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【チ。-地球の運動について-】アニメ1話2話3話のネタバレ・あらすじ・感想

チ。-地球の運動について-1~3話ネタバレ・あらすじ・感想

ネットフリックスでたまたま見た「チ。-地球の運動について-」にドはまりしたので、その感想をまとめていこうと思います。

「チ。」のアイコンを見るとより分かりやすいのですが、文字通り「地動説」を題材にしたアニメでもともと人気漫画みたいです。

割りと序盤からネタバレが入ってしまいますので、ネタバレ後に見るのが嫌いな方は先に視聴することをおすすめします。

かなり面白いので、見て後悔することはないはずです。

(4話・5話)のネタバレ・あらすじ・感想はこちら
6話のネタバレ・あらすじ・感想はこちら
7話のネタバレ・あらすじ・感想はこちら
8話のネタバレ・あらすじ・感想はこちら
9話のネタバレ・あらすじ・感想はこちら

チ。-地球の運動について-の公式サイトはこちら

目次

チ。-地球の運動について-の概要と世界観

舞台は天動説が信じられていた15世紀のポーランド。

宇宙も含めたこの世界は、神によって創造された完璧なものとされていました。宇宙については、過去の偉人の研究などから次の2つが定説とされていました。

・宇宙にある天体は地球を中心に動いている
・地球は宇宙の底である

そしてその説に逆らう考え方が今の常識である「地動説」であり、地球が動いているというものです。この時代は地動説を信じる人を「異端」や「異端研究者」と呼び、神への冒涜行為という理由から迫害されていました。

「異端」を探す人を「異端審問官」呼び、異端を次々と捕らえていきました。一度目の逮捕では考えを改めることで釈放されるものの、二度目の逮捕では許されることはなく火あぶりに処されます。

チ。-地球の運動について-では、そんなリスクを顧みず異端となり地動説を信じる人たちの物語です。

チ。-地球の運動について-アニメ1話~3話のあらすじとネタバレ

主人公のラファウは神童と呼ばれる天才で、わずか12歳で大学に合格します。

ラファウは神学と天文学を好んでいたものの、神が想像した世界について知るには神について学ぶことが一番という考えのもと神学を学ぶつもりでいました。

ある日、古い友人という理由で父が異端として捕られていたフベルトの身元引受人になることが決まり、ラファウが迎えに行きます。

ラファウはフベルトから脅される形で「地動説」について聞くことになり、いつしか「地動説」を信じるようになり、神学ではなく天文学を専攻することを決意します。

ラファウは異端審問官に気を付けながら、地動説に没頭していきます。

チ。-地球の運動について-アニメ1話~3話の感想とネタバレ

  • アニメ1話「『地動説』、とでも呼ぼうか」のネタバレ感想
  • アニメ2話「今から、地球を動かす」のネタバレ感想
  • アニメ3話「僕は、地動説を信じます」のネタバレ感想

アニメ1話「『地動説』、とでも呼ぼうか」の感想

昔は「天動説」が信じられており、「地動説」は歓迎されていなかった。
「この世の中心は地球ではない」という考えが受け入れられなかった

という浅い知識というかうろ覚えの記憶しかありませんでしたが、1話で一気に引き込まれました。

ラファウという天才が地動説を知るまでの流れがとても綺麗で、ダメだと分かっていても引き込まれてしまう感じ、知りたいという欲が勝ってしまう描写が素晴らしかったです。

アニメ2話「今から、地球を動かす」の感想

ラファウとフベルトは、(神の作った)この世は「美しい」という価値観は一致しており、美しさを軸に対話を重ねることでラファウが地動説を信じていくという流れは、見入ってしまいました。

ただ、ラファウが腑に落ちる瞬間のフィクション感が少し強すぎるのが気になりました。さすがに、水たまりのような場所で一回転するようにこけるという演出はないのでは?そうであれば、無難に転げ落ちる感じの方がよかった気がしています。

また、フベルトの最後も感動的でした。

地動説について考えていたラファウのメモが異端審問官に見つかり、尋問されそうになった時、すぐに身代わりとなりあっけなく火あぶりにされてしまいます。

淡々と話が進んだことで、当時の異端の無力さを痛感するとともに、フベルトの表情や発言から研究者としての矜持を感じ、とても魅力的に感じました。

また、これから受け継がれていく天体のペンダントも印象的です。

アニメ3話「僕は、地動説を信じます」の感想

3話はとにかく驚きました。

異端として捕らえられたラファウがその場しのぎの嘘をつき、後がない状況で「地動説」を立証していく物語と思いきやあっけなく死んでしまいます。

ただ、その死に方はとてもカッコよく、1話で感じていた鼻につく子どもという印象はなく、一人前の研究者の雰囲気がありました。

異端としてかけられた裁判で地動説を信じると語り、大学進学だけでなく生きるという選択肢も棒に振ってしまいます。

その理由がめちゃくちゃカッコよく、自分自身の命よりフベルトが自分に託した地動説に関する書物の方が価値があると判断し、このまま死ぬ道と書類を燃やして改心したフリで生き残る道を天秤にかけた結果、死ぬ道を選択します。

その後の死に方にも知性があり、火あぶりや拷問を避けるため自ら毒を飲んで苦しまないように自害します。

そして、第一章とも言うべきラファウの物語が僅か3話で幕を閉じます。

チ。-地球の運動について-アニメ1話~3話ネタバレと総括

ラファウ・フベルトは本当にかっこよく、二人の生き様・死に様には胸を熱くさせるものがありました。

フベルトは死ぬことで魅力が増す感じもありますが、ラファウのような魅力的なキャラをたった3話で殺してしまって大丈夫か?と若干の不安はありますが、この先もしっかり楽しんでいこうと思います。

この感想を書いている時点で4話まで見ていますが、5話ないし6話まで見たら改めて感想を書いていこうと思います。

【チ。-地球の運動について-】アニメ4話5話のネタバレ・あらすじ・感想
【チ。-地球の運動について-】アニメ6話のネタバレ・あらすじ・感想
【チ。-地球の運動について-】アニメ7話のネタバレ・あらすじ・感想
【チ。-地球の運動について-】アニメ8話のネタバレ・あらすじ・感想
【チ。-地球の運動について-】アニメ9話のネタバレ・あらすじ・感想

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この記事を書いた人

僕が気になって読んだ・見た作品のあらすじや感想をネタバレ有で紹介していきます。完全なインドア派で、暇があればいろんな作品を見たり読んだりしています。

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