまったアジトに冴木が登場しても違和感ありませんし、鬼塚たちの居場所を知らせるGPS情報を渡すことも自然だったと思います。

やはり必要なかった木原のメンヘラ化

冴木たちの目的もチップにあったことが分かった今、木原が傷心する必要はなかったのではないかと思います。

鬼塚たちに捕まった、アジトを見つけたが一足遅かった、のどちらでも展開を作れたと思いますし、意図せず冴木と共闘するような形に持っていくこともできたと思います。

おそらく、三島の葛藤や鬼塚への想いを描くために取り入れた流れだと思いますが、こんな事せずとも、情報の怖さを知る描写や鬼塚に対する謝罪は十分に描けたはずです。v

なぜ高野と優吉を2人きりにしたのか

闇バイトの連中を信頼できないため、鬼塚たちが別の車に乗ることは合理的な気もしますが、高野に最も復讐心を抱いている鬼塚ではなく、優吉と2人きりにしたのはかなり謎です。

あの状況であれば、高野があばれれば逃げ出す隙も十分にあったと思いますし、最も注意すべきは高野で間違いないはずなので、せめて二階堂も同席させるべきでした。

優吉の裏切りは必要なかった

そして、お決まりの展開として優吉が裏切ることになりますが、あれも必要ありませんでした。二階堂まで裏切るのであれば、鬼塚が裸の王様だったという話になり、復讐の無意味さを表すことにつながったのかもしれませんが、優吉だけでは意味がありません。

闇バイトであつめた人間が全て高野側だったとすると、いまさら優吉が裏切ろうが大局に影響を与えなかったはずです。

これはインパクトを重視した、よく分からない展開だったと思います。木原の件からそうですが、1期の時も含め展開のために違和感のある行動をさせてしまうのが、残念なポイントだと感じます。

高野はどこまで仕組んでいたのか

自分なりに高野がどの程度仕組んでいたのか考えてみました。日本でアジトを用意したモブキャラと高野がつながっていたことは明確だと思うので、問題はいつからどのようにという部分だと思います。

真面目な刑事だった鬼塚が作れる人脈であることを考えると、高野が属している組織でも容易にアプローチすることができ、チップを盗まれた時点でリストアップはしていたのだと考えています。

その後、木原から鬼塚が日本に戻ってくる情報を聞いた時にコンタクトを取り、鬼塚の計画を聞いたうえで、最終的には自分(日本政府)につくように促したと思っています。

闇バイトに襲わせた3人の上官ですが、おそらくこれも高野の指示だと思います。鬼塚が挙げた候補者の中から、居場所が分かったのがあの3名だったという形にすれば疑われることはありませんし、鬼塚を上手く騙すことができます。

二階堂と鬼塚の関係は何だったのか

これは次回作があった時の伏線だと思いますが、二階堂が何者だったのかは結局分かりませんでした。

ありそうなのは、別の回の感想で挙げた秋月リエ関係の人物ですが、他の例を考えると犯罪被害者の会に所属していた元軍人や刑事かなと思います。

一般人があれだけ対人戦に強いわけがなく、元刑事の鬼塚と接点を持てる場所というと、自衛隊や特殊部隊に所属していて、犯罪者に身内を殺された過去を持っている人物であることが妥当なラインな気がします。

三島の記事は無駄になっていないはず

機密ファイルが公にされてしまったことで三島の記事の価値が無くなったように表現されていましたが、個人的にはそんなことないと思っています。

三島の記事には機密ファイルをめぐって起こった木原・鬼塚・高野・ポントーンが描かれていると思いますし、鬼塚たちが闇バイトをどのように使っていたかにも触れられているはずです。

一見すると都市伝説としか思えない記事になってしまいますが、機密ファイルが公になったからこそ信ぴょう性も出てくると思いますし、説得力のある記事になったのではないかと思います。

広瀬に裏はあったが読み切りたかった

予想通り、広瀬には裏がありましたが、木原が手を回した人物であることまで読み切りたかったです。

タイ特派員という話を信じてしまったことが悪かったのですが、言い訳をすると、いつバレてもおかしくない、そんな嘘を使ってくるとは予想できなかったです。長澤と連絡するとき、一言でも広瀬の話を出されたらおしまいですし、嘘のクオリティとしてかなり低いと思います。。。

ただ、そうはいってもこれは視聴者として予測できた内容だと思うので、シンプルに悔しかったですし、二階堂があっけなくやられてしまったのはやはり納得できません。

また木原と広瀬の親子関係ですが、個人的には実子ではないと予想しています。木原が二十歳くらいの時に産んだ子でないと年齢が合わないと思いますし、性格的に木原の仕事を手伝わせるようには思えません。

孤児の広瀬を縁があって育てており、流れで仕事を手伝うようになったという方が自然な気がします。

冴木たちの活躍は満足いくものだった

冴木が夢か現実か分からないような形で登場して終わりだったため、もう出てこないのか?と不安になりながら見ていましたが、最後の最後かっこいい登場をして良かったです。

昔の石上が抱いていた志しを今でも信じ、国のために汚れ仕事を続けている姿は、自分なりに出した答えなのだろうと思います。正直言えば、もう少し明るい世界で生きてほしい気もしますが、一度ああいう生き方をすると難しいのは理解できますし、国のために動いているだけよかった気がします。

さらに、今でもキムと行動を共にし、1期で消息不明だった竹森も生きていたことが分かり、冴木たちが好きだった視聴者的には満足のいく最後だったのではないでしょうか?

8話は1週間後を除くと11日目の朝まで

7話の終了時点は、10日目の夜だということが分かりました。そして、8話はそこから12時間動いたかどうかという感じでした。

・1日目
渡辺いっけい演じる投資家(ナカモト)が殺されチップが盗まれる。
三島がインフォーマと名乗るも、情報料を騙し取られる。

・2日目
木原の連絡を無視しバンコクに到着した三島だが、木原に見つかる。
上条と山岡が殺される。
タイのマフィアを爆殺し、謎の男がインフォーマを名乗っていることが分かる。

・3日目
三島が逮捕され、キムらしき人物がいる刑務所に入る。

・4日目
広瀬からスマホを受け取りGPSがついたカバンの在り処が分かる。
木原はポントーンと作戦を立てる。
三島はポントーンの弟分と交渉し、襲撃計画を立てる

・5日目
丸山と高野参事官はナカモトが元公安であることを知る。
木原は丸山にナカモトが殺害される前に連絡していた人物の情報を求める。
三島はキムと協力してカバンも見つけるも騙される。
ポントーンの弟分と第二のインフォーマの乱闘を利用して脱出する
スコールが降って追手を振り切る

・6日目
翌日の乱闘騒ぎやバンコク脱出の準備を進める

・7日目
銃撃戦に巻き込まれる
バンコクを脱出し日本に帰国する
鬼塚たち第二のインフォーマグループが追いかけてくる
丸山が高野参事官に殺害される

・8日目
帰国した木原たちは今回の事件のきっかけを知る
鬼塚たちも日本に入り復讐の準備を進める
高野はチップの回収を急ぐよう上官から告げられる

・9日目
丸山の死を知った木原はより傷心することに
三島は丸山の死の真相を暴くため動き出す
高野の車が丸山の死の前後で新車になっていることに気づく

・10日目
三島と広瀬は瀧澤組を訪れ高野の車を調べる
木原は鬼塚を訪ね土下座する
木原の元に冴木がやってくる
鬼塚は高野を連れ娘が殺された空き地へ向かう
高野が廃車にした車を見つけた

・11日目
闇バイトグループと六車連合・瀧澤組で乱闘がある
木原と高野が殴り合う
優吉が裏切り鬼塚と相打ちになる

・18日目(1週間後)
木原と広瀬が公安の機密ファイルをSNSにばらまく
高野が冴木たちに焼死させられる

インフォーマ2第8話のあらすじと感想・考察の総括

ついに最終回が終わりました!

ツッコミどころはちょくちょくありましたが、個人的には1期よりも楽しくのめり込むことができました。

3期もできそうな最後ではあったので、期待しながら待ちたいと思います。

8話のあらすじ

  • 鬼塚たちが警察官僚の拉致暴行事件を生配信
  • 木原は冴木に助け出され、鬼塚の居場所を教えられる
  • 鬼塚たちは警察署に乗り込み、高野の捕縛に成功
  • 三島は広瀬と共に廃車置き場へ向かい丸山の血痕を発見
  • 機密ファイルについて高野に語らせようとするも優吉の裏切りで失敗
  • 木原が六車連合と瀧澤組を率いて登場し、乱闘が発生
  • 鬼塚は優吉に殺されるも木原にチップを託す
  • 高野は警察に逮捕され護送中に冴木たちによって殺される
  • 木原と広瀬は、公安の機密ファイルをSNSに公開

8話の感想

  • 最終回は盛り上がりを維持したまま完結し、主要な伏線はほぼ回収
  • 冴木たちの活躍は満足のいくものだった
  • 木原のメンヘラ化や優吉の裏切りは不要だった
  • 高野は殺した3人の警察官僚のピックアップから噛んでいたはず
  • 二階堂と鬼塚の関係は、次回作への伏線として期待
  • 三島の記事は価値があったと感じている
  • 広瀬がただの記者でないのは予想通りだったが、木原が手を回した人物であることまでは読めなかった
  • ツッコミどころはあったものの、1期よりも楽しめた

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この記事を書いた人

僕が気になって読んだ・見た作品のあらすじや感想をネタバレ有で紹介していきます。完全なインドア派で、暇があればいろんな作品を見たり読んだりしています。

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