天久鷹央の推理カルテのエピソード3も引き続き面白かったです!
青い血と竜の牙事件?から僅か3日後。精神科病棟に入院することになった少女は、呪いの動画を見たことが原因で、飛び込み自殺を図ることに…
という物語で、事件の題材から良かったです。何となくガリレオを思い出すような展開で、現役の医師の先生だからこそ書ける物語なんだろうなと感じます。
そんな天久鷹央の推理カルテ3話のあらすじや感想をネタバレありで振り返っていきます。
天久鷹央の推理カルテ3話のネタバレありのあらすじと登場人物
3話の主な登場人物と前回の振り返りをした後、ネタバレありでエピソード3を振り返っていきます。
- 3話の主な登場人物
- 前回までの振り返り
- 3話のネタバレありのあらすじ
3話の主な登場人物
天医会総合病院
・天久鷹央(あめくたかお CV:佐倉綾音)
主人公。天医会総合病院の副院長であり、統括診断部の部長。好奇心旺盛で気になることは調べないと気が済まない。今回も呪いの動画という面白そうな話に食いつくことに。
・小鳥遊優(たかなしゆう CV:小野賢章)
統括診断部で鷹央の下で働く内科医。愛称は”ことり先生”。鷹央に振り回される形で、さまざまなことを手伝っている。鷹央を尊敬しており、姉の真鶴のことが気になっている?
・鴻ノ池舞(こうのいけまい CV:石見舞菜香)
天医会総合病院に勤める1年目の研修医。精神科での研修が始まり、今回の患者に統括診断部の存在を知らせることに。
・墨田淳子(すみだじゅんこ CV: 沢城みゆき)
天医会総合病院の精神科部長で、鷹央の元指導医。鷹央が研修医の時、墨田に無断で患者の治療内容を変更したため、精神科を出禁にした。
・天久真鶴(あめくまづる CV: 水樹奈々)
天医会総合病院の事務長で、鷹央の姉。自由奔放な鷹央を心配し、母のような一面も見せる。
事件関係者
・木村真冬(きむらまふゆ)
受験を控えた女子高生。呪いの動画を見て、線路に飛び込むことに。
・木村真夏(きむらまなつ)
真冬の双子の姉。呪いの動画を見ようと誘ってしまったため、事故が起き自分を責めることに。
前回までの振り返り
左足を食いちぎられ、血液が青色の急患が死亡し、刑事事件に。不思議な状況に興味を持った鷹央は、院長や刑事の忠告も気にせず事件を調査することに。
青色の血液=メトヘモグロビン血症、左足をティラノサウルスで切断=銃創を隠すため、と見事推理し、事件を解決に導く。しかし、自宅に戻ると、事務長である姉に勝手に行動したことを注意されてしまう。
3話のネタバレありのあらすじ
学校帰り、ホームで電車を待つ真冬と真夏は、真夏の提案で呪いの動画を見ることに。乗り気でない真冬がしぶしぶ動画を見ると、獣の声が聞こえ、無意識のうちに歩き出し、線路に飛び出してしまう。
翌日、精神科部長の墨田が検査の結果を伝えるものの、呪いの動画は関係ないと言い切られてしまう。納得できない真夏は、統括診断部に相談することに。
興味を持った鷹央が真冬に話を聞きに行くと、回診にきた墨田と遭遇してしまう。精神科を出禁になっていたため、鷹央は締め出されてしまう。しぶしぶ自室兼医局に戻り、小鳥遊(ことり)と呪いの動画を見ることに。
それはいわゆるサブリミナル映像であり、音声もなく悩んでいると、真夏が緊急搬送されてくる。本人の要望で統括診断部に連絡が入ると、真夏も呪いの動画を見て自殺未遂をしたことが知らされる。
真相が分かった鷹央は、小鳥遊に関係者を集めるよう指示する。2人はてんかん発作を起こし、歩行自動症が起こったことが明かされる。診断後、墨田と鷹央の因縁も明らかになる。また、小鳥遊は真鶴から鷹央のことで謝罪され、これからもよろしくと頼まれる。
3話で解決した事件の詳細
搬送された患者と理由
・呪いの動画を見た双子の女子高生が自殺未遂で搬送される
└真冬:線路に飛び降りる
└真夏:階段から落ちる
2人が自殺未遂と思われる行動をとった理由
・光刺激によるてんかん発作が原因
・てんかん発作によって生じた歩行自動症が転落の原因
→無意識に体が動いてしまうことを自動症といい、無意識に歩いてしまうことを歩行自動症という
症状が同時に発生しなかった理由
真冬と真夏は強いストレスと光刺激が引き金となったため、
真夏が真冬と動画を見た時は、真夏は強いストレスにさらされていなかったため
てんかん発作とは
意識を失って起こす痙攣や脱力、幻覚、幻聴などの症状を起こす神経疾患。
一卵性双生児の場合、どちらかがてんかん発作を患っているともう一人も患っている可能性が高い。
天久鷹央の推理カルテ3話のネタバレと感想
3話も引き続き面白かったです!
なんといってもテンポが良く、時系列や会話も無駄がなく分かりやすいです。
真夏が搬送されてきた時は、ここからもうひと展開あって終わるのか?と不安になりましたが、杞憂に終わりました。
また、本編以外のやり取りや会話もすばらしく、見ていて恥ずかしくなるような表現や、ギャグ展開もなく、安心してみていられるのも良いですね。
今回は感想メインになりますが、3話で気になったことをまとめていきます。
- 事件と時系列が分かるのがいい
- 女子高生姿は無理があった
- “この病気私が診断を下してやろう”にも慣れてきた
- 墨田先生との因縁はまた見たい
- 小鳥遊は真鶴が好き!?
- 事件の時系列メモ
事件と時系列が分かるのがいい
もっと大きな役割を担っているかもしれませんが、日時が明確に示されることで、鷹央と小鳥遊がどんな生活をしているのかが分かり、より作品に入りこむことができます。
今回の事件も、青い血と竜の牙事件解決の2日後の月曜日に発生し、鷹央たちは火曜日に巻き込まれる形になります。つまり、土曜日の深夜からジュラシックパークの映画を見て酒を飲み、日曜休み?を挟み、通常業務に戻った翌日に3話の事件を調べることになります。
こう考えると、鷹央たちの生活が想像でき、天医会総合病院における統括診断部の重要性も理解でき、日付が分かるのは良いことだと感じています。
女子高生姿は無理があった
女子高生みたいな鷹央ですが、やはり女子高生姿をすると無理がありましたw
髪を束ねていたこと、目力も大きいですが、個人的には鷹央が現役の時に着ていた制服を着せたことが、違和感の原因だと思っています。(制服については推測ですが…)
この辺は27歳らしい一面が見れてよかったですし、作画や設定の良さが光っていたと思います。
“この病気私が診断を下してやろう”にも慣れてきた
2話で「この病気(ナゾ)私が診断を下してやろう」を聞いた時は、少しゾクッとしてしまいましたが、早くも慣れた気がします。勝手にですが、ガリレオの湯川先生と重ねてしまっていた部分もあるので、こういう決め台詞があるのに驚いたのも大きいです。
2話の時は、殺人事件に巻き込まれていたので病気と書いてナゾと読ませるのは少し微妙な気がしましたが、3話はがっつり病気の話だったので違和感なく見れました。
そう考えると、1.2話の時も病気や外傷の観点からナゾを解いていく話だったので、僕の思い込みが原因だった気がします。
墨田先生との因縁はまた見たい
墨田先生は、ちょうどいいキャラだと思いました。
作品上では五月蠅く、邪魔で、能力の低い先生みたいなポジションかもしれませんが、患者さんとの向き合い方や話し方などはリアルに感じるため、天久鷹央が特別で変わっているという印象を引き立ててくれるように感じました。
できれば、鷹央と協力して診断する様子をみてみたいです!
小鳥遊は真鶴が好き!?
2話の最後のシーンで、真鶴さん呼びする小鳥遊のテンションが上がったように思いましたが、今回も同じようにテンションが高かった気がします。
これは意図的なものだと思うので、真鶴のことを好きなんだと思います。ただそうなると、鷹央と付き合っているのでは?という鴻ノ池とのやり取りのときにもっと拒否してもいいと思うので、まだ勘違いかもしれません。
実際、鷹央のことを頼まれる描写では、尊敬や信頼のようなものも表現されていたので、まだどっちつかずな気がします。
事件の時系列メモ
3話は驚くことに1日で解決してしまいました!
・青い血と竜の牙事件
日時 | 起こったこと |
2024年8月23日(金)17時41分ごろ | 鷹央登場 |
2024年8月23日(金)18時00分ごろ | 熊手搬送 |
2024年8月24日(土)19時14分 | 鷹央・ことり現場付近到着 |
2024年8月24日(土)21時17分 | ファミレスで会話 |
2024年8月24日(土)22時00分ごろ | 蜂須賀と会話 |
2024年8月24日(土)23時~0時ごろ | 蜂須賀を逮捕 |
・閃光の中へ事件
日時 | 起こったこと |
2024年8月26日(月)夕方ごろ | 真冬が線路に落ちる |
2024年8月27日(火)お昼ごろ | 真夏から統括診断部に相談がある |
2024年8月27日(火)お昼~夕方ごろ | 真冬に改めて話を聞く |
2024年8月28日(火)夜 | 真夏が緊急搬送される |
2024年8月28日(火)夜 | てんかんと診断する |
天久鷹央の推理カルテ3話のネタバレと総括
3話もめちゃくちゃよかったです!
4話からU-NEXTで見るので、数日後に見れて少し得した気分です。
次は村の祟り系の話かな?と思うので、楽しみに待ちたいと思います。
天久鷹央の推理カルテ3話のあらすじ
- 真冬が呪いの動画を見た後、線路に飛び込み自殺を図る
- 精神科部長の墨田は、動画と事件の関連性を否定
- 真冬の双子の姉である真夏は統括診断部に相談する
- 鷹央は興味を持ち話を聞きに行くも、墨田に締め出される
- 鷹央と小鳥遊は動画を確認し、単なるサブリミナル映像であり謎が深まる
- 真夏が緊急搬送されたことで一気に解決に向かう
- 二人はてんかん発作と歩行自動症を起こしたことが判明
- 鷹央と墨田の因縁も明かされる
天久鷹央の推理カルテ3話の感想
- 引き続きテンポが良く、無駄のないストーリー展開
- 時系列が明確なため、鷹央たちの生活が想像しやすく没入感が増す
- 鷹央の女子高生姿には無理があった
- 「この病気(ナゾ)私が診断を下してやろう」にも慣れてきた
- 墨田先生のキャラクターは、鷹央の特異性を引き立てる良い役割を果たしていた
- 小鳥遊が真鶴に好意を寄せているかも
天久鷹央の推理カルテのあらすじ・感想・ネタバレ一覧