【天久鷹央の推理カルテ】1話のネタバレ・あらすじ・感想~Dr.SHERLOCK~

【天久鷹央の推理カルテ】1話のネタバレ・あらすじ・感想~Dr.SHERLOCK~

いつも行く書店でも秋ごろ?から大々的にアニメ化を告知しており、とても楽しみにしていた「天久鷹央の推理カルテ」のエピソード1をついに見ました!

天医会総合病院の副院長で統括診断部の部長をしている天久鷹央(あめくたかお)は、各部署で病名がハッキリしない患者を調べ、病名を診断する役割を担っています。その仕事柄、刑事事件絡みの遺体を診断することもあり、抑えきれない好奇心で事件に首を突っ込んでいきます。

初回だけかもしれませんが、1話完結型ではなく、複数話をまたいで事件を解決していくスタイルのようで、エピソード1では、天久鷹央がどのように事件に関わっていくのか未知数な部分も多く残しています。

そんな、天久鷹央の推理カルテの1話をあらすじや感想をネタバレありで振り返っていきます。

天久鷹央の推理カルテ2話のネタバレ・あらすじ・感想はこちら

天久鷹央の推理カルテの公式サイトはこちら

目次

天久鷹央の推理カルテ1話のネタバレありのあらすじと登場人物

1話の主な登場人物を整理した後、ネタバレありでエピソード1を振り返っていきます。

  • 1話の主な登場人物
  • 1話のネタバレありのあらすじ

1話の主な登場人物

天医会総合病院

・天久鷹央(あめくたかお CV:佐倉綾音)
主人公。天医会総合病院の副院長であり、統括診断部の部長。好奇心旺盛で気になることは調べないと気が済まない。叔父である天久大鷲に事件への介入を止められるも、無視して首を突っ込むことに。

・小鳥遊優(たかなしゆう CV:小野賢章)
統括診断部で鷹央の下で働く医師。”小鳥が遊ぶ”と書いて”たかなし”と読むため、鷹央の下で働くことになり、鷹がいて遊べなくなった、というシャレで、愛称は”ことり先生”。鷹央に振り回される形で、さまざまなことを手伝っている。

・鴻ノ池舞(こうのいけまい CV:石見舞菜香)
天医会総合病院に勤める1年目の研修医。社交的でコミュニケーション能力が高く、先輩の懐に入るのが上手い。小鳥遊先生のことをことり先生と呼ぶことは断られる。

・天久大鷲(あめくおおわし CV:立木文彦)
天医会総合病院の院長で、鷹央の叔父。自由奔放な鷹央に対し、厳格な一面がある。

警察

・成瀬隆哉(なるせりゅうや CV:諏訪部順一)
田無署の刑事。鷹央が事件に関わってくることを嫌っている。

・桜井公康(さくらいきみやす CV: 平田広明)
警視庁捜査一課の刑事。鷹央と交渉するなど、事件解決のために柔軟な姿勢を見せている。

1話のネタバレありのあらすじ

小鳥遊と鴻ノ池が2人の患者の診断に苦戦していると、小鳥遊の上司で統括診断部部長の天久鷹央が、退勤までの時間=勉強会までの時間を数えながら登場する。

天久鷹央の推理カルテ 1話 イメージ1
出典:ABEMA

1年目の研修医である鴻ノ池が挨拶をし、ちょっとした談笑を終えると、診断ができず退勤できないという小鳥遊を見かねて、鷹央はあっという間に診断を終わらせてしまう。鴻ノ池が自分も参加したいとお願いすると快諾し、3人でジュラシックパークを見ることに。

天久鷹央の推理カルテ 1話 イメージ2
出典:ABEMA

当惑する鴻ノ池に事情を説明していると、左足を切断し心肺停止状態の急患が搬送される。すでに死後硬直が始まっていたため、すぐに警察に引き渡そうとすると、血が青いことに気づき全員に動揺が走る。そんな中、鷹央だけは興味津々といった様子に。

事件に首を突っ込まないよう、成瀬刑事や叔父の大鷲院長に釘を刺されるも意に介さず、捜査を開始する。翌日、小鳥遊を連れ出し現場付近に到着すると、捜査一課の桜井が成瀬と会話している場所に出くわす。

天久鷹央の推理カルテ 1話 イメージ3
出典:ABEMA

事件の情報を手にしたい鷹央は、まずは自分からと言いながら、近くの博物館に一同を連れていく。ティラノサウルス展に向け組み立てられた、等身大サイズの骨格標本の前に立ち、左足を切断した犯人はティラノサウルスだと断言する。

1話で判明した事件の概要

被害者の特徴
・左足が獣に食いちぎられたように切断されている
・被害者の血液が青くなっている

天久鷹央の仮説
・左足はティラノサウルスの骨格標本による切断

天久鷹央の推理カルテ1話のネタバレと感想

1話目から早速引き込まれました!

展開も早く、キャラクターの個性が分かりやすく、被害者の特徴も申し分なしです。おそらく同時公開されているエピソード2が完結編のはずなので、どんな結末になるのか見るのが楽しみです。

それでは、1話で気になったことを深掘りながら感想を書いていきます。

ちなみに本編とは関係ありませんが、絵のタッチ?肌の色味?が少しだけ気になりました。。。同じような感想の方はいますでしょうか?

  • 診断をつける件は王道ゆえに分かりやすい
  • “ことり”の由来はおもしろい
  • 鴻ノ池さんはちょっと苦手かも
  • 被害者のインパクトは抜群
  • 無駄な会話が一切ないと思わせる伏線回収

診断をつける件は王道ゆえに分かりやすい

暗い自宅でブツブツ言いながら調べ物をする→20分を1秒単位でカウントダウンして登場→症状と問診で難しい症状の診断をサクッと行う→勉強会は医学のことではなくジュラシックパーク、という展開で、鷹央の変人ぶりや有能ぶりが、最初の約10分で描かれます。

見飽きている演出ではあるので、冒頭の10分ではあまり心を掴まれませんでしたが、1話を通してみた後に思い返すと、良くできたシーンだったなぁとすごく感心しました。

よくよく考えると、鷹央のキャラクターだけでなく、主要人物の3人の関係性や個性も理解できる作りになっており、変なストレスを感じることなく見続けることができました。

小鳥遊が時間を気にするシーンやカウントダウンをしながら歩くシーン、退勤まで19分24秒と言わせてみたり、現場に到着した時刻を2024年8月24日(土)19時14分と分単位にしてみたり、とにかく鷹央は時間に細かいことが強調されているので、今後どのように活かされるのか期待してしまいます。

20分を秒単位に正確にカウントダウンできるのは異常だと思いますがw

“ことり”の由来はおもしろい

”小鳥が遊ぶ”と書いて”たかなし”と読む

つまり”鷹”がいないから”小鳥”が遊べるという成り立ちである

鷹央の下で働くということは”鷹”がいることになる

鷹がいては小鳥は遊べない

ゆえに”ことり”になる

こういうトンチのようなシャレた言い回しはすごく好きです。

こういう発想ができないからこそという面も大きいと思いますが、ブラックジョークほどは黒すぎず、本人以外はクスっと笑えるような表現は賢さを感じてしまいます。やってはいけませんが、鴻ノ池さんのリアクションも分かる気がします。

鴻ノ池さんはちょっと苦手かも

気持ちは分かると言いましたが、、、先輩をあだ名で呼ぼうとしたり、部長を女子高生みたいと表現してしまうのは、フレンドリーというより失礼や無神経な気がしてしまい、正直、苦手なキャラクターです。言葉はともかく声色から失礼な感じが出てしまうのは残念でした。

ただ、あの誰にでもフレンドリーに接していけるコミュニケーション能力の高さは、今後プラスに働くはずなので、1期が終わるころには好きなキャラクターになっているといいなと思っています。

被害者のインパクトは抜群

青い血×大きな獣に食いちぎられた足

というのは、1人目の被害者としてインパクト抜群だと思います。

2話目でそれらの謎が明かされると思いますが、ご都合主義の連続で解明されるのではなく、それらしい理由や動機付けがなされることを願っています。

今のところかなり面白いので、この風呂敷の畳み方で、今後も見ていくか決めようと思います。

無駄な会話が一切ないと思わせる伏線回収

ティラノサウルスに食いちぎられたというラストは、めちゃくちゃ良かったです。

冒頭のジュラシックパークの件や近くの博物館で恐竜展が開かれる話がきちんと生きており、博物館に向かう一同を見ながら、恐竜が食いちぎったという落ち?と想像でき、物語にどんどん引き込まれたのが分かりました。

先ほども書きましたが、あとは最後の締め方だと思います。ここまでは本当に素晴らしいと思うので、この勢いのまま駆け抜けてほしいです。

天久鷹央の推理カルテ1話のネタバレと総括

1話らしい王道展開でありながら、天久鷹央の推理カルテならではと感じる演出も多く、最後まで見入ってしまいました。

初回が2話連続公開だったことを考えると、おそらく3話以降は1話完結で進み、たまに全編後編や3話に分けられる感じでしょうか?

まだ2話を見たわけではないので何ともですが、1つ1つの事件が今回のように惹かれるものであれば、無理に1話完結でなくてもいいなと思います。

原作未読なので、犯人やトリックを楽しみながら、追っていきます!

【天久鷹央の推理カルテ1話のあらすじ】

  • 小鳥遊と鴻ノ池は患者の診断に悩む
  • 小鳥遊の上司で統括診断部長の天久鷹央が華麗に患者の病名を診断する
  • 鷹央は、好奇心旺盛で、刑事事件にも首を突っ込む
  • 小鳥遊は、鷹央の下で働く医師で、愛称はことり
  • 鴻ノ池舞は、1年目の研修医で、コミュニケーション能力が高い
  • 鷹央は研修医の鴻ノ池を交えて、勉強会と称し映画「ジュラシックパーク」を観ようとする
  • そこに左足を獣に噛み千切られた患者が緊急搬送され死亡する
  • 警察が介入し捜査を止められるが、鷹央は事件に興味を持ち捜査を始める
  • 刑事の成瀬・桜井と腹の探り合いをし情報を引き出すことに
  • まずは自分から提供すると言い、切断した犯人はティラノサウルスだと断定する

【天久鷹央の推理カルテ1話の感想】

  • 1話目から引き込まれる展開で、キャラクターの個性が分かりやすい
  • 鷹央の変人ぶりと有能さが際立っている
  • 主要人物3人の関係性や個性が理解できる作りで良い
  • 鴻ノ池は今のところ苦手なキャラ
  • 青い血と獣に食いちぎられた足というインパクトは最高
  • 物語に無駄がなく、伏線回収がしっかりしている印象
  • 1話完結ではなく、複数話をまたいで事件を解決していくスタイルかも

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この記事を書いた人

僕が気になって読んだ・見た作品のあらすじや感想をネタバレ有で紹介していきます。完全なインドア派で、暇があればいろんな作品を見たり読んだりしています。

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