今回は『チ』25話のあらすじや感想、考察、見どころなどを解説していきます。
ついに最終回を迎えました!
スッキリしたような、そうでないような、、、なんとも言えない気分になりマシが、いつもどおり前半はこれまでの振り返りや25話のあらすじ、見どころをご紹介していきます。後半では、ネタバレを最小限にしつつ25話の感想や考察をしていきます。
チ25話のあらすじ・登場人物・見どころ
まずは、前回までの流れや25話のあらすじを整理した上で、見どころをご紹介していきます。
- これまでの振り返り
- 25話の主な登場人物
- 25話のあらすじ
- 最後まで見届けてほしい
これまでの振り返り
ドゥラカ・アントニ・ノヴァクの悲劇から間もなく、ポーランド王国で働くアルベルトは、親方から大学に行かないか?と提案を受ける。
幼いころの経験をきっかけに、学問に嫌気がさしていたアルベルトはその提案を断ることに。
いつも通り親方の元で働いていたある日、教会にパンを届ける仕事を任されたアルベルトは、そこで不思議な神父と出会う。
神父の言葉に乗せられ学問に嫌気がさした理由を語り始めるアルベルトだったが、ラファウと接点があったことが分かる。
24話の主な登場人物
地動説派
・ラファウ
アルベルトの家庭教師をしており、アルベルトの思い出の中で登場する。
ポーランド王国 都市部の住民
・親方
パン屋を経営している。
・アルベルト・ブルゼフスキ
親方の世話になっており、天文に興味があった過去がある。出身地を言えないような経験をしている。勉強が好きなはずだが、何かをきっかけに学問にのめり込むことに否定的になる。
教会
・謎の神父
パンの配達を頼まれたアルベルトが訪れた教会の神父。
25話のあらすじ
ラファウから学術系サロンに誘われた少年期のアルベルト。
そこでは、年齢や性別、宗教など関係なくさまざまな主張が交わされていた。アルベルトもラファウから認められたことで、その会に参加することに。

しかし、その会に出席したことをきっかけに、大きなトラブルに巻き込まれることに。。。
神父に悩みを打ち明けたアルベルトは、少し前向きに生きてみようと考え方が変わっていく。そこで見た星空は以前のような輝きを取り戻していた。

最後まで見届けてほしい
正直、誰もが納得するハッピーエンドと言う終わり方ではなかったです。。。
不満を感じる人もいれば、「チ」らしい終わり方だと妙に腑に落ちる人もいるはずです。そのくらい、賛否の分かれるラストだったと思います。
ただ、物語のテーマや世界観は一貫しており、視聴者の想像欲を刺激するような、余白を残した話がいくつもありました。
「チ」の完結だけでなく、その余白を楽しむためにも、ぜひ観てほしい作品です!
チ25話の感想と考察
ここからは、25話を見た感想や考察をまとめていきます。
最終回ではありますが、いろいろと考えさせられる終わり方だったので、考察多めになります。
- 好きな終わり方ではなかった
- 神父はクラボフスキの友人
- ラファウは生きていた
好きな終わり方ではなかった
まず、予想通り、僕の好きな終わり方ではありませんでした。
僕が無知なだけで、実際には登場人物が史実をベースにしているなら、この意見は的外れかもしれませんが、そうとは思えなかったため、その前提で感想をまとめます。
フィクションであっても、歴史観や価値観を踏まえて史実に則った結末を描くのは、決して悪いことではないと思っています。むしろ、バッドエンドと思えるような終わり方や、史実をベースにした物語なら、その方が自然なケースも多いでしょう。
ただ、感情移入して追いかけ続けた主人公や物語が、「報われることのなかった名もなき人々の喜びと苦悩を描いたものだった」と言われているように感じてしまうため、今回のように先人への敬意を重んじた結末には、どうしても納得しきれない部分があります。
現実ではコペルニクスが発見したことになっていますが、この世界線ではフィクションの人物が発見するという展開でも良かったのではないでしょうか?
とはいえ、不満がたらたらという終わり方ではなく、これはこれで良いまとまり方だったとも思っています。
「地球の運動について」という本のタイトルがアルベルトの耳に入り、地動説の可能性を知る。そんな形で想いのつながりが描かれていましたし、次に詳しく書く神父とクラボフスキの関係を頭の中で補完すれば、より強いつながりを感じられます。
少し脱線しますが、調べてみるとアルベルトは実在した人物であり、コペルニクスとの関係も史実通りだったようです。そのため、アルベルトが登場した23話の時点で、このラストを予想できた人も多かったのではないでしょうか?
神父はクラボフスキの友人
結局、クラボフスキは最後まで登場しませんでしたが、おそらく神父が語っていた友人こそが彼なのでしょう。
この作品は場当たり的に描かれるタイプではなく、事前にしっかり練られたタイプの物語だと思います。そのため、クラボフスキが単にオクジーの本を書き上げただけというのは、少し違和感があります。
そう考えると、アルベルトが大学へ行く決意を固める際に背中を押した神父に対し、クラボフスキが何らかの影響を与えていたと解釈する方が自然です。
彼の犯した罪の内容は明言されませんでしたが、地動説に関する本を書くことは、当時の宇宙論を根底から覆しかねない行為であり、十分に重い罪だったはずです。
その罪を犯したクラボフスキを救えなかった後悔があったからこそ、神父は画期的だった個室の告解室を作り、その結果、アルベルトの背中を押すことができた。そう考えると、少し救われる気がします。
また、これも明言はされませんでしたが、パン屋の親方がアルベルトの帰りが遅いことを気にしなかったり、大学進学を決めた際に驚かなかったことを考えると、彼は意図的に神父とアルベルトを引き合わせたのかもしれません。
つまり、登場人物の誰が欠けてもアルベルトが天動説に疑問を抱くことはなかったと言え、まさに“意思が紡がれた”物語だったのだと思います。
そして、死の直前に見た空の景色がラファウ→ドゥラカに進むにつれ朝になっていき、アルベルトが見た太陽が昇り切る前だったことを考えると、コペルニクスは太陽が昇り切った時に地動説を公表できたのかもしれません。
地動説が日の目を見るまでの物語だと捉えることもできる終わり方も良かったです。
ラファウは生きていた
根拠は次の2つです。
- ラファウの磔(はりつけ)シーンが描かれた
- 時系列が合わない
まず根拠の薄い磔シーンですが、ラファウは磔になる頃には毒によって死んでいました。しかし、回想シーンではしっかり星空を見上げています。これは、毒で死んでいたラファウではないと考えられます。
次に、強い根拠として時系列が挙げられます。
改めて時系列を考えると12歳のラファウが、アルベルトの家庭教師をするのはどうやっても不可能です。というのも、ラファウが死んでから30年以上経過しており、アルベルトの年齢が合わないからです。
時系列で考えると、ラファウがアルベルトに勉強を教えていたのは20代前半になり、バデーニたちの死から数年後が自然です。

一応、ポーランド王国での物語がヨレンタたちの物語より前の出来事であり、通りを歩いていたアルベルトが35歳~40歳程度であれば時系列は合います。

ただ、この場合ラファウの身長や話し方、アルベルトの父を殺したという事実と矛盾するため、この可能性はほぼ0と言っていいでしょう。
あとは、他人の空似パターンですが、あそこまで一致しているとこの説も苦しいものがあります。
つまり、仮説①の時系列が正しく、ラファウは何らかの方法で生きていたが、結局は死んでしまったと考える方が一番自然です。
チ25話のあらすじと感想・考察・見どころまとめ
- これまでの振り返り
- 3人の悲劇から間もなく、アルベルトは親方からの提案を断る
- 幼いころの経験から学問に嫌気がさしていた
- パンを教会に届ける仕事で、アルベルトはある神父と出会う
- 神父に学問嫌いの理由を語る中で、アルベルトとラファウに接点があったことがわかる
- 25話の主な登場人物
- ラファウ: アルベルトの家庭教師で、アルベルトの思い出の中に登場する
- 親方: パン屋を経営している
- アルベルト・ブルゼフスキ: 親方の世話になっており、天文に興味があった過去がある
- 謎の神父:パンの配達を頼まれたアルベルトが訪れた教会の神父
- 25話のあらすじ
- 少年期のアルベルトはラファウから学術系サロンに誘われる
- サロンでは年齢や性別、宗教に関わらず様々な主張が交わされていた
- アルベルトはサロンに出席したことがきっかけで、大きなトラブルに巻き込まれる
- 神父に悩みを打ち明けたアルベルトは、前向きに生きようと考え方が変わる
- 25話の見どころ
- ついに最終回!賛否が分かれそうなラスト
- 最後まで見届けてほしい
- 誰もが納得するハッピーエンドではない
- 物語のテーマや世界観は一貫している
- 視聴者の想像欲を刺激するような余白がある
- 感想と考察
- 予想通り好きな終わり方ではなかった
- 感情移入した主人公や物語が名もなき人々の話と集約されるのはすきではない
- とはいえ、良いまとまり方だったとも思う
- 想いのつながりも描かれていた良かった
- 神父はおそらくクラボフスキの友人である
- 神父が個室の告解室を作るきっかけとなっていると考えられる
- 登場人物の誰が欠けても成立せず、まさに“意思が紡がれた”物語だった
- 死の直前に見た空の景色の変化も良かった
- 磔(はりつけ)シーンと時系列で考えて、ラファウは生きていた
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