【天久鷹央の推理カルテ】6話のあらすじと感想・考察・見どころ解説~炎の終幕~

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【天久鷹央の推理カルテ】6話のあらすじと感想・考察・見どころ解説~炎の終幕~

今回は『天久鷹央の推理カルテ』6話の炎の終幕(ほのおの終幕)のあらすじや感想、考察、見どころなどを解説していきます。

ついに蘆屋炎蔵(あしやえんぞう)の呪いが全て解決する6話。今回も見どころたっぷりで面白かったです。

前半はこれまでの振り返りやあらすじ、見どころなどをまとめていくので、これから視聴する方にも楽しんでいただけると思います。後半は、視聴した感想や考察をしていきますので若干のネタバレが入ります。

それで、天久鷹央の推理カルテ6話のあらすじや感想をまとめていきます。

天久鷹央の推理カルテ5話のあらすじと感想・考察はこちら
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目次

天久鷹央の推理カルテ6話のあらすじ・登場人物・見どころ

まずはこれまでの振り返りや6話の登場人物を整理した上で、あらすじと見どころをご紹介していきます。

  • これまでの振り返り
  • 6話の主な登場人物
  • 6話のあらすじ
  • 納得のラスト!

これまでの振り返り

蘆屋炎蔵の呪いはクリプトコッカスによるものと思われたが、倉本准教授が焼死体となったことで再び調査が始まり、警察の捜査も入ることとなった。

鷹央が人体発火について頭を悩ませる中、碇教授の遺体が葬式中に発火させられてしまう。また、小鳥遊は何者かによる脅迫状を受け取ることに。蘆屋雄太の癖を思い出した小鳥遊は、たまたま一緒にいた鴻ノ池の協力を得ることで、雄太の逮捕に成功する。

これで事件解決かに思われたが、雄太は小鳥遊への脅迫に関する罪を認めたものの、そのほかの罪は否認し蘆屋炎蔵の呪いだと供述した。

そんな中、室田教授が緊急搬送され、鷹央と小鳥遊の眼前で自然発火し焼死した。

6話の主な登場人物

天医会総合病院

・天久鷹央(あめくたかお CV:佐倉綾音)
主人公。天医会総合病院の副院長であり、統括診断部の部長。好奇心旺盛で気になることは調べないと気が済まない。ついに人体発火の謎を解明する。

・小鳥遊優(たかなしゆう CV:小野賢章)
統括診断部で鷹央の下で働く内科医。愛称は”ことり先生”。鷹央に振り回される形で、さまざまなことを手伝っている。機転を利かせ蘆屋雄太の逮捕に成功する。

・鴻ノ池舞(こうのいけまい CV:石見舞菜香)
天医会総合病院に勤める1年目の研修医。社交的でコミュニケーション能力が高く、先輩の懐に入るのが上手い。浮かない顔をする小鳥遊を元気づけようとし、事件に巻き込まれることに。

警察

・成瀬隆哉(なるせりゅうや CV:諏訪部順一)
田無署の刑事。鷹央が事件に関わってくることを嫌っている。

・桜井公康(さくらいきみやす CV: 平田広明)
警視庁捜査一課の刑事。鷹央と交渉するなど、事件解決のために柔軟な姿勢を見せている。

事件関係者

・室田宗治(むろたむねはる)
翠明大学日本史学科の教授。平安時代の陰陽師に詳しく、蘆屋道満(あしやどうまん)の研究を行う。道満の血縁者、もしくは弟子である蘆屋炎蔵(あしやえんぞう)の墓を見つけ調査することに。

・室田春香(むろたはるか)
室田教授の娘。母が亡くなってから、室田教授の身の回りの世話をするために帰省する。

・加賀谷(かがや)
室田教授の助手。6話で初めて名前が呼ばれる。

6話のあらすじ

蘆屋雄太の逮捕でも事件は解決せず、嘔吐と寒さを訴えた室田教授が緊急搬送される。治療を開始しようとしたその時、室田教授の上半身が発火し焼死する。

目の前で室田教授の死を目にした室田春香は、動揺し病室に運ばれる。

鷹央は自宅にこもり人体発火の謎を調べていた。謎が解けず頭を抱えていると、桜井から小鳥遊に電話が入る。電話を替わった鷹央は、依頼していた室田教授の母子の通院歴を確認する。

室田教授の血液があれば…とぼやく鷹央に、鴻ノ池が血液なら私が採取しました!と声をかける。

納得のラスト!

3部作の完結編でしたが、全て納得できる終わり方でした!

相変わらず無駄な話がなく、すべてがなぞ解明につながっている点は流石だなと感心してしまいます。

6話まるまると言っていいほど、ほとんどが解決パートになっていたため、謎自体もしっかり楽しむことができましたし、鷹央と小鳥遊の熱い連係プレーも見ることができます!!

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天久鷹央の推理カルテ6話の感想と考察

それでは、6話の感想や考察をしていきます。今回は完結編なので、かなりネタバレ要素を含んでしまって今うので、ご注意ください。

  • 無駄な登場人物が一人もいないのは流石
  • かませと黒幕のバランスも良かった
  • 鷹央と小鳥遊の連携は最高だった
  • 事件の時系列メモ

無駄な登場人物が一人もいないのは流石

4話から登場している主要キャラクター全てに役割がありました。

これだけ構成がしっかりしていると、今後は犯人の予想が大方ついてしまう気もしますが、見ていて全くストレスを感じません。

そして、毎度同じ感想になってしまいますが、助手の加賀谷が怪しいと思わせておいて、春香が真犯人と示すまでの流れもきれいでした。一番怪しく見える人物が犯人になることはなく、謎のミスリードではなく、しっかり事件に絡んでいる点も含めて素晴らしいです。

かませと黒幕のバランスも良かった

春香・加賀谷・雄太の3人が犯人役となり、人体発火の犯人である春香を上手く隠していたと思います。

1つ1つの事件はシンプルで単純だからこそ、謎解きに違和感がなかったのもよかったです。変に手の込んだものになってしまうと、リアリティがどんどん失われていってしまうと思いますが、今回の3部作はとても現実味を感じました。

そして、シンプルな事件であっても4つ重なれば複雑になり、事件の進展とともに新たな発見があるという展開もとてもよかったです。

一般的にはまとめて解決していくものが多いと思いますが、今回のように1つ1つ解決していき、最後に全体がつながるというスタイルも良いなと感じました。

鷹央と小鳥遊の連携は最高だった

鷹央と小鳥遊の連携は、いわゆる胸キュンの展開でした!

鴻ノ池がいじるのも頷けますw

火事になったとたん、鷹央を突き飛ばし安全を確保する小鳥遊も良かったですし、出口が崩れ絶体絶命になったところに鷹央が戻ってくる演出も最高でした!

春香への説得もそれぞれ個性が出ており、よくあるきれいごとの説得ではなく、納得できるだけの推論を交えた説得も良かったです。とはいえ、とりあえず外に出ろよとはずっと思っていましたw

鴻ノ池のリアクションはありませんでした、車を失いバイクの弁償をすることになった小鳥遊は大丈夫だったんでしょうか。。。

推理できなかったのは悔しかった

犯人の春香については、登場時に教授と目を合わせない、どことなく目が虚ろに見えた、という違和感を確かに覚えていたため、推理できなかったのはかなり悔しかったです。

鷹央と小鳥遊のリアクションがなく、小鳥遊に至っては微笑ましい顔までしていたので、絵のタッチの問題だと思ってスルーしてしまいました。。。

この作品では、こうした反省を何度もしていますが、自分が違和感を覚えたシーンは、必ず事件につながっていると改めて肝に銘じることにします。

事件の時系列メモ

ついに蘆屋炎蔵の呪いが解決しました!

・火焔の凶器事件

日時起こったこと
2024年10月19日(土)お昼ごろ室田教授の話を聞く
2024年10月19日(土)16時40分小鳥遊・倉本准教授を連れ洞窟へ向かう
2024年10月19日(土)夕方~夜ごろ洞窟の検査→クリプトコッカスを確認
2024年10月19日(土)夜墨田先生と碇教授を訪ね医療保護入院に

・紅蓮の呪術師事件

日時起こったこと
2024年10月28日(月)深夜倉本准教授が焼死する
2024年10月29日(火)夕方ごろ現場検証中、碇教授が亡くなる
2024年10月30日(水)夜碇教授の告別式で、死体発火が起こる
2024年10月31日(木)夜桜井と成瀬が発火時の様子を聞きに来る
2024年10月31日(木)夜小鳥遊に犯行予告が届き車を爆破される
2024年10月31日(木)夜蘆屋雄太を罠にかけ捕まえる
2024年10月31日(木)夜蘆屋雄太を罠にかけ捕まえる

・炎の終幕事件

日時起こったこと
2024年11月1日(金)夜室田教授が緊急搬送される
2024年11月1日(金)夜鷹央と小鳥遊の目の前で自然発火が起こる
2024年11月2日(土)朝~昼ごろ春香が悪夢を見て目覚める
2024年11月2日(土)14時20分全てのピースが揃い鷹央が診断に出かける
2024年11月2日(土)夕方ごろ蔵を燃やそうとする加賀谷を問いただす
2024年11月2日(土)夕方ごろ真犯人の春香を問いただす
2024年11月2日(土)夕方ごろ春香が蔵に火をつける
2024年11月2日(土)夜春香と加賀谷が逮捕される

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6話炎の終幕の事件概要と蘆屋炎蔵の呪いの全て

6話の内容を整理しつつ、蘆屋炎蔵の呪いを振り返っていきます。

  • 室田教授と碇教授の病気
  • 小鳥遊先生への脅迫
  • 碇教授の遺体爆破
  • 倉本准教授と室田教授の人体発火

室田教授と碇教授の病気

蘆屋炎蔵の墓に生息していたクリプトコッカスというカビの一種が原因。

免疫が落ちていると病気になりやすく、視聴者目線でも原因が分かりやすかった。

小鳥遊先生への脅迫

蘆屋雄太が犯人。

小鳥遊に突き飛ばされたことの逆恨みで脅迫状を出し、車を爆破させた。

車の爆発はやりすぎで、殺人未遂で重い刑になりそう。。。この事件も見ていて分かりやすかった。

碇教授の遺体爆破

犯人は加賀谷。

このミスリードは見事に騙された。発火装置を見つけさせることが狙いだった、というのは推理したかった。悔しい!

倉本准教授と室田教授の人体発火

犯人は室田春香。

倉本准教授は不運な事故死だったが、そのきっかけは春香が作ってしまっていた。室田教授は、黄リンを飲ませるという強硬手段を取っており、毒による死を狙ったが、偶発的に人体発火も発生した。

黄リンの毒性や発火点が低いことは全く知らなかったため仕方ないが、DVについては登場時の春香のリアクションで推測できたはずなので、こちらも悔しかった。

また、黄リンについては知識のある人であれば4話終盤の倉本准教授のセリフや、5話冒頭の蔵の中の様子から謎解きできたと思うので、謎解きできた人も一定数いたのでは?

天久鷹央の推理カルテ6話のあらすじと感想・考察・見どころまとめ

  • これまでの振り返り
    • 蘆屋炎蔵の呪いはクリプトコッカスによるものと思われた
    • 倉本准教授が焼死体となったことで警察の捜査も入ることになった
    • 碇教授の遺体が葬式中に時限装置で発火した
    • 小鳥遊は蘆屋雄太を嵌めて、逮捕に成功
    • しかし、雄太は小鳥遊への脅迫に関する罪を認めたものの、そのほかの罪は否認
    • 室田教授が緊急搬送され、鷹央と小鳥遊の眼前で自然発火し焼死
  • 6話のあらすじ
    • 目の前で室田教授の死を目にした室田春香は、動揺し病室に運ばれる
    • 鷹央は自宅にこもり人体発火の謎を調べていた
    • 鷹央は、依頼していた室田教授の母子の通院歴を確認
    • 鴻ノ池が室田教授の血液を採取していたことを知る
  • 6話の見どころ
    • 鷹央と小鳥遊の熱い連係プレー
    • 無駄な話がなく、すべてがなぞ解明につながっている
  • 感想と考察
    • 4話から登場している主要キャラクター全てに役割があった
    • 春香・加賀谷・雄太の3人が犯人役となり、人体発火の犯人である春香を上手く隠していた
    • 鷹央と小鳥遊の連携は、いわゆる胸キュンの展開で良かった
    • 春香への説得も納得できるだけの推論を交えたもので説得力があった
    • 犯人の春香については違和感を覚えていたのにスルーしたのが悔やまれる
    • 違和感を覚えたシーンは、必ず事件につながっていると改めて肝に銘じる

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この記事を書いた人

僕が気になって読んだ・見た作品のあらすじや感想をネタバレ有で紹介していきます。完全なインドア派で、暇があればいろんな作品を見たり読んだりしています。

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